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健康問題のほぼすべてが、遺伝子ではなく文明病である

医療技術の発達により寿命が延び、人間はより健康に過ごせるイメージがあります。がんも治る病気になるといわれますね。

しかし、ほとんどの病気が文明の発達により引き起こされています。


むしろ、昔ながらの民族はほとんど病気にならないと言われています。

アメリカの国立自然史博物館の報告では、アメリカの先住民は2000人中1人しかがんになっていないと言っています。

文明の発達が、どれだけ人間を傷つけているか分かる研究があります。


以下のリストを見てください。
これは、医学誌が発表会した世界の主要な健康問題です。

虚血性心疾患(心筋梗塞など)
下気道感染症
脳卒中
下痢
HIV
腰痛
マラリア
慢性閉塞性肺疾患
早産
交通事故による傷害
大うつ病性障害
新生児脳炎


よく聞くものから聞き慣れないものもありますね。
次に、これらの原因であるリスクを挙げています。

高血圧
喫煙
アルコール
家庭の空気汚染
果物をあまりたべない
BMIが高い
高血糖
低体重
大気汚染
運動不足
塩分の摂りすぎ
ナッツ類をあまりたべない


見ていただければわかるように、主要な健康問題は文明の発達により引き起こされています。
実際、上のリストにのっている病気は先住民には見られないと言われています。

遺伝でがんになる人もいますが、驚くことにこの主要なリストには入っていないですね。

なぜ、文明病はここまで深刻なのでしょうか?

まず、人間はホモサピエンスといわれ、20万年前に誕生した生物です。

そしてつい1万年前までは縄文時代のような狩猟民族でした。

その時代と今の人間の体はほぼ同じです。

つまり、本能的に狩猟時代の生活に適応しています。


ところが、文明は飛躍的なスピードで発達し、人間が適応できないまま今の生活を送っています。

この慣れない生活こそが、人間を傷つけています。


寿命が延びているじゃないかと思われるかもしれません。

ですが、平均寿命が延びたのは、ほとんど乳幼児の死亡率が下がったことが要因です。

平均値のわなですね。


では、わたしたちが健康に過ごすにはどうすればいいでしょうか?


先程のリストにある要因を、できるものから改善しましょう!

運動したりナッツを食べることですね。

あとは先住民の生活と比較して、真似できることはやってみるのもいいと思います!

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