明治産業 presents 文化の熱源

【文化の熱源】は福岡〜九州でガス・エネルギーや不動産事業を展開する(株)明治産業による…

明治産業 presents 文化の熱源

【文化の熱源】は福岡〜九州でガス・エネルギーや不動産事業を展開する(株)明治産業による、この街の文化の熱を伝えるメディア。地元の〈熱源〉となる人や活動、文化資産に注目し、読者と街にその熱を広げる=プラスを提供します。https://www.meiji-sangyo.co.jp/

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  • 明治産業 文化活動レポート

    「明治産業 presents 文化の熱源」連載コーナーとして、株式会社明治産業による文化やアートにまつわる活動をレポートします。

  • 文化の熱源をたずねて

    「明治産業 presents 文化の熱源」連載コーナーとして、福岡〜九州で文化やアートの熱を未来へ繋ぐ人や活動、文化資産を取材します。

最近の記事

仕事とアート活動は両立できる: 明治産業・菅本千尋さんインタビュー

明治産業に2022年4月に入社し、現在は営業として日々の業務にあたるかたわら、社員主導のアート活動「MAC会議」の中心メンバーとして活躍している菅本千尋さん。 学生時代から現在まで演劇の現場に携わり続け、大学院ではアートと社会の関わりについて研究。昨年秋には自身の演劇活動に専念するために2ヶ月間の休職を取ることにもチャレンジしました。 彼女はどうしてアートを専門にした就職先でなく、明治産業を選んだのか?そして今、日々の業務と自身のアート活動を両立させていることが、互いにどのよ

    • 『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業』 中村弘峰×鹿児島睦さん 特別編

      2024年6月5日(水)に、赤坂小学校株式で行われた『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業(鹿児島睦さんとの特別編)』のようすをレポートします。 『NEXT Traditional(ネクスト・トラディショナル)』は、日本を代表する人形師の中村弘峰(ひろみね)さんを講師にお迎えし、福岡の伝統工芸である博多人形の絵付け体験を市内の小学校へ出前授業としてお届けしている活動です。 今回の授業は、同時期に福岡県立美術館で「鹿児島睦 まいにち」展を開催中

      • 廃材を使って未来を描く: 画家・綾海さんとのワークショップ

        2024年4月11日(木)と16日(火)の2日間、株式会社明治産業で行われた画家・綾海(あやみ)さんとのワークショップのようすをレポートします。 廃材を使って「100年後の未来」を描く画家・綾海さん今回のワークショップは、明治産業の社員自身が企画・実施するアート活動=「MAC会議」の一環として、メンバーの宮口さんが企画したものでした。 今回のゲストとなる綾海さんは、キャンピングカーで日本全国を旅しながらその土地ごとの廃材を調査・活用して「100年後の未来」を描く活動を続け

        • 色も質感もそれ自体がアートになる: アーティスト・山中智郎さんとのワークショップ

          2024年4月19日(金)に株式会社明治産業で行われたアーティスト・山中智郎(やまなか・ともろう)さんとのワークショップのようすをレポートします。 伝統×現代の技法で日本ならではの「美」を表現するアーティスト・山中智郎さん今回のワークショップも、明治産業の社員自身が企画・実施するアート活動=「MAC会議」の一環として実施されたもの。今回はメンバーの菅本さんが企画しました。

 今回のゲストとなる山中智郎さんは、福岡を拠点に活動する現代美術アーティスト。伝統工芸から引用した

        仕事とアート活動は両立できる: 明治産業・菅本千尋さんインタビュー

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        • 明治産業 文化活動レポート
          8本
        • 文化の熱源をたずねて
          4本

        記事

          『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業』 中村弘峰さんインタビュー編

          2024年3月7日(木)に、株式会社明治産業で行われた『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験出前授業』レポート。 前編記事に続いて、この記事では体験授業を終了した直後の人形師・中村弘峰(ひろみね)さんへのインタビューのようすをお届けします。 はじめての大人だけの絵付け体験——今回、明治産業の社員さんに向けて絵付け体験を行われたご感想は? 中村さん 「ひとつの作業を共にする」ということが、こんなにも人を結びつけたり、解きほぐしたりするんだと驚きました。

          『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業』 中村弘峰さんインタビュー編

          『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業』 社員体験編

          2024年3月7日(木)に、株式会社明治産業で行われた『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業(社員体験編)』のようすをレポートします。 『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業』 について明治産業は、この街に文化の熱を広げることを目指し、様々な活動を始めています。 今回ご紹介する『NEXT Traditional(ネクスト・トラディショナル)』は、福岡の伝統工芸である博多人形の絵付け体験を、市内の小学校へ出前授業と

          『NEXT Traditional: 博多人形 絵付け体験 出前授業』 社員体験編

          『MAC会議』 明治産業社員が自分たちで企画・実施するアート活動

          株式会社明治産業では 2023年3月より「MAC会議」と呼ばれる、社員たち自らが企画・実施する独自のアート活動が行われています。 「全社的な文化芸術・地域活動の取組」そして「各社員の経験獲得と創造力の向上」を目的として始まったこの活動。Meiji Art Culture(明治産業・アート・カルチャー)の頭文字からなる名称の通り、アートのプロや専門家に頼って任せるのではなく、まず自分たちなりに考え、調べ、共有し合いながらアートの面白さを模索することに重心が置かれています。 そ

