大変でも、イヤじゃないのは好きだから

慌ただしい日常でふと長男6才がかけた言葉にハッとする。

「ママはさ…いつも大変？」心配そうにつぶやく。

平日の夕方は戦場と化す。保育園からの学童へお迎えへ行き、食事の準備とお風呂と寝かしつけと…バタバタと夜が更ける。

アレやってコレやってと、忙しくなく動き回る姿を見て、ふっと溢れた言葉のようだった。

グルグルっと頭の中で考える。

「大変な時もあるけど、イヤじゃないんだ。好きでやってるんだよ。」と返す。

育児中心の日々も大変だった。もちろん育児をしながら仕事をしていても大変なことはある。

でも大変だけど嫌じゃない。好きでやっているし、やっていたいんだ。

忙しいことばかりに気を取られていたけれど、長男の言葉に気付かされる。忙しいけど、好きでやってる。

大変だけど、幸せでもある。

余裕のない顔ばかり見せていたんだなと反省する。

けれど余裕がなくて大変そうでも、子どもたちも仕事も好きで、やりたくてやっているという大切なことを思い出させてくれた長男の言葉に感謝している。