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パワハラ回避!?ビギナーの手探り教育

今回のテーマは新人や部下に対する教える側の教育についてです。

社会人になってそこそこのガキが教育を語るな!と思った人は是非タブを閉じることをお勧めします。

では、自分が携わった経験やほかの人が実践していることも含め、パワハラを回避するために教える側の立場で紹介していきたいと思います。
まだ新卒の方も仕事に臨む上で発見があるはずなので是非見てほしいです。

〇対策と方法
1〜4の番号順に紹介します。

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○対策と方法

①向き合い方

僕は人に仕事を教える際に自分が部下でされたらいやなことをしないように心がけています。

その教える人がなにを言われたりされたりしたら嫌かはわからないので、はじめは自分主観で動くという感じです。

後は新人Aに対して最初はあえて怒ることと次に冷静に対処することを行い部下にはどっちがあってるのかを見極めましょう。

怒って伸ばすやり方で生産性が上がるならきびしくしつつ、討論をすることを忘れずにしましょう。

怒って生産性が下がるなら冷静に対処する教育をする。会社が倒産するレベルの被害をこうむらない限り、常に冷静にきちんと対処することが大事です。

②先を想定する

僕は前職で入社3か月目くらいから教育と管理を任されていました。

とはいっても部下がいたわけではなく、シフト作成や自分の仕事を教えていたくらいですが。

でも僕はこれだけは徹底していました。

○失敗が起きそうな所を想定して仕事を振る
失敗に対するフォローの入れ方も同時進行

失敗を怒るのは時間の無駄なので、どうすればよい方向に導けるのかを討論すること、これは絶対にやるべきことだと思います。

新人が失敗をしてしまった場合はこの失敗どうするんだではなく、仕事をこなす理由、目的、ゴールを必ず明確化しましょう。顧客相手の場合はどこを突っ込まれるのかを分析もしくは自分がされてきたポイントを文字起こしして伝えればなおよしです。

そして成功してもなぜこういう結果になったのか、今後どうするのか、自分の経験を交えたやり方と相手の理想のやり方を聞いてうまく擦り合わせやり方を導き出しましょう。

失敗してフォローが遅れないように今後どうするのかと部下の意見をきくのではなく、自分が事前に想定していたことを行うことが重要です。

なぜかというとその状況下ではいかに時間をかけずに臨機応変に仕事を終わらせるかがゴールだからです。

そして終わった後に、今回失敗が起きた原因、自分のフォローのやり方のメリット、ほかに方法がないかを考えなおせばいいのです。

言葉に出すことによって復習にもなるし心の余裕も保てるのではないでしょうか。

「どうしてこれができないんだ」「何回いってもわからない」と言ってしまいがちな人は客観的な立場で物事を見ることができていません。

③言葉に出すだけで終わらせるな

メモを取れって言葉は社会人は耳にたこができるほどきいてるのではないでしょうか。
間違った際に「なんでメモを取らないんだ!」と誰しも聞いたことがあるでしょう。

失敗を怒る人ってだいたいそれだけを攻めてきて今後のスキルアップにつながることにはふれてこないので、ミスが起きたことは既に過去ということを頭にたたきこみましょう。

でもこうは言っても実際何回言ってもメモを全然とらない人はいます。(自分もそうでした。)

知り合いが行っている方法ですが、そういった場合は言うだけでなくやり方も工夫しましょう。最初に必ず覚えることが必要な仕事を説明し、ハードルをあげます。次にメモなしで覚えられたり、別にとってもとらなくてもいい仕事を説明します。

なぜこうするのかというと、目的はメモを取って覚えるきっかけを作ることなので、ドアインザフェイスという心理テクニックに置き換えられるからです。
初めに全部メモを取れとハードルを上げます。そのあと重要な最初のところだけでいいよとハードルをさげます。こうすると最初だけだし重要なら、という考えに変わりメモを取らなければいけないという思考に導くことができます。最初に断られるやり方を提示し、次にハードルをさげたやり方を提示して要求を通しやすくするやり方なのです。
これを繰り返しで習慣化させます。

他にもその人のためだけにマニュアルを作る、自分が新人の時にミスをして乗り越えてきたやり方を伝授する、こういう思考で仕事に臨むという精神論でもかまいません。やり方を模索してgiveをしまくりましょう。

④使える人間にしたければ使えないと批評するな

本人に使えないというのはもちろんのこと、陰で言うのも当然やめましょう。

言うだけでは本人にとってモチベーションが低下するだけでプラスなことは一つもありません。

万が一使えないと思ってしまっても、「じゃあ使えないならどうするの?」という前向きな方向に話をもっていきましょう。

自分は使えないとレッテルを貼られていた時は

それを突っ込んで有能になれるの?
つかえないけどなにか?

と開き直っていました。

やり方ひとつで言葉は鋭利な刃物に変わるので、意識や開きなおりにつながってしまいます。

こういうときに怒りつけることを手段として選んでしまいがちですが、人に教える立場になった以上怒って思考停止せずに常に教育について見直すことを頭に入れることが大事です。

パワハラをされてその後社会復帰できたとしても人の声に敏感に反応してしまったり、多少の叱責でも精神的に不安定な状態になってしまいます。

なのでこれを見て思い当たる人や新卒で入ったばかりの人は自分を見直すきっかけにしてくれると嬉しいです。



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