サチカメ

フォトグラファー他いろいろ。長年暮らした東京を離れて愛媛県に家族5人で移住。興味:写真…

サチカメ

フォトグラファー他いろいろ。長年暮らした東京を離れて愛媛県に家族5人で移住。興味:写真、アート、コーヒー、読書、デザイン、ワークショップ、韓国。アウトプットの練習のため、雑多にぼちぼち書いてます。【火・金更新】

最近の記事

お礼は3回言う

「さっちゃん、お礼は3回言うものよ」 これは結婚当初に義理の母から教わったことの一つです。 何かをしてもらったらその場で一回、翌日に一回、そして次に会ったときにもう一回。 それまでお礼を重ねて言うなんて考えたことのなかった私は、いたらなさを指摘されたような気がしてちょっぴりショックとプレッシャーを感じたのを覚えています。 でも、義母の人間力や生き方への姿勢を見たような気がして、以来私の中に深く刻まれて大事な指針になっています。 ただ、「知ってる」と「できる」は雲泥の

    • アート作品を鑑賞するとは?「正解探し」の根強い思考

      今年から始まったアートベンチャーエヒメというプロジェクトに、アートコミュニケータ(通称:ひめラー)として参加しています。 5月のオリエンテーションを皮切りに、全6回にわたる「基礎講座」でひめラーとして活動していくための基礎を学んでいます。 先日、第3回目の基礎講座「アート作品を鑑賞するとは」を受講してきました。 今回も学びの深い時間になったので備忘録も兼ねて記しておこうと思います。 ■アート作品を鑑賞するとは今回のテーマは「アート作品を鑑賞するとは」でした。 場所は

      • noteは火金更新を自分の中で決めてたんだけど昨日はできなかった〜。悔しい。今、人生初の経験で移住関連でテレビの密着取材を受けていて、昨日は半日テレビクルーとともに。なかなかない経験なのでこれもいつか記事にしたいな!

        • 昔の自分に勝てない

          今日はなかなか落ち着いてPCに向かう時間が取れなさそうなので、はじめてスマホで書いてみている。 同じ「書く」動作だけど、紙に書くのとPCで書くのとスマホで書くのとで、出てくる言葉が違う気がするのは私だけだろうか。スマホで書く私はいつもより軽快に文字が打てている気がする。 そんな前置きはさておき、私はおのれの記憶力のなさにほとほと呆れる。 人の名前も顔も、エピソードも、今まさにかかわっている範囲のことしか記憶できない。 先日は昔勤めていた会社でお世話になった部長(女性)

        お礼は3回言う

        • アート作品を鑑賞するとは?「正解探し」の根強い思考

        • noteは火金更新を自分の中で決めてたんだけど昨日はできなかった〜。悔しい。今、人生初の経験で移住関連でテレビの密着取材を受けていて、昨日は半日テレビクルーとともに。なかなかない経験なのでこれもいつか記事にしたいな!

        • 昔の自分に勝てない

          2024年5月に読んだ本

          今年は年間100冊読むことを目標にしている私の読書記録です。 2024年5月に読んだ8冊の本📕おいしいごはんが食べられますように 著者:高瀬隼子  出版社:講談社 第167回芥川賞受賞作品。図書館の「受賞作品コーナー」に置かれていて、行くたびに気になっていた本。私もどうせなら栄養のあるおいしいごはんを食べたいと思う程度にはおいしいごはんが好き。 この本では職場の人間関係が「食」を通じて描かれている。食事は人間関係を深める上での欠かせないものだけど、逆に考えると徹底的な

          2024年5月に読んだ本

          「きく力」は、なぜ大事なのか。

          今年から始まったアートベンチャーエヒメというプロジェクトに、アートコミュニケータ(通称:ひめラー)として参加しています。 先日、基礎講座の2日目が開催されたので、その記録をしておこうと思います。 テーマは「きく力」でした。 ■「きく力」を身につける講義は、以下のような内容でした。 講師は、働き方研究家・リビングワールド代表の西村佳哲さん。 西村さんの著書「自分の仕事をつくる」は、読んだことがありました。Amazonの購入履歴を見ると2009年。会社員を辞めて何か自分

          「きく力」は、なぜ大事なのか。

          これって整体と似てる!?写真とカメラのZoom相談会をやってみて

          先日、Zoomで30分間のカメラ相談に乗りました。相談者の方が、そのときのことやその後の変化を記事にまとめてくださったのでご紹介。私とのたった30分の時間からぐんぐん吸収して、その日のうちから実践しているところが本当に素晴らしく感動しています。 30分の相談会で彼女はみるみる変化を見せてくれました。見た目にも、画面越しに見る表情が相談の前後でずいぶん「スッキリ」したように感じました。 あれ?これって何かに似てる?? あー、そうか。この30分相談会は「整体」のようなものか

          これって整体と似てる!?写真とカメラのZoom相談会をやってみて

          「13歳からのアート思考」シェア会を開催して。ワークショップ開催時に気をつけたこと

          前回の記事では、「13歳からのアート思考」という本のシェア会を実際にやってみた!ということから、「私の話を聞いて!」という欲求を満たす小さな実験でもあったという話を書きました。 これを書いた時点では、第二回目の開催がすでに決まっていたので、参加予定の人へのネタバレを避ける意味でも、シェア会の内容について詳しく書きませんでした。 今日は、シェア会(ワークショップ)の内容に触れながら、私がどんなことを考えながら準備・開催をしてきたのかの振り返りをしていきたいと思います。 ワ

