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開腹の兆し①

2009年3月 左卵巣嚢腫摘出(開腹)
2016年5月 急性胆嚢炎(胆管胆石除去)
2016年9月 胆嚢摘出(腹腔鏡)
2019年1月 子宮筋腫全摘、右卵巣嚢腫一部(開腹)


2022年6月24日金曜日…

ここ2.3ヶ月、時折差し込むように痛む右下腹部に疑問を抱きつつも日々の生活に追われ、痛みが引いてしまえば「気のせいか」と都合良く忘れ過ごしていた。

ひと月前頃には鈍い緩い痛みが数時間あったものの…
便通などで引いた事もあり、これまた忘却の彼方。

とはいえ、うっすら予想していたのは「盲腸」
過去に卵巣嚢腫や子宮筋腫で摘出の経験もあったにも関わらず、残る右卵巣を疑わなかったのは、その右卵巣ひとつにホルモンバランスを保つという重要な役割を任せていたので、勝手な思い込みによる「右卵巣に不具合なし、よって盲腸か?」としていた。

だって、そんな重大な役目を担うやつが勝手に悪くなるわけがないもん。
「甲子園に出ようかという強豪校のエースもしくはキャプテン」みたいな位置付けで、『ヤツ(右卵巣)が倒れる訳が無い』と。

便秘ではないのも判っている。
だって毎日出てる。

しかし、仰向けになり足を伸ばすと
下腹部が突っ張る。

心なしか右側にゆる〜りと傾斜…


前にもあったな…
左卵巣嚢腫のとき。

14センチ大になっていた左卵巣は当時書いていたブログでも長編大作となり画像まで記録していたが、今はなきYahoo!ブログ…移行作業をしなかったがために詳細をここに記すことも出来ず残念ではあるが、卵巣嚢腫と判明するまでに紆余曲折。
レントゲン、血液検査の末に『便秘』と診断された後、捻転を起こし七転八倒するまで判らなかったもんで…
「痛い」からと言って
必ずしも病気やケガとは限らない。

痛いから病院へ…
でも見つからなければ投薬で痛みを逃すしかない。
そして、病名が判らなければ治療法もない。

痛くさえなければ。

といった、なんとなく病院が遠退くような構図が自然と自分の中で出来ていたのも確か。


じゃあ一体、どこまで我慢をしてから病院へ行ったらいいのか?

最近では簡単に手元で検索が出来るので
幾度かの検索結果…
「盲腸」というのが私の背中を押した。


そしてそしての冒頭に戻して
2022年6月24日 金曜日。

この日はパート勤務の予定ではあったが
出勤前に病院で診察を受けてから勤務に向かうつもりだった。

出勤着を身に纏い、
(身に纏うっていうか…ポロシャツと作業ズボン)
颯爽と車に飛び乗り、病院へ。

多分盲腸かな?って言ってて
また『便秘』と言われるかもしれない。


2008年…まだ若かった私は左下腹部に出来た不自然な膨らみを便秘と診断され
それを信じて疑わず便秘解消のために、
『お腹マッサージ』やら『腸揉み』
挙げ句 『逆立ち』なんかまでしてなんとか左下腹部の膨らみを凹まそうと試行錯誤していた。

そして、数日後に激痛に襲われ今度は産婦人科の門を叩き、左卵巣嚢腫と判明し手術をしたのは2009年だった。

そんな経験をしていたにも関わらず…だ。

今日。
何かの診断(便秘or盲腸)がついたとしても、しばらくは通院して様子を見ることになるだろうし…
『薬で散らしましょう』とか???

どのみちパート先はこの6月いっぱいで退職する予定でいた。

…落ち着いてから、ちゃんと判ってから
ゆっくり考えよう…
例え便秘と言われようとも。

ってか、ワンチャン盲腸かもだし。

痛み止め、処方されればいいかな?なんて思っていた、狂う暑さの直前だった。

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