結婚するのはなんで?
はじめに
最近、すごく考えることがある。
それが「結婚」について
もう社会人になる前の大学4年生の僕は、
小説や漫画、そして、ニュースでよく見る不倫報道、そして、極めつけは従姉が結婚し、子供が生まれたこと
これらを起因になぜ結婚するんだろう?と考えるようになった
はるか昔、自分の家を守っていくことが絶対!!のような価値観があった時代での結婚は理解できる
しかし、今では別に結婚をしないという選択をあえてとる人もいるし、結婚しても子供を作らないという選択する人もいる。
価値観が多様化し、いろんな面で制約がなくなり自由になったことで、少し前の結婚=幸せという論調は少しずつ変わりつつある。
しかし、不倫や価値観のずれなど結婚したことで不幸になることもあるだろうにそれでも、結婚する人の方が普通に多いわけで、そこには何か幸せに感じる何かがあるのだろうと思う。
そこを最近、いつも考えている。
それを今回は、まとめていこうと思う。
自分が考える理由はまあ、2つ。
1つ目が絶対的なつながり
2つ目が子供、つまりは、子孫の繁栄
色々考えたけど、この2つを理由にしている人が多いのかなと思う。
他にも生活のため、お金目当て、家族(両親)のため、とかあると思うけど、少数だと思うから今回は省く。
絶対的なつながり
アドラー心理学における幸せとは、自分の存在意義を感じられているということだと本で読んだことがある。
この絶対的なつながりとは、つまりは、そういうことだと思っている。
自分が相手を必要としているように、相手も自分を必要としてる。
自分が自分でいる限り、ただ存在しているだけで相手は自分を欲してくれる。相手がいる限り、それは自分の存在意義となり、生きる理由になる。
結婚関係とは、こういう存在意義の依存関係であり、生きがいを創出してくれる存在だと考えている。
自分が存在意義を感じられることは幸せであるから、結婚は幸せなものと感じられるのだろう。
こんな風に難しく言っているけど、簡単に言えば、
「好きだから」、「一緒にいたいから」
こういう風な理由で結婚するのは、僕は存在意義を依存しあうことで幸せを創出する絶対的なつながりを感じるから結婚するのだろう。
ただ、これは結婚しなくても感じられるものだし、この絶対的なつながりを超えて不倫してしまう人もいるから一概にこれだ!ということができない。
子供
子供って必要だろうか?
子供が苦手な僕はそう考えていた。
だから、子供が欲しいから結婚する人のことを理解できずにいた。
僕がなぜ子供が苦手というと、自分の器の狭さを実感させられるというのが1つあると思っている。
例えば、子供がわがままを言う。叶わない。泣く。
よくあることだが、イライラしてしまうことがある。
そのイライラに気づき、自分の器の狭さに嫌気が刺す。
結果として、嫌な気持ちになる。
こういうことを繰り返していった結果、僕は子供にどう接すればいいのか分からなくなっていたし、いつしか苦手意識が根付いていた。
そんな僕だが、最近少しその思考が変わった出来事があった。
その話を聞いてほしいと思う。
つい先日、従姉のまだ1歳にもならない赤ちゃんに会う機会があった。
僕は我関せずと自分以外の家族や親族が赤ちゃんに向かっていく中、一人ソファーに座った。
ぼーっと携帯を見ていると、視線を感じ、そちらを向くと、赤ちゃんが僕をじーっと見ていたのだ。
とりあえず、微笑み返したが、そのあとも、ずーっとこっち見ていたが、それに気づかないふりをして、携帯をいじった。
そんな膠着状態が続く中、勝負に出たのは赤ちゃん。
僕の方にハイハイで近づいてきて、僕の足元にあった僕が持ってきたペットボトルの飲み物を奪って、遊びだした。
僕の足元で遊ぶものだから、僕はぶつからないように体勢をかえるほかなかったのだが、そのとき、赤ちゃんと目が合ってしまった。
それに引き付けられるように僕は赤ちゃんに触れたいと思い、ほっぺを触った。白く、柔らかく、スベスベな肌だった。
それからなぜか赤ちゃんをからかうように僕は控えめながらも一緒に遊んでいた。
あとから母から、「あんたすごくいい顔で笑ってたね」と言われた。
自分には父性がないと思っていたのだが、それは思い違いだったのかもしれないとすこし嬉しくなった。
こういう出来事があった今でも、子供が苦手というのは変わらないのだが、子供が欲しいから結婚するというのは、少しわかるような気がした。
おそらく子供に限った話ではなく、何かを育てるって人生の中の幸せに大きく関係してるんじゃないかと思った。
今はまだ未熟だから言語化できないけど、いつかできたらいいなと思う。
最後に
どうだったでしょうか。
自分が考えてここに書いたことは一概には言えないと思います。
突き詰めれば、絶対的なつながりがあっても、また、子供がいても、結婚しない人もいるからです。
そもそも結婚という手続きがなぜ必要なのかとかそっちに転換していってしまいます。
これは、法律とかそういうことでなく、人間の気持ちとか幸せとかの意味で、です。
そう考えると、なぜ結婚するのか?を明確に答えられる人はいないから、これも哲学だなと思います。
では、今回はここまで
ありがとうございました。
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