【ホロライブ小説】『七彩大戦』:第3章 溶岩少女の領域
キアラとマリンとの戦いはしばらくの間続いた。
「もう、3回は殺してるはずなんだが、お前は本当に不死身なのか?」
マリンは顔について返り血を拭いながらキアラに問いかけた。
「マリンちゃんも大した能力じゃないのに強いね。全然、とどめを刺せないよ。」
そう言うとキアラは切り落とされた腕を再生させた。
悟は高度な戦いを驚嘆の目で見ながら、「観戦者」としての自分の役割を自覚した。
「俺はただ、戦いを観戦するだけだ。介入してはいけない。」
そう自分に言い聞かせながら、悟はマリンとキアラの