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【人は話し方が9割】コミュ力が高いと言われた理由

本屋に行って、ちらっと目に入った『人は話し方が9割』。
あ〜流行ってるなぁとは思っていたので最後の春休みで時間があるから読もうと思い、購入しました。
このnoteは、この本をもとに私がコミュ力が高いと言われる理由を考察したものです。また、反省したことやこれから実践していきたいことなどの学びを見返すために(自分用に)まとめたものになります。

私のコミュ力は本当に高いのか

余談から入りますが…
コミュ力が高いと言われ始めたのは、高校生のころ。
中学生までは友達はそこそこに、コミュ力はあまり高くなかったと思います。中3の夏にカナダに留学し、人との関わり方を見つめ直したのをきっかけにもっと人付き合いが上手くなりたいと思い、コミュ力の高い友達の真似をしたり、ネットで色々調べたりして友達関係は好転していきました。
そして、高校では周りの友達にも恵まれ、素敵な環境で過ごしました。
友達に言われたのは誰とでもフラットに話せるのがすごいということです。

ただ、”誰とでも仲良くなれる力”は私にはありません。
得意なことは
・初対面の人と打ち解けること
・会話を盛り上げること
逆に直したいことは
・人の相談に寄り添って乗れないこと
・嫌いな人から逃げてしまうこと
・素直に気持ちを伝えられないこと
です。
これらの観点をもとに、この本を読んで「実践していたこと」「学び」「もっと知りたいと思ったこと」について書いていこうと思います。

実践していたこと

意識的か無意識的かは別として、これはやってるなぁ〜というものが以下の4つになります。
この本に書いてあることを実践したらコミュ力も高くなるし、人と関わるのが楽になると思います。マインド面が主なんだなぁとは思ったので、小手先のスキルで変えられるようなことではないからこそ難しいけれど、むしろ気持ちが変わってしまえば生きるのが楽になるなと思ったので紹介します。

自己肯定感が高い

自分に自信があれば、周りの人を気にしすぎて萎縮してしまうことはありません。
自己肯定感を上げるために、以下のことが書いてあります。

「話している相手を決して否定しない、そしてあなた自身も否定させない」
つまり、相手との間に「否定のない空間」を作るのです。

否定しないということは私もまだ完璧にはできていませんが、この空間は心地よく、とても生活しやすいです。
私は高校生の頃や、インターン先での関係性はこの感じだったので、とても居心地が良かったです。一方、学科内での関係性は真逆だったためとても気持ちの悪い空間でした。
お互いが嫌な気持ちにならず過ごしやすい関係性を築くことはとても大切ですね😁

自分自身が楽しむ

これは巻き込み力の話。
自分の周りの人と一緒に何かをしたいとき、無理やり説得させるのではなく、まずは自分が楽しむこと、そして楽しそうに語ることによって人は動きます。
人は楽しんでいる人に「巻き込まれたくなる」心理があるそうです。最強の協力者を作るには、自分がワクワクすることが大事ですね😄

マイナスなことは無視する

嫌なことを言う人が目の前にいるとします。
その時、大事なことは反応しないことであると言います。
悪口を言う人がいた時は「無視してその場から離れる」「別の話題にすり替える」「絶対にその人のことを変えようとしない」こと。
嫌味を言われた時、私は心の中で、「あなたはそういう考えをしてしまう人なんだねぇかわいそうに…」と思うようにしています。
自分の心の健康も保たれるし、「そうなんですね〜(ニコニコ)」としていられるのでその場は収まります。
そしてその後、悪口を言う人との関係を徐々に薄くしていきます笑

ありがとうが口癖

先日、友人と出かけた際にお手洗いに私だけ行く機会がありました。
その時友人は「この辺にいるね〜」と言い、それに私が返した言葉は「ありがとう」でした。おそらく「わかった〜」の方がスッキリと意味が通ると思います。
この時、私は無意識のうちにありがとうを言う習慣があるんだと思って嬉しくなりました。

自分の言葉を一番聞くのは自分自身。

この本に書いてあったことですが、昔母にも言われたことがあります。
いい言葉を使うことで、他人を肯定しながら自分も肯定することができる。
ありがとうは最強の言葉だと思います。

学び

褒め言葉「 やっぱり」

褒めるときに使えるワードが「やっぱり」だそうです。
いつも共にいる人を褒める時にに使える言葉で、普段から思っていたと言うニュアンスを付け加えることができる、そんな素敵な言葉です。
また、褒める時に独り言のようにつぶやくとニヤッとさせることができるかもしれません。

悩んでいる人と一緒に考える

男は「解決」女は「共感」を求めると言いますが、私はどちらかというと「解決」してしまう派です。
共感も大事なのはわかりますが、相談するからには解決してほしいのでは??と思っていました。
実は一方的に解決策を提示することがよくないのです。
ただ、一緒に解決することって本当に難しい!!
この本には例が提示されています。

時には、あなたが相手にアドバイスを求めてくることもあるでしょう。
その時は、あくまで客観的、かつ謙虚に応えることがベストです。
例えば、
「絶対にこうすべきだよ!」
ではなく、
「これはあくまで私の一意見だけど・・・」
「こんな考え方もあるんだと思って聞いてね」
というところから始めると、相手の心にスッと言葉が入ります。
あくまで、結論を決めるのは相手です。

