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それぞれのスピードで

こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。今日から2月!梅の花がちらほら咲き始め、寒いですが、春はもうすぐそこな気持ちです。

みなさんは人の「スピード」について考えたことはありますか??

以前子供はとてもゆっくりのスピードで生きていると聞いたことがあります。子供が歩いているとすると、ママのスピードは新幹線くらい速いらしいです。

ママはあれもしなきゃこれもしなきゃと焦っていますが、子供の頭の中はそこまでたくさんのことをきっと考えていませんよね。

「なんでそうなるの!!」

と言いたくなることはたくさんありますが、そんな時に思い出したいなと思うことがあります。

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それは、私たちはそれぞれ進んでいる「時間軸」が違う。ということです。同じ年齢の大人同士でももちろん違いがあると思いますが、さらに年齢が違うと時間軸ってすごくちがうんだろうな~と想像します。

話すスピード、考えるスピードも人によってさまざまです。子供には、あれもこれも教えたい、やってもらいたい。効率よくすすめてほしい。

そんな風に思うことが多くないですか?

私はそんなことばかりです。

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「なんでそうなの?」「なんでできないの?」「どう考えているの?」

ついつい子供を問い詰めてしまうこともあります。

そんな時は少し深呼吸をして、

「あ、スピードが違うんだな、仕方ないな」

と思うことにしています。そうすると少し気持ちが軽くなり、自分のスピードも少し弱まります。

新幹線にも、車にも乗らず、歩いていると様々なものを発見します。

道端の花が咲いている、虫が動いている、空がきれい、あの雲は竜みたいな形だな、あれ?どこかから晩御飯のいいにおいがする。

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車に乗って、聞きたい音楽をかけて行き急いでいるときに、そんなことはひとつも見ることができないし、感じることもできません。

子供たちの時間軸ではきっと大人が見ることのできない様々な風景を五感を使って感じ取っているのだと思います。

目的地につくために速く歩いてほしい、目的の場所にたどりつくことだけを考えてほしい、そう思いがちなのはもっぱら大人です。

でも、目的よりももっとおもしろいものを見つけたり楽しめたりするのが、子供の素敵なところなんだろうなって思います。

子供になりきることはできません。でも、子供たちの目線で、こどもたちの心に寄り添う時間もいいなって思います。

ちょっと一呼吸置きながら、子育てもゆっくりしていけたらいいなと思います。

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そんな時間が取れない時は、もう少しやることを減らすといいかなと思います。今日はこれだけできたらよしとしよう。自分と子供のの合格点をぐ~~~~っと下げましょう。

難しいですが、このことを思い出すだけでも、おすすめですよ。

今、コロナ禍になって生まれてきた赤ちゃんたちがはや1才を迎えようとしています。彼らにとっては、きっと今の世の中が「当たり前」

昨年4月に小学校に入学した1年生たちも、小学校でみんながマスクをしているのは「当たり前」

70年生きてきた人にとっては、1年は70分の1。40年の人は40分の1。1年だけ生きてきた子供には、1年は1分の1。100パーセントですね。

人のスピードの感じ方、本当にそれぞれ違うなって思います。

子供の100パーセントの人生の体験を今日、私たちは共に過ごしています。大事に大事に、豊かな時間を過ごしたいなと思います。

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