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【開催レポート】女性エンジニアに聞く、ソフトウェアエンジニアってどんな仕事?

初めに

体験学習実行委員では「女性エンジニアに聞くソフトウェアエンジニアってどんな仕事?」というトークセッションを企画し、12月13日に開催しました。
当日や準備の様子を紹介します。

体験学習実行委員って?

ELECと呼ばれることもある体験学習実行委員。この委員会ではN/S高等学校内で開催されるトークセッションやワークショップといったイベントを、実行委員同士やスタッフと協力して企画、運営しています。皆さんが参加したことのあるイベントも、もしかしたら生徒が作ったものかもしれません。
現在はシーズン1、2を経て、シーズン3にて新たな企画を開催中ですが、今回はシーズン2で開催した「女性エンジニアに聞くソフトウェアエンジニアってどんな仕事?」について紹介します。

どんなトークセッション?

「女性×プログラマー」をテーマに進路に悩んでいる方やIT業界に興味のある方に向けて、IT企業で働いている女性エンジニアの方、IT企業にインターンシップをしている文系大学生の方をゲストとしてお迎えし、「エンジニアってどんな仕事?」「エンジニアって私でもなれる?」など、イメージと実際の違いを感じられるトークセッションイベントを開催しました。
また今回のトークセッションでは、ELEC初の試みとして、外部ゲストをお呼びしました。

ゲスト紹介

Asami Doiさん
2020年4月、Google入社。ChromeチームでソフトウェアエンジニアとしてChromiumブラウザの開発に携わる。デザインに興味があり、大学ではプロダクトデザインやUI/UXデザインを専攻したが、在学中にプログラミングへの興味が目覚め、コンピューターサイエンス(情報科学)の道へ。
Kurumi Mutoさん
N高等学校卒業、津田塾大学在学中(2025年卒業予定)。大学では社会学・経済学を勉強していたが、大学2年次にプログラミングに触れ、ソフトウェア開発へ興味をもつようになる。Waffle College(注1)、Google STEP(注2)といった学外のプログラムでコンピューターサイエンスを学び、現在はGoogleでインターン中。

対談内容

アイスブレイクをし、お二人に自己紹介をしていただいた後、質問をしました。
「そもそもソフトウェアエンジニアって?」や「エンジニアとして実際に働いてみた感想」といったエンジニアに関する質問に対するお答えだけでなく、進学先や就職先、インターン先を選んだ理由を話して下さったり、進路に悩む高校生に向けたアドバイスも頂きました。
私が一番驚いたことは、Googleのチーム内では日本だけではなく、海外のバックグラウンドを持った人たちがたくさんいるので、ミーティングは英語で行われていて、海外の人とも働きやすいことです。実際にAsamiさんも海外で活躍してみたいとのことで、来年からフランスのパリに異動するそうです。挑戦したいという気持ちをすぐに行動に移せる環境があることがすごくいいなと思いました。他にも3食ご飯が無料で食べられたりといった福利厚生や、仕事以外の環境も充実しているそうです。
他にも進路に関しては、興味がある分野の大学を選んでみて合わなかったら変えることもできるので、一旦は進んでみようとアドバイスをいただきました。

プログラミングのお仕事はコードをぱっぱっと書くイメージがありましたが、実際はコードを書いて、誰かにみてもらってフィードバックをもらって書き直して、またフィードバックをもらってOKが出たらやっと提出できるといった色々な手順があるそうです。自分の書いたコードに他の人からコメントが来るので思っているより時間がかかり、書いたコードの量=どれだけ頑張ったかではないことが面白いとのことでした。
思っていたよりたくさんのコメントが生徒から来て、実際にエンジニアの仕事に関わっている人にしか聞けない質問を直接働くエンジニアの方に聞くことができました。

生徒からの感想

「実際に働いている方のリアルな声を聞けたので、とてもためになりました。」
「実際の開発、先端の現場の声・考え方が聞けたのはすごく価値を感じた。」
など直接エンジニアの声を聞けたことに喜ぶ声や、
「現在、情報系の大学に進む予定はないのですが、情報系以外の大学に進学しても、プログラマーになりたくなった時は、なる方法はあるのだと思いました。」
「プログラマーになるのも夢のまた夢じゃないと思えるようになった。今からでもプログラムを学ぶのは遅くないと思えた。」
*一部抜粋、修正を加えています。
などエンジニアやプログラマーもすごく遠い存在ではなく、自分ももしかしたらなれるかもしれないと、将来を考えるきっかけになったとのコメントをたくさんいただきました。
「今回のプログラムは、新しい気付きや学び、自分や将来について考えることなどの材料になりましたか?」の質問に対して、「なった。」「とてもなった。」と答えてくださったのはなんと100%でした! 進路に悩む高校生の参考になることが目標だったので、数字が全てではないですが、素敵な感想もたくさんいただけてすごく嬉しかったです。

トークセッションの流れ

外部の人と打合せをしながらイベント準備をするということがELEC初だったのでドキドキでした。
1 チームメンバーの決定
私たちの「女性×プログラマー」の企画は2人で作成しました。
2 コンセプト設定
ペルソナを設定し、来てくれた方がトークセッションが終わってからどんな風に行動してほしいかを考え、そこからどんなイベントを開きたいかを検討しました。
3 ゲスト決定
候補リストをTA(注3)の方から送っていただき、自分たちのトークセッションで話してもらいたい内容から候補を絞りついに決定しました。
4 告知スライド作成

実際に告知に使用したスライド

みんなが来たくなるようなスライドを作成しました。TAさんにたくさん助けていただきました。
5当日スライド作成、話してもらいたい内容決定
当日は、もっともっと楽しめるようなスライド作りを心がけました。それに合わせて話してもらう内容も決定しました。
6告知開始
募集期間が他のチームより短かったので集まるか最後まで不安でした。
7当日
ゲストの方と事前に内容のすり合わせをしてから本番を迎えました。時間ぴったりに終えられました。

実行委員としてイベントを開催して学んだこと

思っていた何倍もイベント作成には時間がかかっていて、たくさんの時間と労力がかかっていることを知ることができました。常にたくさんのイベントを開いているN/S高のスタッフさんたちはすごいと思いました。また、女子生徒だけでなく男子生徒にもたくさん来ていただいて、エンジニアという職業の認知度の高さを感じるとともに、実際に働いているエンジニアの方に来ていただくことで、現場の生の声を聞くことができ、少し身近ものに感じることができたのかなと思いました。

終わりに

「女性×プログラマー」をテーマに開催した「女性エンジニアに聞くソフトウェアエンジニアってどんな仕事?」のトークセッションのレポートをお届けしました。
現在も3期生としてELECで新たなチームメンバーとともにイベントを企画中です。
気になる方はぜひ参加をお願いします。
これを機にELECに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

注1  waffleが行うテクノロジー分野での進出を目指す女子大学生・大学院生向けプログラム
注2 googleが行う教育プログラム
注3 ティーチング・アシスタントの略