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音楽には希望より絶望をうたってほしい


はじめに


こんばんは!!

今回、読んだ本とか関係なく、自分の好きなことについてのエッセイを書いてみたいなと思います。


なぜこれを書こうと思ったのかと言うと、

13歳からのアート思考」という本を読んで、世間一般の見方でなく自分だけの見方、物事の捉え方が重要だと感じ、これを養うために何をしようかなと考えたとき、


「自分の好きなことから自分だけの感覚や好みが色濃く出る。これを言語化すれば、自分の感覚を可視化できて、客観的に個性を見れるな」

と思って、好きなことについてのnoteを月1回投稿しようと決めたわけです。


基本、今は読んでいる本が読み終わったら、必ず投稿しているのですが、それと並行してやっていければと思います。


好きなものと言っても。小説とか音楽とか、ジャンルにしてしまうと、あっという間に書くことがなくなりそうなので、作品とかアーティスト名とか、絞って書いていきたいと思います。


ということで、今回の僕の好きなものは

ヨルシカ」というアーティスト(音楽)です。


では、入っていきましょう。


音楽には希望より絶望をうたってほしい


僕は基本的に音楽は日本のアーティストさんのモノを聞く。


理由は、歌詞が好きだから。

曲を肌で感じながら、歌詞に注視して耳を傾ける。

その歌詞の世界観を想像する。

曲に合わせている分、歌詞ですべてのことを言い表せない。だからこそ、自分でその歌詞に合わせた世界を創造できる余地がある。

それが自分に重なることがあれば、なお、心に響くものになる。


この前置きをした上で、

ヨルシカ」というアーティストの世界観が好きだ。


僕が個人的に感じるヨルシカの歌詞の世界観というのは、


葛藤、嫌悪、狂気、憧れ、虚無、喪失


まあ、こんな感じ。


これらの世界観がまるで小説のように美しい文学的な詞で綴られている。


基本的に僕は、音楽に関して言えば、希望より絶望が心に響く。


ヨルシカというアーティストの歌は絶望よりの歌が多い。


絶望の歌は悲しみに寄り添ってくれる


特にヨルシカの歌の詞は、

この自分の中で表現できない悲しみを言葉に表現してくれ、音楽という形で自分の悲しみを吐き出してくれてるように感じる。

救われる。


希望の歌で、前向きになれたこともあった。

けれど、すぐに小さな失敗で悲しみは戻される。


悲しみというものは人間の中で絶対、切り離せない感情だ。

だから、それを失くしてしまおうと、自分の感情と真逆の希望の歌より悲しみを肯定してくれる気がする絶望の歌の方が好きだ。


希望は美しいけれど、欺瞞に聞こえるときだってある。


だから、僕は現実が表現され、人間味の溢れたヨルシカの歌が好きだ。


好きな詞


心より大事なものを見つけたかった

言葉って薄情だ

水圧で透明だ

なあ、建前より綺麗なものを探しているんだ

そんなの忘れていいからもう、逃げよう

                             (憂一乗)


何にも良いことないんだ この世は僕には難解だった 

君が教えなかったことばかりだ

ピアノを弾いてたホール あのカフェはもうないんだ

僕らを貶す奴らを殺したい 君ならきっとわかってくれる

                        (夕凪、某、花惑い)


間違っているんだよ わかってないよあんたら人間も

本当も愛も世界も苦しさも人生もどうでもいいよ

正しいかどうか知りたいのだって防衛本能だ

考えたんだ あんたのせいだ

                     (だから僕は音楽を辞めた)


あんたの価値観なんて偽物だ 思い出だって偽物だ

心は脳の信号なんだから 愛も皆レプリカだ

                          (レプリカント)


他人に優しいあんたにこの孤独がわかるものか

死にたくないが生きられない、だから詩を書いている

                             (思想犯)


先生、人生相談です。この先どうなら楽ですか。

涙が人を強くするなんてなんて全部詭弁でした。 

                          (ヒッチコック)



まとめ


どうだったでしょうか。


今回、書くのめっちゃ苦戦しました。


言いたいことけど、書けないとか

それが行き過ぎて何かいたらいいか分からないとか


でも、自分の好きなものに向き合うっていうのはとてもいい経験だなと思います。


ヨルシカ、自分と同じように、世間を斜めに見ていたり、どちらかというと内向的な人には響くと思うので、聞いてみてください。


今日、紹介した局以外にも、良い歌たくさんあるので。


では、来月、また、違う好きなことに関してのエッセイ書きます。

さよなら~





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