【イマイチはっきりしない】広告代理店と広告会社って何が違うの?
こんにちは、N介(@nsk_andooh)です。
今回は、広告会社の呼び方に焦点を当てて、「広告代理店と広告会社って違うんだっけ?」という疑問をお持ちの方に向けてnoteを書いていければと思います。
「広告代理店」も「広告会社」も、派手に遊んでいたり、過酷な深夜残業をしていたり、何だか怖そうな業界だったり、、、どちらの呼びか方もイメージを書き出していくと、良いことよりも悪いことの方が多い気がするのですが…周りの方から「人によって広告会社なのか広告代理店なのか、呼び方が分かれてるけど、どっちが正しいの?」と聞かれることも多く、今日はそれぞれの言葉がどういう意図で成り立っているのかも含め、僕なりの解釈をお伝えしていこうと考えています。
※話を分かりやすくするために、広告会社にやや批判的に書いてしまった気がしています。あくまでも私見ですので、気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ないです。ちなみに、僕は広告会社が好きだからこそ、敢えてこの書き方をしておりますので、広告会社嫌いじゃないです!好きです!
1.「広告会社」と「広告代理店」の違いってなに?
結論から言うと、昭和の時代に「広告代理店」と名乗っていたら、平成の時代になって「代理業って必要?」と問われ、代理店の文字を外して「広告会社」と名乗っているだけです(方々から怒られそうな表現なので、下記詳しく解説します)。
昨今の流れとして、企業で直接クリエイターを雇ってグラフィックや動画を内製するクライアントが増えてきています。これは、PCのスペックや編集ソフトの高性能化とネット環境の整備で「クリエイターしか作れなかった広告」が「誰でもクリエイターになって広告を作れる時代」になってきたからです。
僕個人も、大学生の時にAdobe Premire Proを使って動画制作をしていましたが、良質なデザインや制作ノウハウが溢れるこの時代に、広告会社しか作れない広告はないと思います。
むしろ、誰でもクリエイターになれる時代だからこそ、クライアント内に社員として常駐でき、代理店に依頼するよりもスピード感を持って、検証⇄改善ができるというメリットもあります。
ただ、広告代理店側からすると「それちょっと困るかも」という事情があるわけです。
広告を作るときの「企画」や「デザイン」は構想段階では目に見えないものなので、世の中に広告が出ていくと「俺もその程度のアイデアなら思いつくけどなぁ」と感じるのですが、広告会社が持つアイデア作成のスキルってことごとく可視化しずらい無形の資産だったりします。
だからこそ、「広告会社=プロのクリエイター」という構図から「プロのクリエイター=広告会社にもクライアントにもいる」となってしまうと、どうしても広告会社に仕事を依頼するメリットをイメージしづらくなってしまうわけです。
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