いっそ ほっきょくてん へ ・・・

　

　ある ひ ・・・






















　まったく

　くも

　ひとつ

　なく

　くれ て

　ゆき


　つき

　は

　おりて

　ゆき


　また

　あけ て

　きて

　あさつゆ ・・・


　しきり ・・・


　とり たち の こえ

　そして

　あきらか な

　かっこう


　とおく から

　やって くる

　なみ の よう に

　くるま の つうか

　して いく

　おと

　・

・

　　・・

　　　　・・・

　　　　　　　　・・

　　　　　　　　　　　　　・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　

　ことし の

　げし は

　てんき が

　いい

　・・・・

　げし の あたり は ・・・


　きのう は

　ゆうこく に なる まえ

　まだ ひかり が いろづく まえ

　から

　くも ひとつ

　なく なり

　ぴーかん ・・・


　くれ る ・・・


　とおく

　らくじつ の あたり に

　すこし

　くも

　・・・

　やね こうじ

　ふたたび うごき だし

　だんどり ・・・


　やね の うえ に いる もの だから

　どうして も

　ひかり が いろづき だす と

　さつえい ・・・


　かめら

　おまかせ

　で

　こまどり ・・・



　あまり に

　てんき が

　いい と

　にくたい に

　つまった

　ゆうしゅう も

　ごねる こと

　あたわず

　まえむき

　・・・・


　かえり 、

　くらがり の

　くさむら で

　めがね の lens

　かたほう

　おと す

　・・ ・

　おと は
　
　しなかっ た

　な

　さん かい も

　よん かい も

　なに か が

　おち て

　きゅう に

　しかい が

　へん に

　なっ た

　ところ を

　いき き した が

　みつからず ・・・・

　あしからず ・・・・

　あした また さがす から

　と

　あきらめ

　かえる


　やけい は

　とても すっきり と して いて

　あっけらかん と

　みかづき

　ひくく

　なっ て

　いっ て

　いた


　かえる たち も

　だいぶ しずか に ・・・・


　もう

　じなり の よう には
　
　うたわず

　・・・・


　ごご はち じ はん

　でも

　ほくせい の

　ちへいせん の

　あかみ は

　さめ やら ず

　くれ なず む ・・・


　Paris なら ば

　じゅう いち じ でも

　まだ

　たそがれ

　だろう

　か


　Berlin では

　・・・・

　など と

　おもう ・・・


　いっそ

　ほっきょくてん へ ・・・

　など と ・・・

　。