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汚部屋を戦地にする前に【夫婦の家事分担の話】

我が家の家事の分担、取り組み方を書きます


はじめに

家事の分担といえば、

Mr.夫婦喧嘩の種、
THE 夫婦喧嘩の種、
THIS IS 夫婦喧嘩の種、

といったところでしょうか。

我が家もかつては家事がまるで回っておらず、

汚部屋と化した我が家を、

妻と戦地に変えたことがあります。

しかしそのたびに、2人で家事の分担について話し合っていくうち、いくつか我が家流の家事の方針、取り組み方が出来上がってきました。

""Mrs.夫婦喧嘩の種""こと
""家事の分担""にお悩みの皆さんの参考に、

あるいは

「夫婦間の家事問題など100年前に解決してるわ、雑魚が」という

ベテラン夫婦の皆さんに

鼻で笑っていただけましたら幸いです。

方針1:係決めをしない

【家事分担の話】と謳っておきながら
恐縮ですが

夫婦間で家事を「平等に」分担するのは
難しいです。

これは

料理や洗濯、掃除といった
「メインの家事」には、

それに紐づく
「サブの家事」が無限にあるためです。

例えば、

洗濯機を回して、干すのが
「メインの家事」であるなら

洗濯の前に白モノとそれ以外を分けたり、
部屋中に散らかったハンガーを回収するのが、

「サブの家事」

(ということを誰かが家事本に書いてました)

そんなわけでたとえ、

あなたは掃除と皿洗い
わたしは洗濯とゴミ出し

と家事を係決めの如く分担したとて

「なんか向こうのほうがサブが少なくね?」

みたいな

「これって自分ばっかり家事に時間割いてね?」

的な

「平等じゃなくね?」

といったお気持ちになります。

さらにいえば、

もしも家事を種類別に分担すると、
相手の領分が明確になりますから、

相手の担当する家事をやろうという気に、
なりませんよね(私はなりませんでした)。

そうしますと

相手が家事をできない状況でも手伝わない

なんなら相手がやってないときには、
自分も同じ程度まで家事をやらなくなる

家事サボりの負の連鎖が始まるのです。

ということでまず第一に、

家事を分担する、
係決めをするのはやめよう

となりました。

方針2:家事が気持ちよくできるように

一連の家事は繋がっているということを
書きます。

たとえば皿洗い

皿洗いをする、
皿洗いというメインの家事に着手する ためには

洗ったお皿を乾かすゾーンが
スッキリと空いている必要があります

お皿乾かすゾーンが
スッキリと空いているためには

食器棚にお皿がしまいやすい
=食器が必要以上に多くない
 ガチャガチャとしていない 必要があります

つまり、

皿洗いを溜めがちなご家庭は

実のところ食器棚に皿が多すぎることが
根本的な原因になっていると
推察します(我が家はそうでした

皿が多すぎると
乾いた皿を
お皿乾かしゾーンから食器棚へスムーズに片付けられません

お皿乾かしゾーンが空かないということは
次の皿洗いが必要なとき、
必要なタイミングで着手されず

きったないお皿がシンク内に
溜まっていくことになるのです

...

皿洗いを理由に我が家を戦地に変えること

三度

この「家事の繋がり」に気づいた我が家では

まず皿の断捨離を行い、
次に皿をいつでもしまいやすく整理整頓し、
最後にお皿乾かしゾーンに皿があると気づいたらすぐにしまう、ということを習慣付けました

お皿が洗えず溜まっていると、次に料理をするときのやる気がなくなります。やる気がないばかりに料理の初動が遅れると、買っておいた冷蔵庫内の食品が終わっていき、食品をダメにすると、あぁ私はどうしようもないゴミ虫だ、フードロスゴミ虫だ、といった自責の念に駆られます。そうなれば最後。食事は全てUber eatsとなるのです

皿洗いをサボった未来

話が逸れました。

何が言いたかったかと言えば、

家事には"繋がり"があり、
初動をスムーズに出来ない仕組みのままだと
すべてのメインの家事にサボる余地が生まれる

ということです。

現在我が家ではこの考えに則り

食器棚

クローゼット

洋服タンス

収納棚

の断捨離と
整理整頓を心掛けるようにしています。

あまり面白味のない方針ですが、
これがいちばん"""効き"""ます

方針3:得意時間スタンス

あなたが得意な時間帯や活動的な時間帯を考えてみましょう。

例えば、私たち夫婦の場合は、
妻が夜型、私は朝型です。

そのため、

夜の家事は妻がメインで、
朝の家事は私が取り組む傾向にあります。

※家のルールとして明文化するほどのレベルではありません。お互いそんなイメージだよね、という認識のレベルです

前夜に妻が料理をたくさんしてくれた場合、
洗い物は翌日朝の私のルーティンに含めることとします。

このように、

お互いの得意な時間帯を考慮しながら、
なんとなく家事をやっていく、

これが方針3です。
あともうひとつです。
お付き合いください。

方針4:やらなくても良い法

時には家事をやらないことも大切です

ハハハ

特にお互い仕事で疲れていたり、予定が立て込んでいる場合は、無理をせずに家事を一時的にお休みします。

部屋が少し散らかっていても、それが健康に直接影響を与えるほどではない場合は、気にせずに過ごすことも大切です

自分たちを家事でギチギチに縛ることはやめましょう

締め

完璧を目指すことは、実際にそううまくいかないとき、自分たちを責める原因になってしまいます。しかし、家事は快適な生活を送るための手段であり、目的ではありません。家事をしなくても快適に過ごせているのであれば、夫婦としての目的は達成されているのです。

ただし、

家事を終えて整った家で過ごすことが快適だと、本当は知っているからこそ、

私たちは家事に取り組んでいるのです。

私たち夫婦と、
すべての家事に向き合う夫婦に、

結構頑張ってるよね

という、

傷の舐め合いみたいな言葉を贈ります。

結婚は人生の墓場と聞きます。

家事を通じてより良い協力関係を築き、
なるべくポップな墓場生活を過ごしましょう


おしまい



追記
家庭を戦地に変えずに済んでいるみなさんに
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