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家を持つ

いよいよ本契約の日がやって来た。

ここまでの道のりは長かった。
思えば2人で住もうと言い出したのが去年のことだ。

年明けから部屋を本格的に探し始めた。
どうやって部屋を探すものなのかも分からなかった。

とりあえずネットで公開されている家を片っ端から見てみる。
良さそうなところをピックアップし、検討後に内見を申し込んだ。

数箇所の不動産屋さんに良い家はないかと相談もした。
けれどなんだか今一歩な家しか見つからない。

契約まで進んで良いのではないかと思われた家もあったが、手違いで契約ができなかったこともあった。

しかし、そんなすべての要素はきっとこの古民家を借りるための布石だったのだと思うほど気に入っている。

駐車場は近隣の土地に善意で止めさせてもらっている。本当に感謝だ。

賃料もこんなに良心的な値段で一軒家を借りれることなんて少ないだろう。幸運である。

不動産屋さんからの契約内容の説明とともに、名前を書いたり、住所を書いたりしていたらあっという間に契約が完了した。

可愛い鈴の付いた鍵を受け取った。

最後に、挨拶回りをするにあたり、善意で駐車場を貸してくれている主にお礼と挨拶をしたかったので、どの家に住んでいるのか聞いてみた。

だが残念ながら近所の人ではないらしい。
いつか会う機会があればぜひお礼を言いたい。

不動産屋さんを後にした私は早速家を向かった。

追伸
後ほど、不動産屋さんから挨拶回りに行く近所の家リストが送られて来た。
手厚いサポートに涙が出る。
挨拶する時に、ゴミ袋をあげると喜ばれると言っていた。検討しよう。

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