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何かをやめるという目標は達成できない

今回も目標の立て方についての記事です。

結論は目標を立てるときはやめることではなく、新しく始めることを基準にしましょう。

「間食をやめる」ではなく、「お腹が空いたら水を飲む」という具合にするわけです。


なぜ「やめる」ベースの計画がよくないかというと、人は禁止されるとかえってしたくなるからです。これは「心理的リアクタンス」「カリギュラ効果」と呼ばれ、やめろといわれるほどやめられなくなります。3才から5才の赤ちゃんにも確認されたので、本能でしょうか。では、実際に体験してみましょう。


あなたは今から”シロクマ”のことは一切考えないでください。


といわれると、普段めったに想像しないシロクマが頭から離れなくなってしまう有名な実験があります(笑)

また、ある実験では被験者にたばこをやめるという目標を立てさせたところ、かえって喫煙回数が増えたという皮肉な結果があります。してはいけないというストレスに反抗し、より引き付けられてしまうのですね。


目標設定に限らず、禁止された行為は価値があると感じてしまうので、何かを禁止するときは気をつけてください。

自粛が緩くなり、一気に人があふれるのも納得できますね。

ぜひ、目標設定のときは”何を始めるか”を考えてみてください!


本サイトは著者の考察であり、一説にすぎません。


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