          「13歳からのアート思考」シェア会を開催して。ワークショップ開催時に気をつけたこと

          「私の話は誰も聞いてくれない」という思い込みの中で生きてきた私の小さな実験

          何個か前の記事で「2024年3月に読んだ本」というのをアップしました。 その中で「13歳からのアート思考」という本にめちゃくちゃ感銘を受け、こんな記述をしていました。 それで、実際にその会をやってみました! 所属しているオンラインサロン内というクローズな場ではあったのですが、「本の内容をシェアして、一緒にワークをやってみる会」なんていうのは私の人生史上初めての試みでした。 それだけこの本が面白かったということもありますが、どちらかというと自らシェアしたり、自ら話したり

          「私の話は誰も聞いてくれない」という思い込みの中で生きてきた私の小さな実験

          アートベンチャーエヒメにアートコミュニケータ(通称:ひめラー)として参加することになりました

          art venture ehime は、愛媛県と東京藝術大学が連携して行う、アートを介して人や地域を繋ぎ、さまざまな地域課題に取り組んでいくアートコミュニケーションプロジェクトです。 その担い手となるのが通称「ひめラー」と呼ばれるアートコミュニケータ。全国から一般公募で選ばれます。 私はこのプロジェクトの存在を全然知らなかったのですが、ある日Instagramを見ていたら「ひめラー募集」の広告が上がってきて。いつもは開かない広告を開いてそのまま応募を決めたのでした。 お

          アートベンチャーエヒメにアートコミュニケータ(通称:ひめラー)として参加することになりました

          全体像を把握することからスタートする

          少し前から、娘(中1)がフランス語を習いたいと言っていて、最近になって一緒にYouTubeで動画を探していたのだけど、たまたま見た動画がすごく良いことを言っていてハッとしたので書き留めておきます。 フランス語学習の初心者向けに、文法の全体像を解説している動画。 この動画では、フランス語の学習を「家を作る行程」に見立てて、「細かい文法の解説に入る前に、まずは設計図を見ること=文法の全体像を把握することが大事だ」と言っています。 この考え方って、フランス語学習に限らず、いろ

          全体像を把握することからスタートする

          写真を通じて身につけたのは「自分はどうしたいか?」を問う力

          初めて一眼レフカメラを買ったのが、たしか25、6歳のとき。趣味で撮っていた時代を経て、今では仕事として写真を撮らせてもらっている。一般的な40代女性としてはカメラや写真というものに長い時間触れてきた人間だと思う。 そんな私が、写真(カメラ)を通じて得たものは何か?と問われたら、それは「自分はどうしたいか?」と問う力なんじゃないかと思ったので、今日はそのことについて書いてみようと思う。 「写真を撮る」とは「写真を撮る」という行為を分解すると 何を撮るか どうやって撮るか

          写真を通じて身につけたのは「自分はどうしたいか?」を問う力

          2024年3月に読んだ本

          今年は「年間100冊本を読もう!」という目標を立ててまして、年始から読んだ本の記録を取るようになりました。 1〜3月と、まぁまぁ順調なペースで読み進めていたのですが、4月は何かと忙しかったのか、気づいたら「あれ、、、読むのを忘れてる、、、??」という事態になっておりまして。 このままでは3日坊主ならぬ「3ヶ月坊主」になってしまいそうなので、こちら(note)で読書記録を公開することで目標を忘れないようにしよう!と思った次第であります。 4月に読んだ本はまだまとめられてな

          2024年3月に読んだ本

          「自己実現」と「他者貢献」の交わる先に、自分の「あり方」を見つめる《「ジブンの社名を見つけよう」ワークショップに参加して》

          どうも、「株式会社あえて」ですええ!急に法人化!?と思われた私の知人・友人の方、すみません。これは架空の会社名です。 先日、「ジブンの社名を見つけよう」というワークショップに参加しました。それで生まれたのがこの社名。 このワークショップは、自分をひとつの会社に見立てて社名をつけるのがゴールです。そのときのポイントが「自己実現」と「他者貢献」が交わることばから社名を導き出すということ。 なぜ「あえて」という社名になったかの解説は後半に譲るとして、めちゃくちゃ面白いワークシ

          「自己実現」と「他者貢献」の交わる先に、自分の「あり方」を見つめる《「ジブンの社名を見つけよう」ワークショップに参加して》

          私の韓国熱がうずうずしています

          友人が今度、家族で韓国旅行をすることになったと聞いて、私の中の韓国熱が久しぶりにうずうずしている。 2023年の韓国一人旅去年の3月に松山〜韓国の直行便が復活したという知らせを聞いて、いてもたってもいられず韓国に一人で飛んだのが翌4月のこと。 三泊四日の韓国一人旅。 予定らしい予定は組まず、なんとなくの「旅のテーマ」だけを決め、飛行機とホテルだけ取った気ままな旅。 旅のテーマはこんな感じ。 ネコちゃんのスタンプが「済」の意味で、屋台でお買い物以外のやりたいことはでき

          私の韓国熱がうずうずしています

          いまだに「昭和」な県立高校。自分の感覚を鈍らせないで。

          4月から長男が県立高校に進学した。 入学してみてビックリ。生徒に対する指導が思ってたより厳しい。 「校則が厳しい」こともだけど、なんとなく全体の雰囲気が生徒をガチガチに「統率」しようという空気で、入学式の日にすでに呆気に取られてしまった。 例えば髪型一つとっても校則で細かーーく規定されている。男子の場合は前髪は眉上、襟足は指で挟んだときに1cm以上はみ出てはいけない、もみあげは耳の穴より長くてはいけない。。。整髪料や染毛、パーマなどもっての外。中学校の時も似たような規定

          いまだに「昭和」な県立高校。自分の感覚を鈍らせないで。