オッサンに対して思ったこと。
ふと思ったことをつらつらと。
通勤時かならず電車に乗るんですが同年代の男性らしき人も
視界に入ってくる。
今年で40歳になったんだけど、自分でも思うところとして食事に気遣ってるおかげか、
若い頃に描いていた40歳より若く見える(らしい)。
見た目だけでなく、昔の杵柄ではないが
いまだにオシャレするのも好きなのもあって、服装も若者っぽいと言われたりする。(個人的には自分の体形にあったファッションが一番オシャレだと思ってます)
ひげ脱毛も効果がでかい。
あと顔が童顔…(これは昔からコンプレックスでもある。)
声も男らしい声というよりは、個人的にはナヨっとした声を出すもんだからなおのこと若く見られるのかもしれない。
18で自衛隊に入って40歳くらいの人たちと一緒に仕事を教えてもらいながら訓練してたからなんだけど、
あの頃のあの人たちのような貫禄は俺の容姿から感じられない。
逆に限りなく軽い感じしかしないww
(軽い=貫禄とか威厳が感じられない って意味。)
歳をとればそれなりにでてくるもんだと思っていたけど、童顔のままなんだなあと鏡の前で感じている。
周りの人間から「うそ?!ホントに?」
弟と飲みなどに行っても「あなたが弟に見えるwww」
初対面の人からは「その歳にはみえないな!」などなど。
人間誰しもないものねだりで、俺は昔から彫が深くて男らしい声のでるやつがうらやましかった。(若いときは今より声が高くてそれこそ20代なのに学生みたいな見た目だった)
今、俺はようやくまともな…成人に見える容姿になれて、周りの人間はしっかり40代の見た目。
基本的に興味を持ったことに対して一人で好きに突き進むタイプの人間だから
同級生が結婚してようが何してようが関係なしにマイペースにやってきた。
今回はオッサンについて。
中学生の頃ファッション雑誌と出会って口とか音楽とかでアピールできなくても、服装で自己表現できるって気づいてからファッションを勉強して、
今でも着るものにはそれなりに気を使えるようになった。
おしゃれの基本は清潔感だから、それはもちろんなんだけど
サイズ感大事。
人それぞれ顔とか雰囲気に個性があるのはいいんだけど
誰もが見てカッコイイ体形ってのは昔からあんまり変わってないから体形管理も大事。
電車の中で見るオッサンたちは大体みんなくたびれて見える。
あと最近はメンズメイクとかも流行ってるとはいうものの、オッサンたちの肌は
「何がメイクだきもちわりい!」と言い出してもおかしくないくらいに
無防備。
シミ、あざ、ムダ毛、酔っ払い…あ、酔っ払いは余計かw。
ひと昔前ならそれでも「男らしさ」って点で魅力あふれてたのかもしれないけど、
今は昔みたいに男が圧倒的有利な社会ではなくなってきてるから、女からみた男性の魅力も薄れてきてるように思う。
数年前はどこぞのアンケートサイトで見たが、「男で化粧なんて気持ち悪い!」という意見もあった。
(でも今LGBTだったり、化粧男子、ジャニーズもそうだけど
そもそもTVに出てる芸能人はTV映る前に化粧してるからなあ。)
その芸能人みて「〇〇君イケメン!かっこいい!」ゆーてる人間が、
身近なオッサンがノーメイクで頑張ってるのを見て「肌汚い」とかいってるからなぁ。
てか、化粧してても化粧してなくても腹が出てたるみきったわがままボディに乗っかった脂ぎった顔は、そのままだとしても印象は悪いかな。
そう考えたらオッサンたちの中には「俺も若い時みたいに痩せててシュッとしてたら少し化粧して整える気にもなるんだけどなぁ」って人いるかもしれない。
んで、見た目もそうなんだけど、俺はそんなオッサンたちを見てて、
そんなんで人生楽しいのかなと思ってしまった。
「嫁がいて、ほかに女作る気もないから外見に気遣っててもしかたない」
「嫁はいないけどこんなんで嫁に来てくれる子なんていないから外見に気つかってても仕方ない。」
「子供にお金がかかるから俺が外見に気遣ってる場合じゃない。」
「嫁から財布を握られてるからどうにもできない。」
言い分はわかる。
俺も結婚してたからすんごいわかる。
わかるんだけど…。 はて、俺も俺でなんでこんなにオッサンのことが気になるんだろ。
俺の将来を見てるみたいで悲しかったのかもしれない。
というかどうしてそんなんで生きていけるんだろうって思ってしまったんだよな。
嫁はいたとしても財布握られてて、子供いても普段家にいないから子供たちに迫害されて、休みの日には「ちょっとは子育て協力してよ」と言われおちおち休めもしない。
子供が大きくなって親孝行してくれると思いきや、現代は引きこもりになる可能性も高い。
親孝行を望んで子育てするのもおかしな話だけどね。
子供といえど所有物ではないから、関係を割り切るべきところも出てくる。
昔は一般的だった拡大家族の形なら親兄弟からサポートも得られるかもしれないけど現代は核家族が基本。
ストレスにつぐストレス。
