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つたない、ストーリー

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それはそれは、拙いですけど、もくもく妄想の絨毯びろびろ広げて書いております。
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#ショートショート

エンキョリ、ひとり酒

エンキョリ、ひとり酒

 いつから、自宅の冷蔵庫にビール缶と缶チューハイを常備させるようになったんだっけなーと思いながら、最寄り駅を降りた後の行き先を考える帰りの電車、22時。
 周りでは一軒で大人しく解散にしたおじさんたちがアルコールの匂いをぷんぷんさせている。そんなおじさんの隣に、単語帳とにらめっこしている高校生が居るもんだからなんだか謝りたくなる。

 電車を降り、脳内協議の結果少しお高めクラスのスーパーへ向かう。

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十六歳、自由の髪、真鍮色。

十六歳、自由の髪、真鍮色。

 わたしが通っていた高校は校則がゆるい進学校で、頭のいいギャルやらイケメンと呼ばれる男の子たちがこぞって受験をした。
 わたしはギャルでも何でもなく、というかむしろ優等生というやつで、おさげこそしていなかったが黒髪がきれいだと思っていたし、メイクなどしない素の顔が一番きれいだと思っていた。いま思い返せば、そういう女の子がヒロインになっている少女漫画の読みすぎもあったと思う。高校に入ったらサッカー部

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