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デイサービスの収支改善!【withコロナ時代の介護経営】

前回は「コロナ特例 vol.842を使いこなす!」という内容でお伝えしました。電話対応、訪問対応も含めて一筋縄ではいきませんが、できることは何でもやりたいですね!

しかし、それでもまだまだ収支が合わないという事業者さんも多いとおもいます。そこで稼働率アップのお話ですが、今回は「デイサービスがコロナ不況を克服して稼働率を上げるためには」の続きです!

施設の「感染対策」をアピールしよう!

まずは、いまやっている感染対策を列挙してみましょう。実はたくさんのことをやっていると思いますよ。あるクライアントさんのところでも、聞き取りながら私がリスト化して見せたら「私たち、こんなにやってるんですね!」とびっくりしていました。

その対策リストと一緒に「施設の運営方針」、「利用しないことによるリスク」「施設で行っている感染予防」の3つを文章にまとめて、以下の対象者に発信するんです!

1)「ホームページ」に記載
2)「ケアマネ」にFAX
3)「利用者」にお手紙

あるデイサービスセンターでは、以下のようなタイトルで文章を作成しました。

1)新型コロナウイルスに対する当施設の考え方
2)コロナ下での各施設での受け入れ人数
3)スタッフの健康管理と感染対策
4)館内の消毒の取り組み
5)お客様への6つのお願い
6)ご家族・外部
5)ご家族・外部業者様へのお願い

ちなみに、ホームページの画面はこんな感じです!

スクリーンショット 2020-06-11 15.30.01

このように、十分に感染対策を講じていることをアピールした上で、利用を検討している方の受け入れのために、次のことを検討しましょう。

3つの「見学方法」を準備する

既存のお客様でも、感染を恐れて利用を自粛するくらいですから、新規の方が見学に二の足を踏むのは当然ですよね。そこで私は、クライアントさんには「オンライン見学(ホームページ上で動画で見ていただく)」「訪問での説明(ipadを持ち込んで、動画と画像で説明)」「限定エリアでの対応(館内の一部に限定して入室していただいて対応する」の3つの方法を確立していただくようにしました。

ちなみに、ネット上では以下の画面のように説明しています。このあとに、施設ごとの館内案内画像を掲載しています。

スクリーンショット 2020-06-11 15.42.41

ある施設の成功事例

ある千葉県内のデイサービスセンターでは、施設利用者に「濃厚接触者」がいたことが判明したため、一気に利用者数が減りました。60名定員で、通常は53〜55名ほどが利用する人気の施設でしたが、判明後は1日12〜13名ほどに落ち込んでしまったのです。4月下旬のことでした。

そこで「デイサービスがコロナ不況を克服して稼働率を上げるためには」の流れで適正利用者数を算出して50名までの受け入れを決定し、今回お伝えしたことを皆で取り組んだところ、6月上旬には51名まで回復しました。

まだ自粛中の方はいますが、新規利用希望の方も増えてきているので、今後、感染リスクが低下したと判断した段階で、以前の55〜56名の受け入れに戻していく予定です。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!


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