          『MAC会議』 明治産業社員が自分たちで企画・実施するアート活動

          石井勇〈MINOU BOOKS〉が、戸倉徹・江里〈とくら家のたべるもの〉に会いに行く【後編】

          地域での生業と文化が不可分に混じり合う、戸倉さんたちの下郷での暮らし。後編となるこの記事では、ご夫婦と石井さんそれぞれのお仕事の話題から、その本質を探るような対話へと深まっていきます。 ”成果物”だけが価値なのか?徹さん もともと自給自足の生活を送りたいとは思っていましたが、農家になるつもりはなかったんです。ただ、下郷を一番深いところまで味わいたいと思ったら、やっぱりここの生活のベースにあるものは、田んぼだったんです。 地域の資源を使いながら、コミュニティの基盤を成してい

          石井勇〈MINOU BOOKS〉が、戸倉徹・江里〈とくら家のたべるもの〉に会いに行く【後編】

          石井勇〈MINOU BOOKS〉が、戸倉徹・江里〈とくら家のたべるもの〉に会いに行く【前編】

          この街の「文化の熱源」となっている人が、いま話してみたい熱源人に会いに行くシリーズが始まります。 初回は、福岡県うきは市吉井町と久留米市で書店〈 MINOU BOOKS 〉を展開する石井勇さんが、東京から大分県中津市耶馬渓町に移り住み、〈 とくら家のたべるもの 〉という屋号で農薬や肥料を使わず米作りを行う、戸倉徹・江里さん夫妻に会いに行きます。   取材は、戸倉さんたちが4年かけて手を加えた古民家の自宅で行いました。戸倉さんの田んぼでとれたお米を中心にした滋味あふれるお昼を

          石井勇〈MINOU BOOKS〉が、戸倉徹・江里〈とくら家のたべるもの〉に会いに行く【前編】

          福岡市総合図書館フィルムアーカイヴ 【後編】

          私たちの街で、文化の熱を未来へ繋ぐ人や活動を取材する【文化の熱源をたずねて】。第1回目は、映画のフィルムを未来に向けて収集・保存する福岡市総合図書館フィルムアーカイヴを特集しています。 前編記事では、福岡市フィルムアーカイヴの歴史から、同館でフィルム・アーキビストとして業務にあたっている松本圭ニさんにお仕事の内容をお聞きしました。 後編となるこちらの記事では、福岡市総合図書館フィルムアーカイヴが、フィルム文化を未来へ繋いでいくために行った2つの活動事例をご紹介します。

          福岡市総合図書館フィルムアーカイヴ 【後編】

          福岡市総合図書館フィルムアーカイヴ 【前編】

          福岡に、今日も世界のどこかで失われかけている〈映画〉を守り続ける人々がいます。 私たちの街で、文化の熱を未来へ繋ぐ人や活動を取材する【文化の熱源をたずねて】。第1回目に訪問したのは、映画のフィルムを未来に向けて収集・保存する福岡市総合図書館フィルムアーカイヴです。 フィルムアーカイヴとは、数百年後の未来にも、人類が今と変わらず映画を鑑賞したり、研究したりし続けられるよう、フィルムや映画・映像に関連する資料群を収集・保存する組織です。 日本にはフィルムアーカイヴとして活動

          福岡市総合図書館フィルムアーカイヴ 【前編】

          レポート:『パム:PARTY AT THE MUSEUM 水のアジア展 編』

          2023年9月1日(金)〜3日(日)に、明治産業と福岡アジア美術館の共催で開催された『パム:PARTY AT THE MUSEUM 水のアジア展 編』をレポートします。 イベント開催の背景とレポート明治産業は2022年より、地元の美術館及びそのコレクション(収蔵作品)を応援するプログラムを開始しました。 22年12月に福岡アジア美術館で開催された初回に続き、今回はより幅広い層のお客様が美術館へ来場し、開催中の展覧会と美術館体験そのものを深く楽しめるきっかけとなる企画を目指

          レポート:『パム:PARTY AT THE MUSEUM 水のアジア展 編』

          はじめに:「文化の熱源」について

          「明治産業 presents 文化の熱源」は、福岡〜九州でガス・エネルギー事業や不動産・インフラ事業を展開する株式会社明治産業がお届けする、この街の文化の熱を伝えるウェブメディアです。 地元の〈文化の熱源〉となる人や活動、文化資産に注目し、読者と街にその熱を広げる=プラスを提供することを目指します。 この記事では、当メディア「文化の熱源」の自己紹介も兼ねて、まずは明治産業がアートを応援する理由からご紹介していきます。 明治産業がアートを応援する理由①: 「プラスを提供す

          はじめに:「文化の熱源」について