「境を越えて通信」Vol.56-2024年3月号-
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「自薦ヘルパーを使うには??」
先日、当団体に寄せられたご相談に「自薦ヘルパーをやりたいと言ってもどこの事業所も対応してくれなかった」というものがありました。自薦ヘルパーという言葉だけか一人歩きしている現状も否めないと思っていた矢先、今回のご相談でした。
ピックアップで取り上げていきたいと思います。
自薦ヘルパーとは、その名の通り自分で決めた方をヘルパーとして自分専属に対応してもらうということになります。全国的に対応しているのは全国ホームヘルパー広域自薦登録協会 (kaigoseido.net)があります。
基本的なしくみとしては、
①自薦ヘルパーとしてヘルパー登録してくれる事業所を探す
②自分に入ってくれるヘルパーを自分で募集
③採用面接を自分で行う(サポートはしてくれます)
④事業所にヘルパーさんを登録する。
この手順をふむことで、ヘルパーさんが専属として自身の介助者となるとうことです。しかし、この自薦ヘルパーのしくみは全ての訪問介護事業所で行っているわけではありません。むしろ、このしくみに対応してくれる事業所の方が圧倒的に少ないのが現実です。(下記に取り入れている事業所の参考例をまとめています)
●自薦ヘルパーのメリット
ヘルパーさんとの関係性が良ければ、より細かなサポートをしてくれるパートナーとなる。
●自連ヘルパーの注意点
関係性悪化、それ以外でも体調不良などで休むとなったときにその人の変わりがいない場合、ぽっかりとシフトに穴があくことも了解の上(又はその場合の対策をセットで考えておく)での関係になると思います。
●自薦ヘルパー活用当事者の方の実際
メリットとデメリットはありますが活用されている方は双方を理解してやっております。
全てのシフトを自薦ヘルパーでうめている方もいれば、半分を自薦で、半分を固定の事業所でカバーという方もおりました。
重度訪問介護の時間数がある方であれば一度詳細を検討されるのは良いと思います
※自薦ヘルパーを取り入れている事業所参考例
障害者介護福祉事業所パーソナルアシスタント – 株式会社障碍社|どんな障害があっても自分らしい暮らしを応援します
・・・地域は限定的ですが、親身になりサポートをしてくださいます。
全国ホームヘルパー広域自薦登録協会
・・・全国規模で自薦ヘルパーの導入に対応してくださいます。まずはご相談にも対応してくださいます。
お問い合わせは、公式サイトのQ&Aのページにフォームをご用意しています。また、よくいただくご質問へのQ&Aもまとめていますのでぜひご覧ください。
漫画 ジョニーの話
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ジョニー、リキてつ、いつもありがとう!
ひみまみももっと登場が増えそうですね♪
作者のジョナ・シェンさん、いつもありがとうございます!
新展開勃発!? 楽しみです★
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