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人生を変えるエンジニア転職の秘訣とは?一発回答のジャックと豆の木理論

皆さん、知ってますか。

ジャックと豆の木

はるか昔に読んだ絵本の一つにあったような、テレビか何かで見たような・・・そんなうっすらとした記憶。

内容はなんとなく覚えている感じで書いてみる。

ジャックという少年が魔法の豆を庭に巻いたら大きな木に育ってその木に登ると宝物が手に入り、メデタシメデタシ。

・・・なんか違うというか、こんなシンプルな話でしたっけ?と思ったのでWikipediaでみてみる。

イングランドのアルフレッド大王時代のある日、ジャックは母親に言われて牝牛を市場へと売りに行く。しかし、途中で会った老人の魔法の豆と牝牛を交換してしまう。家に帰ると怒った母親により豆を庭に捨てられるが、次の朝にその豆は巨木へと成長していた。ジャックは豆の木を登り雲の上にある巨人の城にたどりつく。城で出会った巨人の妻はジャックに、夫はogre(オーガ)なので早く逃げるようにと言うが、ちょうど巨人が帰ってきてしまう。巨人の妻はジャックを隠すが、巨人はEnglish man(イングランド人)の匂いがすると言う。巨人が寝た後、ジャックは金貨と銀貨の入った袋を奪って家に帰る。味をしめたジャックは後日金の卵を産む鶏を奪う。しかし、そのまた後日に、魔法のハープを持っていこうとした時にハープが喋り出し巨人は起きてしまう。急いで地上に戻ったジャックは豆の木を斧で切り、追って来ていた巨人は落ちて死んでしまう。楽をして掴んだ幸せに価値がないことを悟ったジャックは真面目に働くようになり、母子ともども幸せに暮らした。

                   引用:ジャックと豆の木 wikipedia

豆が育って宝物が手に入った、というのはざっくり言えばあっている・・・かな。

で、どんな話だったかちゃんと理解できたところで(笑)、タイトルにあるジャックと豆の木理論について書こうと思う。

【概論】

牛と豆を交換するように、自分が持っているものとなにかを交換し、育てていくことで宝物をGetする理論。

未経験からのエンジニア転職、でいえば時間や金を犠牲にしてキャリアを買うといったもの。

【具体的なアクションプラン】

具体的なアクションプランとしてはこういうフロー。

・まずはブラック企業でもいいのでIT系に入社する。
・プログラマーの仕事がさせてもらえるならベストだが、必ずしもそうでなくても良いので1~2年頑張る。
・プログラミングじゃなくて運用とか保守とか監視とか事務っぽい事だったとしても、PythonやVBAなどで自動化してみる。難易度の低い簡単なものでいい。
・そこでした経験をどんな小さなことでもいいので経歴としてまとめる。
・エンジニアとして入社出来るブラックじゃなさそうな会社に転職する。(いい会社であれば転職の必要はもちろん無い)

【解説】

IT業界に限らないかもしれないが、エンジニア未経験者がそうであるようにとにかく未経験参入のハードルは高い

どこも欲しがっているのは即戦力又は即戦力っぽく見えるエンジニアだ。新卒でエンジニアになれなかった人達に必要なのは、とにかく実績をつくることが何よりも大事になる。

ここで必要な実績は、別にエンジニアとしてバリバリやっていたかどうかではなく、プログラミングに関係する仕事をしていたり、自分で考えて動けていたか、がわかるもの。

独学やスクールである程度スキルは身につくかもしれないが、この”実績”が無いと未経験エンジニア転職というのはうまくいかない。だから最初に何としてもその実績をつくるために、ITの会社に入るのが先決となるんですよね。

なんだったらバイトでもインターンでも無料でもいいので、といった勢いで、なんだったらいかにもブラック臭が漂う会社を狙って面接を受けてもいいでしょう。

ちなみに色々なスクールが未経験エンジニアでも転職はうまくいく、とうたっているのは嘘ではない・・・と思う。

・・・嘘ではないと思うが、うまくいく人はスクールに行っていなくてもうまくいった人なんじゃないかな。自走力、企画力、コミュニケーション力・・・仕事として必要な能力が高い人であれば、スクールに行っていなくてもどちらでも良い結果は出るだろうし。

で、入社した後はプログラミングとは関係無い仕事も多くやらされたりすることが7割、2割が経歴詐称して派遣先に行かされる、1割がなんとかプログラミングに関係する仕事につくかも・・・といった感じになる。

で、ここでプログラミングの関係無い仕事だとしても腐ってはいけない。逆に自走力がここで試されていると考えてしまおう。

だいたい世の中の仕事はいまだに面倒で無意味で、ミスが多い仕事で溢れかえっている。それを正そうということでDX化がだのRPAがなんだの、とそれっぽい言葉が流行っている。

で、そんな大げさな言葉を使わなくても、事務レベルっぽい仕事でも考えればそれなりに自動化出来るものはあるもの。

自分がやっていて退屈だと思うならその作業を自動化して、時間短縮したりミスの無いような作業にしてしまえばいい。そうやっていると、だんだん周りから「それどうやってるの?」「こっちにも作って」と言われるようになる。

こうなればしめたもので、最初につくったそのプログラムを応用して作ってあげたらいい。自動化を進めると自分の作業の時間が減るので、プログラミングする時間が増える。

そうすると技術と実績が積み上がっていく。

そこで地位も上がって、満足するルートに乗ったならそこで頑張っていけばいけばいいし、もっとレベルの高い開発がしたいとか、条件が悪くて働きにくいとか、そういうことであれば他の会社に行って新しいチャレンジをしてもいいと思う。

【まとめ】

ジャックは持っていた牛を豆と交換したことで一見損をしたように見えたが、あっという間に大きな木に育ち宝物を手にした。

あくまでおとぎ話でしか無いんだけど、現代でも考えようによっては豆の木は存在する。

年収が上がったり働きやすくなったり、開発に集中出来たり、といった考えていたようなエンジニアになれる。

そういった未経験でも優秀なエンジニアになってきた人を今まで僕は何人も見てきたので、頑張ってこの”ジャックと豆の木理論”に従って行動すればうまくいくと思います。

ではまた。

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