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【広告教科書】「これからFacebook広告を始めよう」と考えるあなたへ①

はじめるのは意外と簡単ですが、奥が深いFacebook広告。
手探りで「なんとなく」「テキトー」に運用していませんか?

現役運用者による広告セットアップマニュアルの一部を公開いたします。是非、お一人でFacebook広告、Instagram広告の運用をはじめる時のヒントにしてください。

※2020年7月の情報です。Facebookは日々アップデートが行われます。

①Facebook個人アカウントの登録

広告を運用する前に、まずは個人アカウントをお持ちでない場合は作成 しましょう。すでに作成されている場合はOKです。
Facebookは基本一人一アカウントとされています。
ここでは、電話番号の認証をし本人確認を行い、プロフィール写真の追 加をし、アクティビティがあるようにしておいてください。

②ビジネスマネージャの作成

ビジネス用の広告アカウントやFacebookページなどを一括して管理することができま す。企業やチームで利用する際には、一つのビジネスマネージャ内に運用する社員を登録し ていきます。ビジネスマネージャを作成した管理者はそれぞれ社員の権限を設定することができます。

** ビジネスマネージャを作成する**
https://business.facebook.com/overview

同じビジネスマネージャに登録されている社員同士でも、個人用のFacebookプロ フィールを閲覧することはできないのでご安心ください。

③広告アカウントの作成

先ほど作成したビジネスマネー ジャから左上のメニューより「ビジネス設定」を開き、左側のメニューから「広告アカウント」を選択します。

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追加の⻘いボタンをクリックし、表示された項目の中から「新しい広告アカウントを作成」を選択します。

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広告アカウント名:管理画面で表示される名前です。
時間帯:日本の場合東京を選択します。 
通貨:日本円を選びます。 
支払い方法:後ほど設定します。 

④Facebookページを作成

Facebookページを作成します。 このページは、広告を運用する際に必要となります。ビジネス設定の左側のメニューから「ページ」を選択し、広告アカウントを作成した時と同じ要領でページを作成します。
もしくは既にFacebookページを持っている場合は、上のページを追加、Facebookページへのアクセスをリクエスト から追加をしてください。

⑤広告費の支払い設定

広告費の支払い方法を設定します。
まずは、ビジネスマネージャから該当の広告アカウントを選択します。
右上の▼ボタンをクリックすると「支払い方法を表示」と記載された項目が 表示されますのでこちらを開きます。
次の画面で「支払い方法を追加」を選択します。

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支払い方法は、2種類以上登録することもできます。1つの支払い方法が何らかのエラーで決済できなかった場合、2つ目(ある いは3つ目など)に登録している支払い方法で決済が行われます。

同じ画面で、
「アカウントの上限予算を設定」という項目があります。
こちらで上限予算の設定を行うと、設定を行った日からその金額の消化を上 回ることはありません。上限を変更する場合は、上限を追加するか、リセットを行うことで変更が可能です。

⑥ピクセルの設定**

Facebook広告を出稿する際に重要となるのが「ピクセル」です。
ウェブサイト(LP)へのアクセス、アクションを把握し、広告の効果を測定・分析するツールです。ここで詰まる方が多くいらっしゃいますl。

◆広告が狙いどおりの利用者に表示されているかを確認する。
  新しい潜在顧客を見つけたり、ウェブサイトで特定のページにアクセスした利用者や期待されるアクションを起こした 利用者にリーチしたりできます。
◆販売を促進する。
 自動入札機能を設定して、希望するアクション(商品の購入など)を実行する可能性が高い利用者にリーチできます。
◆広告の効果を測定する。
 利用者が広告を見たときのアクションを測定することで、広告の効果についての理解を深めることができます。

ビジネスマネージャの中から「イベントマネージャ」を開きます。

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左側のメニューにカーソルを 合わせ「データソースをリンク」 を選択します。「ウェブ」を選択しスタート、 Facebookピクセルを選択します。
ピクセルに名前を付けます。 

「コードを手動でインストール」を選択します。

①ベースコードをコピー
と表示されるのでコピーします。一旦、コピーができたら閉じてOKです。

ピクセルをコピーできたので、ウェブサイトに設置します。
広告の遷移先ページのhead内のなるべく上部に貼ってください。
目的がコンバージョンの場合、コンバージョンの際に表示されるサンクスページにも設置します。
また、実際にピクセルが発火しているか確認するために「ピクセルヘルパー」というGoogleChromeの拡張機能があります。

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⑦カスタムコンバージョンの設定

コンバージョンの計測には「イベントコンバージョン」と「カスタムコンバージョン」の2種類があります。ここでは「カスタムコンバージョン」の説明を行います。

先ほどのイベントマネージャの左側のメニューより「カスタムコンバージョン」を選択、作成します。

名前:CV など管理しやすい名前
データソース:先ほど作成したピクセル
コンバージョンイベント:すべてのURLトラフィック

こちらのURLキーワードには、コンバージョンした後のページURLを使用します。

例)
LP:https://achan.com
サンキューページ:https://achan.com/thanks
である場合には、キーワードは「thanks」と します。この際に同じピクセルを設置しているページの他に、URLにthanksを含むものがあると、そのページへのアクセスも同じように計測されるので注意してください。

登録ができたら該当のページに再度アクセスし、ステータスが「非アクティブ」から「アクティブ」に変更していれば成功です。


実際に広告を出稿する際には、たくさんの設定があります。
一応、素人でも簡単に出稿できる仕組みではあるのですが、正しい設定や配信の最適化がうまくできていない場合は、予算を無駄に消化してしまう恐れがあります。例えば、うまく運用していればCPA1,000円でおさまるものも、CPA5,000円でわからず続けている方もいらっしゃいます。これを数ヶ月と続けていれば、何万円、何十万円といった損失に繋がります。

これは、非常にもったいないことですよね。

この先の設定のマニュアルやアカウントBANの対策についてなども、今後公開を考えております。

「マニュアルを見ただけでは正直わからないので、一緒に準備を手伝って欲しい!」「本当にあっているのか心配で」という方のために、月額制のチャットコンサルティングや、スポットコンサルティングなどのご依頼も受けております。お客様の案件にあった運用方法などのご提案も可能です。

法人個人問わず、お気軽にお問い合わせください。
運用代行も行っております。BtoBなどでも、新しい集客導線を一緒に考えるお手伝いもしております。
ちなみに得意分野は、リード獲得系の案件です😊

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https://twitter.com/FF_achan

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