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【ボランティア】Googleの社員さんがそばにいるアフタースクールの夏休み

2023年7月下旬。各所で子どもたちが思い思いに夏休みのスタートを楽しんで過ごしている中、Googleの社員の方が続々とアフタースクールに集結。アフタースクールの活動に強い共感をもった方が、ボランティアに来てくれました。

かねてより子どもたちの放課後や、夏休みの過ごし方の重要性に感心を強くもっていた社員の方を介して、取り組みを紹介。今回の3DAYSが実現しました。

放課後現場でよく言われる「10人に1人の配置基準」ができるよう、5〜10名程度を配置して、3つの運営拠点で3日程をセッティング。短い時間ながらも子どもたちと良い関係性を築ける体制で、当日を迎えることができました。この参加方法を受け入れてくださった皆さんに感謝です。

その中で今回は、2日目の様子の一部をご紹介させていただきたいと思います。

この日は5名の皆さんが遊びに来てくださり、まずは全員で体育館へ。
最初に子どもたちと「ピラニア」というおにごっこをしました。

子どもたちから「ピラニア」のルールを説明

あとはとにかく全力疾走!!笑
まだほとんど言葉を交わしていない中で、皆さんはあっという間に子どもたちとうち解け、「次はこっち側からスタートだよ〜」と一気に場の温度感を上げてくれました。

続いてゆるやかにサッカー。体を動かすのが久しぶりな大人を気遣ってか、子どもたちは紙のボールでゲームスタートしてくれました笑

このあと大人の本気シュートを決めて子どもたちの心に火がつきます

場所は変わって工作スペースでは、穏やかに室内遊びが繰り広げられていました。

こんなふうに遊びながらコミュニケーションを広げていく皆様。とっても素敵です。

こちらはなにやら怪しいお面づくり。さて、何をつくっているのでしょう? 実はこれを使ってまたみんなで遊びます。

お面にゴム紐をつけるサポートもささっとしてくださるあったかい時間

この週はゆるスポーツを毎日やるWeekだったのですが、この日は「ゾンビサッカー」の日。

ゾンビサッカーとは、日本ブラインドサッカー協会さんと共に世界ゆるスポーツ協会さんが開発した競技で、人間チームとゾンビチームに分かれて競います。決められたエリアの中で、人間チームは鈴を身体につけて鳴らしながらボールパスをつなぎます。一方、ゾンビは音を頼りに人間を探してタッチすることでエリアから退場させます。ゾンビ役は難しく、なかなかタッチできませんね笑

▼公式サイトより:ゾンビのお面がちょっと怖いので勇気を出してご覧ください。https://yurusports.com/sports/zombiesoccer

おしゃれゾンビ
夏バテゾンビ

たくさん遊んで、友達のようにゆったりおしゃべり。

最後は、質問コーナー。子どもたちからいろんな質問が寄せられました。

小学生「これからやってみたいことはなんですか?」
社員さん「日本の皆さんの心の健康を応援したいな。必要な人に必要なアプリが届くようにしたいです」

小学生「Googleで働いていて楽しいことはなんですか?」
社員さん「会社は、社員が働きやすい環境があってあんなことがしたいな、こんなことがしたいなってことを形にしていけるので、会社に行くのが楽しいし、遊び心をとっても大切にしている会社なので、いまみんながこうやって遊んでいることってすっごく大事なことなんだよ」

小学生「AIってなんでもわかっているの?」
社員さん「AIも最初は生まれたての赤ちゃん。みんなで大切に育てていけるよう、どうしたらそうなるか考えるのが大事。あとは人間もAIもいつも正解が伝えられるわけじゃなくて一つの参考なんだ。何が正しいのかは自分で考えるのがすごく大事だよ」

他の拠点でも質問コーナーを設けさせていただいたのですが、「Googleさんのライバルはだれですか?」という子どもたちの質問に「いま世の中の一番むずかしいことを解決することが僕たちの仕事」と、もう本当にかっこいい皆さんに、私たち放課後NPOのスタッフも感激しきりでした。

▼振り返りおよび事後アンケートより:参加いただいた皆様の声
・全力で楽しかった!短時間でこんなに仲良くなれるって人間の可能性を感じた。
・とても楽しかったです。コミュニケーションが常にフラット。大人になるとこういう関係性づくりを忘れがちになってしまうのでいい気づきになった。
・こうした環境と場所と人が集まるとこんなに生き生きした時間が生まれるのだと思った。
・何気ない時間の中でふと内面を開示してくれるようなこともありました。子どもたちの優しさと自然とそれができる環境がある。
・普段は自分の子どもやその友達としか関わる機会がないが、全く知らない初めて会う子どもたちがしたってくれて遊びに誘ってくれる事が嬉しく感じた。自分の子どもを育てるという観点だけでなく、より広い範囲/地域で「大人たち」で「子どもたち」を育てるということの素晴らしさややりがいを感じた。

活動時間中に子どもたちがこっそり用意してくれていたサンクスカードをお渡し、最後に皆様への感謝をお伝えしました。お一人おひとりがこの時間を目一杯楽しみ、子どもも大人もそれぞれが相手をリスペクトしながら夢中になって遊びました。私たちも子どもたちも、かっこいい大人たちに出会った夏。

Googleの社員の皆様、本当にありがとうございました!!!

子どもたちとの時間をこれからもぜひとのことで、ボランティア参加を継続している社員さんもいらっしゃいます◎
子どもたちにとっても、参加くださった皆様にとっても、素敵な出会いのきっかけとなり本当に嬉しいです。

みんなで一緒に楽しいをつくれる、遊び心満点のGoogleの社員の皆様に心より感謝を込めて。

文・コミュニケーションデザインチーム/すずきかおり

\企業様単位でのボランティア参加歓迎/
社員の方の地域活動参加、子育て・教育活動参画等を目的としたアフタースクールボランティアをご希望の企業様はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。子どもたちと一緒に放課後でたくさん遊びましょう!