とてもじゃないけどおつむが悪い嫁をもらってしまった日には悩みの連鎖反応が起きるのが目に見える…ていう勝手な想像。
論理的に答えても感情的になられるとどうにもなんないから黙るしかない。
男は黙って…ね?ww
それに、子供が成人して巣立って行ったあと「実はずっと離婚したかったの。あのときあなたは○○っていってたわよね?私はずっと覚えてるんだから。傷ついた方はわすれないのよ。今でも許してないわ。子供も成人したことだし、やっとだわ。離婚してほしい」なんていうんだろうな~しらんけど。
中には幸せな家庭を作れてる人もいるでしょう。
それは俺もわかってる。
でも、俺の知り合いでそれこそTVに出てくるような絵にかいたような幸せ家族の人はいないのよねw
表ではそう見えてても、奥さんが浮気してたりね。
(これは女友達から聞いた)
うーん。
まあ、TVCMとかに出てくるような家族は現実にはなかなかないから、庶民に夢をみさせる(憧れさせる)ために作り出した幻なんだろうなあとか。
幸せは本人が感じること、日々起こる諸々のことに対して感謝できることが幸せにつながっていくんだけど
いつの間にか相手に期待しちゃって、それを得られなかったら相手のせいにしちゃったり。
そんなんだからやる気ないのかなあって。
周りの人のために生きるってことは素晴らしいことだけど、自分を犠牲にしてまで周りの人間に尽くすってことはどうなんだろうか。
美談にもなるけど、やっぱり基本的には自分が幸せで、余裕があるから周りに尽くせるんだと思うんだよな。
「当たり前だろ!俺は好きなもん食って、大好きな嫁がいて子供がいるからお前より幸せだよ!」って人。
それでもいいと思うけど、嫁さんのどこを好きなんだろう。
子供のどこを好きなんだろう。
家族を本当に好きなんだろうか。
どこかで「〇〇は独身で家庭も築けていないけど、俺はそれができてる!アイツより俺はえらい!」とかさ、誰かと比較して必死こいてないだろうか。
家庭を築くことは素晴らしいことだと思うけど、今の日本だといかんせん台所事情もいろいろ難しい。
給料あがんないのに物価ばっかり上がってるし。
結婚した1/3組が離婚してるっていうけど、すんごい納得するもん。
お金ないと難しいよ実際のところ。
こういうこと言うと「気持ちがあれば二人でやっていけるよ!」なんていう女子がいたりするけど、そういうやつに限って結婚したら頑張らないやつが大半だとおもう。
なんでそんなこと勢いでいうのかってーと「とにかく結婚したいから」だろうね。
結婚することを何かの魔法だと思ってんだきっと。
結婚=幸せ みたいな。ただ二人をしばりつけるだけの制度なのにね。
感情だけで突っ走っちゃうタイプね。
そんなん見た目がどんだけかわいくても動物と変わらん。
女性に限らず男にもいるけど、そういうやつが勢いで結婚して、気持ちだけ突っ走って
大借金とか、自殺かまして相方一人にしてる気がする。
今の結婚制度とか社会情勢の中で結婚して子供産んで余裕で幸せになれる人たちって一握りな気がする。
俺があまりに余裕があることを重視しすぎてる節は否めないけれども。
いろいろ書いてきて思ったけど、俺はあまりにもやる気がない。やる気なさすぎる。
歳とこれまでの経験のせいかなw
オッサンたち頑張ってるよ。家庭持ってるオッサンも、もってないオッサンも。
若けりゃまだパワーも柔軟性もあるけど、
金とか何かしら光るものをもってないと見向きもされないオッサンという生き物。
その生き物になりつつある。いやもうなってるかw
俺から見ても悲惨にみえるオッサン。
そういえば20代前半だったころ、
絡んできてほしくないのにちょっかい出してくるオッサンめちゃくちゃいた。
団塊の世代の人たち。
すんげえウザかったなw
当時は今の世の中みたいにパワハラって言葉がなかったから、
いびられるのが当たり前で今考えたらとんでもない環境だった。
あれって今思えばオッサンなりにさみしかったんだろうな。
というか絡み方がわからんないんだろうな。
だって今の俺がそれだし。
あ、いっとくけどさみしくはないからね?w
絡みたくなくても絡まなきゃいけないときにうまい方法わからないって点が共感できるってだけで。
自殺する人の割合も断然男の方が多いみたい。
女だったら、男より断然コミュ力あるしある程度柔軟性ももってるからかなぁ。
一番危ないのは家にこもってゲームとかアニメとかばっかり見てる二次元を相手にしてるオッサンだと思う。
現実を相手にしなくなると見た目に気を遣う必要がなくなる。
現実で会う相手に対しての思いやりとしての身だしなみに気を使えなくなる。
それを若い時に克服できれば挽回できるが、歳とってからだとブサイク、卑屈、暗い、
デブ(もしくはガリ)、コミュ力0、これらマイナス要素に「加齢臭」「体力の低下」などが追加される。
ただ現実を相手にしないのって、楽だからな~
金ない民にとっては楽に楽しみを見出せる方向。
