盆踊りを真剣に踊ってみた
先日、地域の盆踊り大会があった。
キッチンカーや縁日、舞台発表なども行われ、終盤に盆踊り、そしてフィナーレに宝投げ(お菓子投げ)という流れ。
コロナ禍で一時は中止になっていたが去年あたりから復活した、この地域のメイン行事だ。
盆踊りに親しんできた世代でもないので、正直言って、何のために踊るのかもよく分かっていない。
けど、せっかくの機会だから「同じアホなら踊らにゃソンソン」てことで、事前練習会にも参加して張り切って臨んだ。
いや、ごめんなさい。ちょっとカッコつけました。
正確には、今年は一応「婦人会」の地区役員に名前が載っているから、「婦人会としてもぜひ積極的に」というお声がけも手伝って、半ばしぶしぶ参加することにした。
練習会に行ってみてはじめて知ったのだけど、盆踊りは4曲×2回踊る。
4曲通して踊り切るのにだいたい20分くらい。ゆるい動きとはいえ、通して踊るといい汗をかく。さらに普段動かさない肩周りを中心に動かすため、なんだかスッキリ気持ちがいい。
これは良いエクササイズになるぞ??
そう思ったらなんだか楽しくなってきた。
最初は半ば義務感で参加した盆踊りだったけれど、結果的に非常にモチベーション高く参加できた。
それは、私の中で踊る意義を見つけられたからだと思う。
昔から真剣に盆踊りに取り組んできた人がもしいたら怒られそうだけど、「盆踊り=エクササイズ」、私にとってはひとつ世界が開けた瞬間でもあった。
同世代の人たちは、輪に入らず、外から見物していたり、写真や動画を撮ってる人も多かった。
私は変わり者に見えているだろうか?
一瞬そんな気持ちもよぎる。だけどすぐに踊りに集中する(集中してないとあっさりと振りを間違える。笑)
それが世間的には正しいかどうかはさておき、自分の中で意味を見つけられたらそれが正解。
そんなことを盆踊り一件から感じた。
1年後にはすっかり振りを忘れてるんだろうな。でもまた来年も参加してみよう。
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