偉大なる共生社会の実現に向けて、ご縁をいただく皆さんと一緒にヨコ型・シェア型・参加型での取り組みを続けている私たちNPO法人日本再生プログラム推進フォーラム(NSP)。
発足してから約20年・藤原理事長の体制になってから約13年、ロハス・偉大なる共生社会(グレイトコラボレーション)・地域再生を主眼にした観光立国(その地域の衣食住をその地域に住む人たちが満喫する、その光を観る)、新しい農業(大自然との一体感)、健康立国(ストレスのない職場・病気にならない生活・安心できる社会インフラ)・世代間継承(上下関係ではなく、世代間の相互連携)の政策提言・啓蒙活動を続けています。
私たちNSPでは、ご縁をいただいた方々の魅力的なお人柄や想い・活動(健康立国対談・知って行って観て会ってなど)のご紹介や、NSPメンバーの元気な仲間たち(公認たまり場メンバーの皆さんなど)の想いや活動のご紹介などもしている中で、今回新たにすてきな方とのご縁をいただきました。
“美味しいということよりも、もう一度味わいたいもの”を大切に生本まぐろと自然栽培米を味わう回転ずしチェーン・すし遊館の経営者(株式会社やまと 代表取締役会長)であり、“大自然をそのままに、土に生かす”ことを大切にされているNPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会 理事長の髙橋啓一さんとのご縁をいただきました。
今回は、(1)髙橋啓一さんとのご縁(2)知って・行って・観て・会って@倉敷とその後(3)NSPフォーラム2022 −空ばかり宇宙でない、人の身体も土も宇宙だ−イベントレポート(4)今後の展開についてお届けします。
皆さんの日々の暮らし・衣食住のご参考に、未来を創る発想や行動のきっかけになると嬉しいです。
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(1)髙橋啓一さんとのご縁
朗らかに自然体で人生を味わっていらっしゃる髙橋啓一さん@岡山県倉敷市とご縁をいただいて半年。人生を通して、ご縁の積み重ね・善循環/ヨコ型ネットワークを実践されている髙橋さんの言葉は、いつも心に響きます。
奇跡のりんご・自然栽培(無肥料・無農薬・除草剤なし)を提唱されている木村秋則さん@青森県弘前市とのご縁から、地元・倉敷はもちろんのこと想いや志を同じくする各地のお仲間の方々と共に木村式自然栽培から育まれる健やかな融合・日本の農業を変えたいという想いから多角的な視点でさまざまなプロジェクトを並行して進めている髙橋さん。
「衆知を集めて和をもって尊しとなす」ことをとことん追求され、善の人たちとのチームワーク/善のネットワークを組んでいらっしゃる髙橋さんからお声掛けいただき、藤原理事長が倉敷へ行って参りました。
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(2)知って・行って・観て・会って@倉敷とその後
13年目を迎えられた木村式自然栽培でのお米づくりの現場(12年間の成果)を見学させていただきながら、日々仲間や関わっている人たちのことを常に考え行動されている髙橋啓一さんと自然栽培のお仲間であり主要メンバーの皆さんからこれまでと今・これからの想いや活動についてお聴きしました。
<回転寿司 すし遊館編>
CSの前にESを大事にされ:スタッフ良し・お取引先良し・お客様良しの三方良し!の経営方針を続けてこられた髙橋さんは、人肌のシャリ:生命力の豊かなシャリへのこだわりも人一倍強く、お米のこだわり:自然栽培の朝日米をシャリに、まぐろのこだわり:愛媛県産の「伊達まぐろ」(1本買いをして一度も冷凍することなく店舗へ)と、高く買って高く売るコンセプトと共に、現在岡山県4店舗・広島県3店舗・香川県1店舗・山口県1店舗と展開されています。(回転寿司経営45年以上!)
「息子をはじめ、すし遊館に関わるみんながね、積極的に今後を考えて今行動してくれていることが嬉しいし、頼もしいんだよね」と2年前に息子さんへ事業継承された髙橋さんのあたたかい眼差しはとても印象的です。
「笑う門には福来たる:これから行く未来、今が愉しければ未来も愉しい、いつも笑って過ごせるように。未来は今の積み重ねの他にないからね」とお話してくださる髙橋さんの笑顔や、どんなことが起こっていてもいつも前向きなお人柄が周囲を明るくしていることもすごく伝わってきます。
<NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会編>
お仕事以外でも、(お祖母さま・お母さまの介護をしながらも)PTA会長としての活動経験や、JC理事長としての活動経験を通しても、ご縁を和えることでのヨコのつながりを実践されてきた髙橋さん。
海の幸も山の幸もお福も常に大事にする農家の4代目としての髙橋さんの覚悟は、現在国内で自然栽培をされている/参画されている100人の農家さん(全体では約200人)とつながり、NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会の会員さんも1,000人以上と増えています。
<髙橋さんと自然栽培のお仲間の皆さんと藤原理事長による車座座談会編>
「昔、そういえば自然栽培の人たちがやっていて途中までいったけど、最近聞かんなぁ、ぽしゃったなぁ」となってしまわぬように、今までとは違う切り口・違うパワーも作用していかないとと危機感も持たれていた髙橋さんたちとヨコ連携していくこととなりました。
そこで、私たちNSPの毎月の勉強会(都内で月1回開催しているNSP時局ならびに日本再生戦略講演会*)、6月の開催日がちょうど髙橋さんたちの「お田植え祭」の日ということもあり、当日の勉強会後半では、再生戦略実践編のご紹介として:知って・行って・観て・会って@倉敷の様子(髙橋さん達の想いと活動)と共にお田植え祭の様子をお話ししました。
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(3)NSPフォーラム2022 −空ばかり宇宙でない、人の身体も土も宇宙だ− イベントレポート
日々精力的に活動されている髙橋さんをゲストにお迎えして、3年ぶりにNSPフォーラム2022を開催しました。
フォーラムでは、髙橋さんの明るくあたたかいお人柄(発想力・実行力・経営者としてのあり方・深い人生哲学など)・自然栽培の魅力・ご縁を和えることでのヨコのつながり(木村さんや倉敷のお仲間、全国規模での自然栽培ネットワークなど)をご紹介しながらの藤原理事長との健康立国対談−自然栽培で農業維新−、偉大なる共生社会の実現に向けた一歩を髙橋さんとイベントにご参加くださった皆さんと共に問い合う語り合う機会となりました。
<前半:健康立国対談 −自然栽培で農業維新−>
<後半:グループシェア・全体シェア>
髙橋さんと藤原理事長の健康立国対談・質疑応答を通して感じたこと、気づいたこと、響いたことなど感想をグループで語り合って、問いかけ合っていただいた後、各グループでどんな話が出たのか、髙橋さんへの新たな質問も含めて共有していただく全体シェアタイム。
<ご参加くださった皆さんからの感想メッセージ>
今回のNSPフォーラム2022にご参加くださった皆さんから、ご感想メッセージをお寄せいただきました。
髙橋さん、関係者の皆さん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
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(4)今後の展開について
髙橋さんやお仲間の皆さんとNSPのヨコのつながりは、今後の企画準備も進めています(今秋9月上旬から随時発表予定)。
今後の展開にも、引き続きご興味・ご関心をお持ちいただけたら嬉しいです。