私も機会があれば実践してみようと思います😆

叱るときは労いを共に

叱る機会は今まであまりありませんでしたが、今後社会人になるにつれて必要なスキルかなと思いました。
相手の存在を尊重することが大切だそうです。たとえ目下であっても。
君はだめだ!とか、意味がない!とかの相手を否定することはしません。

頑張って物事に取り組んでいた姿勢を労い、相手の意図に理解を示すことが大事。相手に対してどれだけの敬意と期待を抱いているかという視点を盛り込むことで周りから慕われる人になれるということです。

叱られた後、謝罪と感謝

成長する人は、叱られた後にこう言います。
「私のせいで〇〇さんに言いづらいことを言わせてしまいました。申し訳ありませんでした。大変勉強になりました、ありがとうございます。」
ポイントは「謝罪」と同時に「感謝」を伝えること
+αで
「今度からはできるように精進いたします。ただ、忘れやすいタチなので万一同じことをやりましたら、その時も遠慮なくご指摘ください。」
を言えたらもっと素敵!
意識は言葉を変え、言葉は行動を変える。
もちろん同じ失敗は繰り返さないように頑張ります💪

もっと知りたいと思ったこと

読んでいて、「ん?」「具体的にどうするんだろう」と思ったことをまとめました。

求められている話をどうやって引き出すのだろう

話し方を上達させるために必要なことは「聞き方を上達させること」だそうです。
インターン先での営業経験などから、これはとても共感しました。
いかにヒアリングするかで、仕事の質は変わってくるし、仲間内での関係の作り方も変わってきます。
ただ、どうしたら聞き方が上手くなるのかはこの本からはわかりませんでした。
次に読む本はこれですね🐷

愚痴は誰に話せばいいんだろう

*できれば近づかないようにする、それができない場合
自分の嫌いな話が上がった時、相手を否定することはしない、相手の感情に寄り添う話をすることが大事だそうです。
口の悪いいい人はいない
それはそうだな、と私も思います。
ただ、人間ですから、愚痴りたいこともあります。そんな時どうやって解消したらいいんだろう?と思いました。

その答えはこの本にありました。
→嫌な人をあだ名をつけて仲間に話す
嫌な人を笑い話に変えて、心を軽くする
ただ、心が軽くなる程度にすること!言いすぎるとその言葉が自分に刺さっちゃうから!

頑張ってない人に他の人が頑張ってる話は嫌味じゃない?

頑張っている人に頑張れっていうのは酷では?という話が上がることがありますが、私自身は頑張りに上限はない派なので、頑張れと言ってもらえればそれだけ嬉しいです。
この本には頑張りすぎてる人、頑張っていない人、頑張りたくて頑張っている人別に対応が書いてあります。
この中で、頑張っていない人にどう「頑張れ」を伝えるのかについて、私の考えとは真逆だったので見解を載せておきます。

この本には、他の人が頑張っている様子やエピソードをさりげなく話すと書いてあります。
しかし、むしろ逆効果なのでは?と思ってしまいました。
お母さんが「隣の〇〇君はテストで100点取ったらしいよ」というのと同じだからです。

頑張っていない人は「頑張れていない理由」が必ずあると思います。
根本の性格なのか、仕事以外に心配事があるのかわかりませんが、ヒアリングし、一緒に頑張れる方法を見つけてあげたいなと思いました。

やることリスト

実践してみようと思ったことをリストアップしてみました。
最初から完璧にはできないかもしれないけど、頑張ってみます✨

自己紹介

心に響く自己紹介を作ることができる、というもの。これから社会人になる私にとって、これは必須スキルではないか!と思ったのです。
主催の方への感謝、集まった人へ会えて嬉しいという感謝を盛り込みます。
そして、「経歴」よりも「思い」を込めることで相手に響かせることができます。

①自分史を書く
②プロフィールを簡潔に文章でまとめる
③キーワードを絞り込む
残りの春休みでやってみようと思います。

しくじりをまとめる

悩んでいる相手や、楽しく話をしたい人に出会った時使えるネタとして「失敗談」があります。共感を呼び、盛り上げることができるからです。
私もたくさんの挫折を経験してきました。
相手を安心させる要素としても使える失敗談を鉄板ネタとして用意したいと思います。

悪口を言わない

知ってるけどできてないことです。反省反省…

正論で殴らない

正論で人を殴ると相手は何も言えずに気まずく終わってしまいます。
うまく正論を伝える方法は相手と自分を同じ目線に置いて話すことです。
自分も同じことをやらかしたことがある、怒られたことがある、など、(嘘でもいいから)同じ立場になって相手に寄り添いながら共感を得るような伝え方をする。
相手の立場を守りながらその人がわかるような伝え方をすることを心がけたいと思います。

下手にいじらない、話をまとめなて勝手に終わらない

帰ってから1人反省会で反省することがこれです。

仲良くなってくるとついついいじってしまって、傷つけてないかな?言いすぎたなぁということがあります。
周りが笑っていても、本人が嫌だと思うことは言ってはいけません。
お酒が入っているとつい口をついて出てきてしまったりします🥺
そのラインをしっかり見極められるようにします🙇‍♀️

また、相手が言ったことをつまりこういうことね!と言ってしまうことが多々あります。
いやいやそうじゃなくて…ってなります。
あなたの言いたいことは伝わってるよ!という押し付けをしてしまっているのです。
相手の話を引き出し、気持ちよく話してもらえるように話を広げることを意識していきたいと思います。

この本は1時間ほどで読めて、イラストもあったのでとても読みやすかったです。
人間関係をよくしたい人はぜひ読んでみてください🌈

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