それに実際現実より楽しいし面白い。(経験済)
けどもハマっちゃうと周りとどんどん差が開いていっちゃうんだよな…
今の世の中は情報化社会だから、いろんな情報飛び交ってるし
「いまの自分をどうにか変えたい!」「どうにかしないと人生かわらない!」つって
奮起するのはすばらしいんだけど
遺伝的能力やら、身長の高さやら、イケメン度やら、
どんな親から生まれて、どれだけ経済的余裕をもって育ててもらえるかなんてのは
選べないから
壁にぶつかるとついついそのせいにしてしまう。
辺に地位をもっちゃったり、
安定した収入を得られるようになるとそれを守ろうと必死になってしまう。
もうぜーーーんぶわかりみ深い。
人間は現状維持の本能があるんだもん、みんなそう。
ブラック企業に勤めてても、安定した職場に勤めてても簡単にやめれなくなったりするのは現状が変わってしまうのが怖いから。
「とりあえず生きてるからこのままで…」
あーーもうすんごいわかる。
現状を維持するための言い訳がすんごいでてくるのよね。
でも挑戦しないことは、あきらめていることなんだよな。
成功の反対は失敗じゃなくて、挑戦しないこと。
よく成功者が言ってるわ。うん。
歳とってある程度地位が確立してくるとその地位を揺るがす恐れのあることにビクビクするようになる。
偉そうにしちゃうのも、少しでも見下されたら軽くあしらわれそうで怖いからじゃなかろうか。
最近気づいたことがあるんだけど、
見えないもの(神様だったり、仏様だったり、そういった普遍的なもの)を信じられない人間は、人やペットや金や社会的地位やモノに縛られる。
見えるものしか信じられないんだから当然の話。
ニーチェ哲学から神は死んだって言葉があるとおり、
神はいないと思う。そんなんいたらむごたらしいレイプ殺人だとか、人種差別から起きたアウシュビッツの出来事なんて起こりえない。
いたとしてもそんなん見過ごす神様ってどんなんだよ?
俺は信じたくねえわw
だから神様なんて信じなくていい。(と俺は思ってる。)
俺の両親は新興宗教入ってて、自分の意見を尊重できないからか周りに流されるまま生きてた。
ついでに物心つくときから洗脳されてた。
「どんなときも神様がついてるから、困ったときは神様に祈願しなさい。そしたら必ずいい方向に導いてくれるから」
そのままの俺を認めてもらえず、理想の社会人にさせるべく育てられた俺は甘やかしてもらえることなんてなかった。
ただ親にはよく見られたいから言われたとおりに従った。
で…どうなったかって、反論する手段を持たないから
(経典に「抵抗したらいじめてるやつと同じになってしまう」…みたいな教えがあったもんで。)いじめにつぐいじめ…からの~迫害ですなw
ってことでやはり神様はいません!はいww
…でも言葉の力ってすごくてね。
人間って「ある」ものしか認識できないらしい。
「自信がない」「勇気がない」「僕にはできない」「仕方がない」「わからない」…
ないもののこと考えると、脳が認識できないからずーとそれ探しちゃう。
「自信どこにあるかなー」
「勇気どこにいけばみつかるかなー」
「誰ならできるんだろな」
「どやったらできるかな」
「どこでわかるんだろ」
そうなると、目に映る情報の中にそれらしき情報、たとえば
「これであなたも自信がもてる!」
「〇〇の勇気の根本はここにあった!」
「〇〇が偉業を成し遂げれた7つのルール」
「〇〇の簡単なやり方」
「〇〇が丸わかりセミナー!」
ネガティブな人が自己自己啓発本に引っかかるのはこのせい。
自己啓発系の本買ったらその人もう行動できてないし、
ないものばっか考えてる人なんだろうなーってことになる。
俺は神様は信じらんねえって気づいたときからハマってた。
親から無条件の愛ってやつを受け取れなかった自信のない人間はみんなそうじゃないかな。
見えるものしか信じない人で
社会的地位をはく奪されたり、信じていた絶対的な存在がいなくなると
人はもろくなるけど、それは見えないものを信じていた人も同じで。
他に何かすがれるものを探し始める。
でもどこに正解があるのかわからないから手探りになる。
現代は情報過多で、詐欺も横行してるしみんな金を稼ぐのに必死だから
目につく広告で手がかりがありそうなものに飛びつく。
それを繰り返して結局なにも変わらへんw
どんな境遇だったとしても、いまがどんな状態でも
命がある限りあきらめたらそこで試合終了。
世の中には手足がなくても夢をかなえた人だっている…
ってことで読み返しても、よくこんだけぼやくことができるなあと感心するけど
結論としては「オッサンになっても色々あるけど共に抗っていきましょう」てこと。
生きる上での信念は大事。
もうぼやくの飽きたから信じるものの対象として一番のおすすめなのは…
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