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ホロライブを好きになって。

 お世話になっております。かまたけと申します。私のnoteでは主にホロライブに関する楽曲・MVへの個人的な解釈や感想を中心に投稿していきます。今回は解釈投稿とは違って「ホロライブを好きになって良かったこと」を書いていこうと思います。内容はホロライブですが、推し活をしている方だと割と理解できる内容になるのかなって思います。解釈投稿とは違いますが、ゆる~く書いていきます。


ホロライブとの出会い

人生に絶望していた頃

 ホロライブとの出会いについては最近の記事で触れていますが、あらためて。タイトルには「絶望」と入れていますが、文字通り2023年の10月~12月、私は人生に絶望していました。率直に2年間付き合った彼女と別れ、母親が病で入院したことが原因でした。自分にとって親しい人間が2人同時にいなくなる。当時はかなりきつかったことを覚えています。通学中に毎日「死にたい、でも痛いのは嫌だから誰かに殺してほしい。」って考えたと思ったら、友人と話している時は「やっぱり生きていたいよな。」と思ったり、でも1人になったらやっぱり「死にたいなー。」って思ったり。情緒めちゃくちゃでしたね(笑)情緒はめちゃくちゃだけど、アルバイトあるし、課題あるし、研究発表あるしで大変でした。誰に相談しても辿り着く答えは「時間が解決してくれるから。」なんですけど、当時は納得がいかなくて。とにかく辛い時期だったことを覚えています。

 そんな情緒不安定だった頃の12月、家に帰ると弟がテレビでYouTubeの配信動画を見ていたんですね。画面にはVTuberと呼ばれる人たちがマリオカートをライブで実況していた様子が映っていました。その時衝撃を受けたのが、可愛らしい見た目なのにアイドルとは思えない発言(良い意味で)を連発していたことでした(笑)。そのノリがテレビ番組で言うイッテQの温泉同好会みたいで、久しぶりに心の底から笑ったことを覚えています。アイドルだけど、ボケとツッコミができる芸人さんみたいな(笑)。

 それからは「死にたいなー。」ってことは思わなくなりました。少しずつ気持ちの穏やかさを取り戻していきました。配信を視聴し、楽曲を聴いて、グッズを購入して、2024年3月16日・17日に開催されたhololive SUPER EXPO 2024 & hololive 5th fes. Capture the Momentにも参加しました。経歴はこれぐらいにして、そんなホロライブに人生を救われた大学生が思う「好きになって良かったこと」を書いていきます。

出会いが人を変えていく、強くする。

年齢に関係なく広がる交友関係

 1つ目は「年齢に関係なく交友関係を広げられたこと」かなって思います。特にそれを感じたのがアルバイト先でのできごと。大学1年生の初期から勤めているアルバイト先があるのですが、正直に交友関係が上手くいっていたとは言えませんでした。地元にも高校にも大学にも友達はいるし、バイト先にまでこだわる必要はないかなって。やることはちゃんとやってひと言挨拶だけして帰る。これを週に1回、繰り返していました。

 ですが、ある日、ホロライブかギリギリ分かるかどうかの微妙なラインのクリアファイルをアルバイト先に持って行ったことがありました。そのファイルをだいたい10歳ぐらい?年上の上司が見るなり「かまたけくんってホロライブ好きだったけ?」と聞かれて。「俺もホロライブ好きなんだよ!」と上司がひと言。そのファイルがきっかけで上司とは急激に仲が良くなりました。毎週アルバイト終わりに「昨日の配信見た?おすすめの配信ある?推し誰なの?」と話が止まらず(笑)私にとって冷たい関係を保っていた職場が急に暖かくなるのを感じました。それからは「今度打ち上げでカラオケ行くけど来る?」って誘われるときも前まで断っていましたが、今では足を運ぶようになりました(笑)

 ホロライブを通して上司と仲良くなり、バイト先に行くことが楽しみになりました。次第に職場の人とも仲良くなり、実は1度辞めようと思っていたこのバイトも「辞めなくてよかったな。」と思えるようになりました。これっておそらく推し活全般に言えることなのかなって思います。1つのコンテンツを通して「誰かと繋がっていく」。その出会いが人を変えていく。人生を彩っていく。年齢と言う垣根を超えた関係も共通の趣味でなら超えて行ける。日々、素晴らしい体験をさせていただいています。

hololive SUPER EXPO 2024 後夜祭 3期生

クリエイターの想いを知る

 2つ目に「クリエイターの想いを知る」ということに焦点を当てていきます。2次元コンテンツについては割と幼い頃から触れていたと思います。どっぷり深夜アニメに浸かったのは中学3年生の頃だと思います。それから今まで受け手としてコンテンツを楽しませてもらっています。

