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【はじめてのnote】書き綴るということ。

私には両親がいない

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なぜ私がnoteを始めようと思ったのか。
理由はふたつある。

言葉でいうのは簡単だけれど、
文字で残すのはとても意義を持つものと思ったから。

ひとつめは、このありきたりな理由。
もうひとつは、自分の短いながらの「人生の経験によるもの。」

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タイトルに書いたように、
私には両親がいない。

もう少しいうと、おばあちゃんも亡くなっている。
「家族」と呼べる人はいなくなった。
そして一人っ子。

今、お母さんと呼んでいるのは、義理の母のこと。
家族については、今度詳しく書こうと思うのでこの辺は割愛。

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少し話が脱線したが、
『言葉に残すことは人生の経験によるもの』
とは具体的にどういうことか。

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▪️経験ひとつめ
繰り返しになるが、
私は「家族」が無くなった。

人は亡くなった後、自分が発した言葉は直接与えた人達の心には残るけど、その言葉は次第に忘れられていく。

誰かが伝承すればいいけど、
それは伝言ゲームのようなもので。

どんどん真意は失われていき、
意味合いだけでなく全然違う言葉で伝わっていたりする。

私は身近でこの「亡くなる」というのを実体験したから、言葉と文章の違いの大切さを理解している、と勝手に思っている。

言葉も文章もどちらも大切だ。

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▪️経験ふたつめ
数年前に自暴自棄の期間があった。
それは思春期の女の子特有のものなのかもしれない。
私自身もそうであったように、女の子の友達や知り合いでもよくそのような話しはきく。

それはちょうど親が亡くなった後のとき。
その時に、とあるゲーセンで男性にナンパされた。

ナンパされた時の言葉は、
キュンとするような言い回しでもなく、
顔も全然カッコよくもなく。
ただ、その時はもう誰かがそばにいればいいと言う感情でしかなかった。

カフェで話をしたあと、
その1時間後にはベットで喘いでいた。

その自暴自棄の期間中は、
男にとってはタイムセール的な感覚だろう。

私にナンパすれば「無料でやれる」
話術も顔も関係なし。

やり終わった後の男のスマホをチラリと見ると、LINEの画面が見えた。
「ただまんゲット〜!」

悲しかった。
しょうがない。

ちなみにこの時の「しょうがない」と言う感情は、泣き寝入りでは無い。

私が同意してやって、そこの空間では少なくとも相手を好きになったし、気持ちも穏やかになったのだから。

私はその経験を心に刻みつける覚悟をした。
これは忘れるようなことでは無いから、
なんとか文字として残しておきたかった。
自傷行為と似たようなものなのかもしれない。

今後もこういう時が来るのだろうけど、
しっかり自分の心と向き合いたいと思う。

なお、これは苦痛では無い。
自暴自棄という書き方をしたが、
たまにはこう言う感情を出すのも重要なのかもしれない。

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そういう思いと経験から文章を書こうと思った。
私のxでは「です、ます」調だけれど、
ここでは「だ、である」調とする。

それは大衆向けに女性作家が書いているのと同義、だと思っている。
有名度は天と地ほどあるが。

私は両親が生きている頃、まだ幼少期からずっと本を読んでいた。
その影響もあり、noteも誰かの小説家の文体と似てしまうかもしれない。

ただそれはあくまでも文体のはなし。
どんな文体であれ、私の言葉を残したいという気持ちに変わりはない。

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締めの言葉を考えたけれど、
「つづく。」にしようと思う。

この文章がつづくという事では無く、
これからの長い人生が「つづく。」
言葉という名の言霊が「つづく。」
私が死んでも未来永劫「つづく。」

と言う意味合いも込めて。

つづく。


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