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習慣を変えるならアイデンティティーを変えよ
近頃めっきりAudibleとKindleに頼り切りなのですが、
「良いなあ、深めたいなあ」と思う書籍はやはり現物で手元に置いておきたい。
そんな経緯で今週手元に来てくれた書籍。
日米ベストセラーになっているようなので、ご存知の方も多いかな。
著者のジェームズ・クリアー氏は大怪我からスポーツ選手として復活したお方。
経験に基づく習慣に関する知見についてブログに書いていくうちに、メルマガの読者数が増え、講演が増え習慣の専門家として活動されています。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88991131/picture_pc_b12625cd400c4d8bb3b246780c3bb38e.jpeg)
行動の習慣化に大切なのは
目標設定ではなく「仕組みづくり」、
「なりたいアイデンティティーの明確化」であることが
とてもわかりやすく記載されています。
4つの法則による習慣術が提示されていて、
頭の中で抽象的だった概念を
ズバッと言語化してくれている。
さすが日米ベストセラー。
習慣化だけでなく、目標達成や今の自分にもやもやしている人にも
とてもおすすめな一冊です。
詳しくは是非お手に取っていただきたいのですが、
私の特にお気に入りなパートのご紹介。
【習慣を変えるならアイデンティティーを変えよ】
コーチングのファーストステップである【あるべき姿の明確化】と
深く共鳴しているように感じています。
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※本書より
「習慣化」というと
苦手なことや辛い行動を何とかこなしていく。。
というイメージが浮かびがちですが。
そもそも「どんな人になりたいんだっけ?」「ありたい姿」を明確にして、
「その人だったらどう行動する?どちらの行動を選択する?」
という検討と決断を繰り返していけば良い。
その結果が「習慣化」につながり、
当然習慣化の先の「ありたい姿」に直結していく、ということ。
大変にわかりやすく、清々しいほどわかりやすいなあ、と。
①どのようなタイプの人になりたいかを決める。
└主義、価値観、ビジュアル、どんな人になりたい?
その人なら、どのような選択と行動をする?
②その行動の蓄積が積み重なり、証拠となる。
└行動を繰り返せば繰り返すほど、
その行動に関連するアイデンティティーが強められていく。
私はありたい私になったみたい!!とその信念を強く信じるようになる。
自分が自分を信じていくことにより、ありたい私が完成していく。
アイデンティティとは、自分が自分であること、
さらにはそうした自分が、他者や社会から認められているという
自分自身の感覚のこと。
「私は〇〇だ」
![青と白 マインドマップ プレゼンテーション (1280 × 670 px)のコピーのコピー-5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88993571/picture_pc_e28c58da0624bf605631151c7fad2248.png?width=800)
ジェームズ・クリアーは
習慣がアイデンティティーを形成し、アイデンティティーが習慣を形成する。
と両者が相互関係のサイクルにあると述べています。
つまるところ
習慣行動はあるべき姿に近づく信念形成の過程であり、
新年が形成されると自然にその行動(習慣)を選択する、ということ。
やっぱりありたい姿の明確化って大事だなあ、と
改めて思ったのでした。
そしてこれらはとてもスモールステップで、
ちょっとづつでよく。
時に挫けたりしながら、打率を高めていけば良いということ。
また一つ優しいガイドブックに出会えたお気持ち。
ここまでお付き合い有難うございました。
皆様、今日も良い1日をお過ごしくださいませ。
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