 しかし、ホロライブを知ってからはMVや現地イベントの制作に携わる作り手の人たちのことも知りたいと思うようになりました。それはファンの人たちが絵を描いたり、動画を制作したり、グッズを作ったり。それがX(旧Twitter)に顕著に表れていて「この人たちのことを知ればもっとホロライブを色んな方向から見れて楽しいかな」と思ったことがきっかけで作り手のインタビューを中心に読むようになりました。特に作詞・作曲の方々のインタビューをよく読みます。自分が音楽に力をもらうことが多く、「どんな気持ちを込めて作詞・作曲したんだろ」と調べるようになりました。

 その調べた内容が勉強になることばかりですし、何よりクリエイターの皆さんって相手にリスペクトを感じられる発言が多いと感じるんですよね。だから読んでいて気持ちが良い。そして学んだことを自分の生き方に落とし込んでいく。落とし込んだ考えをVTuberが好きな友達と話している時がまた楽しいんですよね(笑)その友達とマックで4時間半語り合ったこともありました。余談ですが、大勢の飲み会よりも私は1対1でこうして語り合う方が好きです(笑)私が特に好きなインタビュー記事も貼っておきますので、お時間あればご覧ください。

 こうした経験もホロライブを好きになっていなければなかったことなのかなと思います。作り手を理解しようとする姿勢を持つことでよりコンテンツを楽しむことができる。その学びを手に入れられたのは大きな財産です。

共に駆け上がりたい

 3つ目は「共に駆け上がりたい」としました。皆さん「推しがいるから頑張れる」ってことありますでしょうか?はい、それです。推しが頑張ってるから自分も頑張ろう。このマインドを持てたこともホロライブを好きになって良かったなって思うことです。今までもアニメを視聴していて推しはいました。いたんですけど、やっぱり彼らは言葉を選ばずに言うとシナリオ上のキャラクターじゃないですか。だから「かっこいい、あんな風になりたい」と思ってもどこか雲の上というか。共に駆け上がるというよりも、道の少し先を歩いて手を引っ張ってくれるような存在だと私は解釈しています。

 でも、VTuberさんの場合アニメルックなキャラクターですけど、一様裏に「人間」がいるじゃないですか。そこが大きな違いかなって思います。私たちと同じように日常を生きている。同じように疲れるし、辛いなって思うこともあるし、「活動を辞めたいな」って正直思うこともある。それでもファンのために、自分の目標を達成するために毎日頑張って「嬉しい報告」ができたとき、ファンと一緒に喜べる。この関係が素敵だなって。VTuberは見た目は2次元だけど同じ「人間」だからこそ辛いことも、嬉しいことも共有しながら共に道を駆け上がってくれるような、そんな存在だと思っています。

 私も配信を視聴して、楽曲を聴いて、グッズを購入して、イベントに参加しながら彼女らと共に道を駆け上がりたいと思います。今度あずきちことAZKiさんの現地ライブに参加予定なので、まずはその日まで頑張るぞ!!

ホロライブ×ジョイポリス FANCY PARTY

おわりに

コンテンツに境界線はない

 「ホロライブを好きになって良かったこと」、いかがでしたでしょうか。今回の記事で伝えたいことは「コンテンツに境界線はない」ということかなと思います。誰であっても共通に推しているコンテンツがあれば繋がれる。くだらないことで笑い合える。ときに悲しくなっても傘をさしてあげられる。気持ちに寄り添える。そこに性別や年齢、国籍という境界線はない。出会いが人を変えていく、気持ちを強くする。この世界にはそうしたコンテンツがいくつもあります。それを全力で楽しめる私の人生は幸せだなって思います。今はホロライブが好きですが、いくつになってもそうしたコンテンツに出会っていたいですね。

 ということで読者の皆様、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。では、また次回!!

 

 


 

 

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