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【脚本】『SWORD OF SPIRITS』(肆)

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昨夜こんなツイートをしたら、思いのほか反響を頂きました。

私たちは物語という大きな嘘(フィクション)を成立させるために、小さなリアルを積み重ねます。
ただ、リアルこそが絶対的に尊重されるべきというわけではなくて、どこに線引きをするのかが、我々のセンスであり、打ち出すカラーなのだろうなと思ってます。
過去作品を読み返して、作品により多少の差はあれど、作品の出来不出来の差もあれど、その辺の感覚は当時から変わってないのだなぁと感じます。
その積み重ねが、良くも悪くも、STAR☆JACKSらしさであり、Cheeky☆Queensらしさに繋がっているのだろうと思うわけで、
早く次の作品をお楽しみ頂ける日が来ることを願ってやみません。


#15

牛久辺城地下。一筋の月の光。
重たい鉄の扉を開く音。入ってくるのは源五右衛門。

源五右衛門「・・・このような場所があったとは・・・」

源五右衛門、月明かりを頼りに地下に降りて行く。
ガシャンと鎖の音。呻き声。
身構える源五右衛門。

源五右衛門「誰かおるのか・・・(と眼を凝らす)」

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