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関関同立の4回生。フィリピンとかカナダとか語学留学行ってました。そんな誇れるもん持って…

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関関同立の4回生。フィリピンとかカナダとか語学留学行ってました。そんな誇れるもん持ってないんで、これから数え切れないほど作っていこかなと。

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英語はただのツール。

「あの子いけるやろ」「いけるかー?」「行くか。行ってみるわ」 大学生の会話でよくありがちな何気ない22時過ぎのナンパの会話だ。もちろん向き不向き、容姿等個人差はあると思うが、大抵失敗する。別に、女性を落とすテクなどを書きたいわけじゃない。ここで問いたい。なぜ失敗するのだろう。多くの人は、「顔じゃない?」「色気がないから?」こんな具合だろう。私もそう思う。 でも、誰もこうは言わない「日本語力がないからじゃない?」 まさにこの記事で私が言いたいことはコレである。 英語を勉

    • キャリア≠幸せ

      かいとくんと一緒に住む予定でした。 森の中にツリーハウスを作って、そこでワニを飼って、DSとWiiを設置して2人で住むつもりでした。                 *** 山に囲まれて、空気が澄んでいて、22時以降は人影を見ないような人口5万人の中途半端な規模の町で過ごしました。岐阜県にあるその町の中でも、さらに何もない小学校で過ごしました。 かいと君とは、お互いの両親が知り合いでした。入学式の日に互いの息子が同じ小学校に入学することを知った程度の知り合いです。ただ

      • バコロドという島の懐かしい思い出。

        2019年2月、フィリピン・バコロド島。田舎の語学学校の小汚いルーフトップで初めてその人に出会った。アルコールがだいぶ入った仲間たちが、ゲラゲラと笑いながら世間話をしているなか、その人は白い帽子を深めに被り、ちびちびと弱めのお酒を飲んでいた。 その語学学校は、少人数制で先生たちとの交流も密だった。みんなでご飯を食べに行ったり、お酒を飲んだりもした。先生含め全員が一コマ目に二日酔いで出席したこともあった。 本当に濃密で、日本にいたら自力では到底作り出せない環境下で毎日を過ご

        • 切り返しのハナシ。

          最近、会話をする時に疲れなくなってきた。これは良くない兆候だな、と思う。 前はもっともっと頭を使っていた。 どうやったら自分の色を出しつつ、アッと言わせられるか。 どうやったらただ同調する訳でもなく、でも同意しつつ短い言葉で自分の意見を言えるか。 2秒考えさせて、その後笑いがこみ上げるような返しができるか。 「ほぇ〜、そうなんですね。すごいです。」 「マジスカ!!笑」 これじゃあ、ダメだ。面白くない。全然、面白くないのだ。 会話はキャッチボールとよく言われる。

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        英語はただのツール。

          クラウドファンディング、始めました。 ①

          2020年、4月。政府がついに非常事態宣言を出した。コロナウイルスによって我々の生活は激変しているに違いない。現在進行形なのが余計、我々の背筋を凍らせているのではないだろうか。 私は大学生だ。今、絶賛春休み延期中である。最善の注意を払ってアルバイトに行った時、後輩がボソッとこう言った。 「入学式のためにスーツ買ったのに、着れなかったんすよ」 これを聞いた時、自分の入学式を思い出した。ごった返したキャンパスで、大勢のサークル勧誘をくぐり抜けて厳正な式典に臨んでいた。そこで

          クラウドファンディング、始めました。 ①

          一種のドラッグ、多国籍遠距離恋愛。 ②

          「気付いた時には、もう手遅れ。」 カンペでも読んでいるのかと思うような常套句を、ドラッグ使用経験者や交番のポスターはしきりに謳っている。 正直、ピンとこない。 *** 見晴らしの良い、うっすらと丘になっている芝生の上で私たちは横たわっていた。そこはビーチとつながっており、海水の香りがツンと鼻に残り、なぜかそれは私を眠たくさせる。遠くに映るバンクーバーのダウンタウンが夕焼けに飲み込まれていくのがわかった。 もう8月か、とふと思い、同時に今の状況に何か不思議な違和感を覚

          一種のドラッグ、多国籍遠距離恋愛。 ②

          一種のドラッグ、多国籍遠距離恋愛。 ①

          ドラッグ。 1度始めたら、自分の力では止められなくなる。 よく言われるのが、「白いのだけはやるな。」この意味は想像に任せるとしよう。近ごろ、有名人の逮捕がワイドショーを賑わしている。本当に蔓延しているんだな、と怖くなる。 2月、フィリピン。田舎の語学学校の小汚いルーフトップで初めてその人に出会った。アルコールがだいぶ入った仲間たちが、ゲラゲラと笑いながら世間話をしているなか、その人は白い帽子を深めに被り、ちびちびと弱めのお酒を飲んでいた。 その語学学校は、少人数制で先

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          タトゥーに込める”意味”の違い。

          大学一年目の夏、バンクーバーに行った。毎日電車で1時間弱かかる語学学校に通っていた。毎日ダウンタウンを徘徊していると、本当に、本当にしっみじみと実感した。 「タトゥー入ってんなぁ〜」 天使のような赤ちゃんを抱えているお母さんからピッコロの服を着たオタクまで、どの年齢層の人間を見てもその肌には何かプリントされていた。 海外に行くと、当然様々な事柄について母国と比較することが多い。物価、治安、人柄、天候、気温。その違いを楽しむのも旅行や留学をする理由の一つだと思う。こんな単

          タトゥーに込める”意味”の違い。

          アメリカ人は、”早く、用件だけ”

          あなたは今、飛行機に乗っている。大学の友人と卒業旅行にヨーロッパへ。最高だ。少し体が冷えてきた。行きの飛行機のCAさんは日本人だ。あなたはこう言うだろう。 「すいません、少し寒いのでブランケットを持ってきてもらっていいですか?」 帰りの飛行機。CAさんは外国人だ。また行きと同じ状況に。あなたが日常会話程度の英語を喋ることができた時、こう言う。 「Can I get a blanket?(ブランケットをください)」 中学、高校の時にこの文脈で通じると言われたから、逆にこ

          アメリカ人は、”早く、用件だけ”