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N/S高の道民3名にインタビュー!〜北海道キャリアラボって何?ぶっちゃけどうだった?北海道ってどんなとこ?~

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N/S高新聞 (https://nshigh-news.jp/)

取材・文=中野 羽那 (N高6期・ネットコース)

皆さんは北海道に行ったことがありますか?
今回、私は日本の最北端、北海道在住の3名にお話を聞いてきました。3名が参加した北海道キャリアラボのことを中心に、北海道の魅力についてたっぷりと語ってもらいました。


話をしてくれた人

嶋田さん 通学コースの高校3年生
つぼさん 通学コースの高校2年生
ゆゆさん ネットコースの高校1年生


そもそも北海道キャリアラボって何?

北海道キャリアラボとは、北海道を盛り上げたい経済コミュニティ『えぞ財団』と連携して、北海道で活躍したり、面白い取り組みにチャレンジしている社会人にインタビューしたり、そうした方をゲストとしてお呼びしてトークセッションを行う体験学習プログラムです。インターネットやニュースで働き方やライフスタイルが多様になっていることは目にしつつも、中高生が社会人と直接話す機会は決して多くはありません。今回、多様な働き方や生き方を直接お聞きすることで、中高生が今後のキャリアを見つめ直し、自身のキャリア感を育むことを目的として本プログラムが実施されました。

‘‘最初はちょっとめんどくさかった、でも自分の世界が広がった‘‘

ーー北海道キャリアラボの存在はどこで知りましたか?

嶋田さん:自分が通っている札幌キャンパスにある連絡用のホワイトボードに北海道キャリアラボのお知らせが掲示されていて、それで知りました。
つぼさん:自分はslackの学園からのお知らせのチャンネルで知りました。事前のzoomの説明会とかには行けなくて。それでもやりたいって思って無理を言ってお願いして参加しました。
ゆゆさん:slackに流れてきたのを見て知りました。興味があったので説明会にも参加してキャリアラボに参加することに決めました。

ーーなぜ参加しようと思ったのですか?

嶋田さん:一番の理由は自分の世界を広げたかったからです。普段なかなか話を聞けない人の話を聞けるということで、これは!と思って参加しました。また、将来は公務員になりたい、市役所の役員になりたいと思っていて。将来に活かすため、観光系とかで働いている人のお話を聞きたいと思ってこのプロジェクトに参加しました。
つぼさん:大学の推薦のために自分の興味のある分野や大学と似たような専門の知識を持っている方のお話を聞いたという実績がほしくて。経験の一つとして自分の役にも立つっていうのが大きい理由でしたね。
ゆゆさん:北海道が好きっていうのもあるんですけど、説明会に参加して直感でおもしろそうだなと思って。あと、話をするのも聞くのも好きなのでやってみたいなと思い参加を決めました。

ーープロジェクトを通して何か発見したことや気づいたことはありますか。

嶋田さん:自分の知らない世界があるんだなということを強く実感しました。
つぼさん:同じ「環境問題」でも人の立場が違うと見えてくるものも違うんだなと思いましたね。例えば、解決する側として頑張っている方と、地域で普段から生活している市民の方々の思いが違うので、そこの摩擦が大変な課題として挙げられているというのを知りました。
ゆゆさん:気づいたことはチームの大切さです。あと、私がインタビューした人のカメラ目線がすごくて。ちゃんとこっちを見てくれる感じがする方で。実際に会って話していなくても心を持っていかれました。目線って大事なんだなっていうのに気づきました。

ーー活動前と活動後で考え方や意識など、変わったことはありますか。

嶋田さん:仕事の理解が深まったことが一番の変化だと思います。自分が将来仕事をするうえでのビジョンというか、はっきりしたものがみえました。
つぼさん:世界が広まったというのと同時にまだ自分の世界が狭いということが改めて分かりました。今回のキャリアラボは全然接点がない方のお話を聞ける機会だったので、またそういう機会があれば参加したいなと思います。あと、聞いたお話を消化しているときに新しい発見があるということに気づきました。
ゆゆさん:自分もいろんな方のお話を聞いて、世界が広がりました。最初は事前準備のスケジュールを見て、ちょっとめんどくさいなと思ったんです。でも参加してみたらすごく充実してて、心が動いたというか、不思議な気持ちになって。そういう経験ができてちょっと自分が変われた気がしました。

道民による北海道自慢!

ーー皆さんが地方に住んでいてよかったなと思うことはありますか。

嶋田さん:のんびりできるのは地方のいいところですね。他には、人が少ないので学校の委員会など、自分から積極的に取り組まないと何事も進まない。田舎にいることでそういう積極性を身につけられたのは大きいですね。
つぼさん:自分は帯広の方に15年ほど住んでいたんですけど、とにかく自然が豊かでした。そこで自分は幼少期から感性が刺激されて。例えば、夏休みの自由研究に虫の標本を作りに行けちゃうとか。自然からいろいろな発見があったのはいい経験でした。
ゆゆさん:いいなって思ったのはすぐ都会の街中の方に行けて、でも帰ってきたらちゃんと森とか川があることです。その距離感が好きです。

ーー北海道全体での魅力があれば教えてください。

嶋田さん:北海道の魅力といえばやっぱり自然豊かなところですね。あと、都会のほうでも簡単にその自然と触れ合える。例えば札幌だったら大通公園とか。ほかには食べ物がおいしいところですね。
つぼさん:食べ物がおいしいだけじゃなくて、野菜が安いんですよ。特に産地直売所とか。道の駅とかに行くと地元民でも知らない野菜が置いてあったりするのが楽しいですね。
嶋田さん:野菜直売所だったら八紘学園(はっこうがくえん)とかおすすめですよ。ソフトクリームがおいしいんです。他にもとうもろこしもおいしいですよ。
ゆゆさん:食べ物でいったら、鹿肉がおいしいです。生きてる鹿を打って、そのまま解体したのを食べたことがあって。あとふつうに売ってる鹿肉も食べると結構臭みがなくておいしいのでおすすめです。
つぼさん:あと、何年もかけていろんなところに行っても飽きないっていうのが強い魅力ですね。北海道に住んでいるからここいいなっていうんじゃなくて、住んでいるからここ行きたいなっていうのが多いです。旅するのが楽しいです。

ーー最後の質問です。地方にいるN高生として今後挑戦してみたいことはありますか。

嶋田さん:北海道の魅力を発信する活動ができればなと思います。地元民とか何回も行ったことがある人にしかわからないものがあるので、そういうことを発信したいです。
つぼさん:生まれ育った自然環境が本当に大好きで、嶋田さんもおっしゃったように魅力を発信していくのもいいなと思います。もう一つ、その自然を損なわないように対策とかを講じていく活動をしたいなと思います。そのためには地元だけに目を向けるわけにはいかないので、ほかの地域の環境とかについても調べたいなと思っているところです。
ゆゆさん:私は北海道に引っ越してくるまでは東京に住んでいたんですけど、道外から来た人間だからこそわかる魅力というか、東京にはないような魅力をみんなに伝えたいなと思います。あと、北海道に住んでいる人たちだけで会って、ここいいよねってただ話すだけとかしてみたいなと思っています。

今回は北海道在住の3名にお話を聞きました。北海道の魅力をたっぷりと知れた濃いインタビューでした。北海道キャリアラボを通して‘‘世界が広がった‘‘と語る3名はとってもキラキラと輝いていました!私も北海道キャリアラボのようなN高ならではの活動に参加したいと思いました!


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