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母が新聞投稿掲載「上手く歌えるコツは?」

母が今朝、新聞に募集テーマ
「苦手なこと。苦手だったこと。」
にタイトル「上手く歌えるコツは?」で、掲載されました。

まとめると、
〜歌う事が苦手で、無理にカラオケ歌わされると、しーんと静まる。
娘に「好きな歌は上手く歌えるね」言われて、孫と練習行ったりして練習してる〜
娘とは私で、
孫は姪です。

いつものように割愛されて掲載されてます。

私は、読んで笑いました。
これから母の掲載記事より長く書くわけです。

父と母は、音痴です。
上手くない
下手、
歌えない
とかではなく
音痴です。

戦中戦後に生まれた人は、音楽を聴く機会さえなく、歌う事はまずなかったわけです。

音程が取れないのは、声帯の伸び縮み大きさのコントロールを、音程に当ててられないからです。

母は、音程音痴でリズム音痴ではありません。
父は、音程もリズムも音痴でした。

「なゆたちゃんにアドバイスして欲しい」とカラオケに行き「青い山脈」なら上手く歌えるねと褒めて。「これから、練習しよう」とすすめました。
歌詞のテロップに合わせずに、音楽で、膝を叩いて拍子を取りながら練習しようとアドバイスしました。

掲載されて記事には、アドバイスなど載ってません。タイトルの内容は書かれてません。

姪っこの歌は聞いたことはないが、うちの娘と違って5才にはピアノ習ってたのに、実らず、電子ピアノのもうないそうです。

姪っ子にも、音楽教えてやってくれと、言われた事も。
直接話した時も悩んでいる様子。
で、「ピアノって大人から習ってもできるんですね」と反応。うーん。苦笑。

父も、音痴だが、カラオケのために、
♪もしもピアノが弾けたらなら♪と♪異邦人♪を熱心にもちろん楽しんで歌ってました。

みなさん、本当の音痴って生で聞いたことありますか?テレビでしかお目にかかれないですよね。
しかも、家庭で歌い続けられてるんですよ。なかなかない体験です。

でも、父はクラッシック、喜太郎、私の身体入っているもので、カーペンターズとかを聴いてきてのは、ありがたかったです。

また、妹(姪の母)と弟はピアノを習ったので、ピアノがあった事には感謝。
バイエルが家にあったのにも、感謝。

私は、音楽の教科書を単音で弾きながら歌っていました。学年が変わる時、音楽の教科書が手に入るのが楽しみでした。
バイエルも独学で、83番くらいまでやってました。

お陰で、短大の児童教育音楽コースに、面接で、「ドレミファソラシド歌って。ピアノある?」
で、ピアノを習ってないのは私だけだったけど合格できました。
その後が泣きながら練習してましたが、これがなかったら今の私はないわけですから、
やはり父と母に感謝です。

ごめんなさい。詩に夢も憧れもありません。できる事をしよう。書き出すしかない。書き出す努力してる。結構苦しい。でも、一生書き出す覚悟はできた。最期までお付き合いいただけますか?