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介護予防ハイク🥾 東京都立「神代植物公園」


調布市にある「神代植物公園」は、都内唯一の植物公園です。
四季を通じて、草木の姿や花の美しさを味わうことができます。現在、4800種類、10万本・株の樹木が植えられており、園内は、ばら園、つつじ園、うめ園、はぎ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分かれて散策できるようになっています。美しい景色の中を散策しながら、植物の知識を得ることができるよう工夫されていて、五感を刺激しながら、たくさんの学び、癒し等もあり、介護予防ハイクには最高の場所といえます。
園内はどこもバリアフリー設計で、コンパトにまとめられていて、ご高齢の方でも無理なく散策できるのも魅力です。
来園されている方は、植物好き、写真好き、森林浴、花の香り、作品(盆栽など)の展示会、園内を望むオープンカフェ、隣接する深大寺のお蕎麦を楽しみに来られるなど、目的や楽しみ方は様々。皆さんとても、いきいきとされているのが印象的です。
自分らしい楽しみ方で、季節や目的を変えて何度も来園されるのもおすすめです。


神代植物園 園内MAP(バリアフリー版)

▼ダウンロードはこちら▼

https://www.tokyo-park.or.jp/park/jindai/assets/jindai-Barrier-free-map.pdf


介護予防ハイク レベル別コース紹介

【レベル:★☆☆☆☆】 おひとりで歩くことが困難な方(介助が必要、車いす、杖歩行、歩行器歩行)

●コース:車椅子通行可能ルート
●時間:自由
●靴:履きなれた歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズ
●メモ:園内はほぼ平坦ですが、多少傾斜のあるところもあります。下り坂では、注意して歩行し、車いすの方は、後ろ向きで車いすを支えながらゆっくりと下りましょう。

【レベル:★★☆☆☆】 近所のお散歩ができる方、おひとりで歩くことはできるが、歩行状態が不安定な方、認知症などで見守り歩行が必要な方

●コース:園内すべて
●時間:自由
●靴:履きなれた歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズ
●メモ:自然の遊歩道エリアを歩く場合は、転倒しないように注意しましょう。途中、ベンチも多くありますので適度に休憩することも大切です。

【レベル:★★★☆☆】 普段からおひとりで歩ける方、近所の散歩や、旅行先などでの散策などを楽しまれている方

●コース:園内すべて
●時間:自由
●靴:履きなれた歩きやすいスニーカーやウォーキングシューズ
●メモ:自然の遊歩道エリアを歩く場合は、転倒しないように注意しましょう。途中、ベンチも多くありますので適度に休憩することも大切です。


参考コースガイド(春のバラフェスタ) 

正門に一番近い 第一駐車場 【駐車料金:乗用車1時間まで¥300、超過20分毎¥100】※他に第二駐車場、臨時駐車場もあり
広々とした正門エントランス
正門前バス停エリア
入園料
年間パスポートは何度も来られる方はお得ですね。
入口 入場券売場
正門を入ってすぐ右の様子。ばら園に向かいます。
地面はこのような感じです。
入園してから5分程でダリア・ぼたん・しゃくなげ園
国際ばらコンクール花壇
入園から10分弱でばら園に到着。ここは少し下りの傾斜あり。
時刻により美しい音色が響くカリヨンからのばら園の様子
色とりどりの美しいばら
ばらの香りにつつまれます
歩きやすい歩道
春のばらフェスタ
ひとつひとつ、ばらの説明書きも丁寧で勉強になります。
ベンチもたくさんあります
写真奥の高台で休憩できます。もちろん、スロープもあるので車いすでのアプローチも簡単。
宮殿のような休憩スペース
売店もあります。『バラソフト』が一押し!
向かいの昭和59年に完成した大温室に行ってみます。
大温室入り口
中のルートはこんな感じ
大温室の中の様子。歩きやすく、車いすも入ることができます。
中間の休憩スポット。自販機や、トイレもあります。
急な雨の時は便利そうです。
花いかだがかわいい
美しい蓮の世界
バラ園と大温室を堪能したあとは、自由に森散策。鳥のさえずり、風の音、森林浴。
かえで園。秋の紅葉はさぞ見事でしょう
芝生広場。中央は背丈以上の大きなパンパスグラス。
売店もあります
エリアごとに、様々な休憩スポットがあります。
車いすが押せるようにほとんどの道が整備されています
ばらの盆栽展
軽食・喫茶 グリーンサロン

神代植物公園 基本情報・交通案内・問い合わせ先


介護予防ハイクとは


山や自然にはさまざまな楽しみ方があります。介護予防ハイクもそのひとつ。自然の中にいること、自然に触れることを純粋に楽しむ。介護予防ハイクには、五感を刺激、癒し、認知症予防、リフレッシュ、ストレス解消、精神的な安定、すでに要介護状態にある方は、症状を悪化をさせない改善させること、人との交流、身体活動等から、健康増進や介護予防効果が期待できます。
介護予防でハイキングをはじめたい方、家族のためにいっしょに介護予防ハイクをされたい方などに向けて、実際に行って介護予防ハイクの山や公園としておすすめしたい場所を紹介しています。


ハイキングの基本

・動きやすい服装が基本です。汗をかくため、吸汗性や速乾性に優れたウェアをおすすめします。
・両手を空けるために、リュックサック(ザック)をおすすめします。
・シューズは、歩きやすさを重視して選びましょう。短時間で舗装されていているコースは、歩きやすいスニーカーで問題ありませんが、山道やアップダウンのあるコースを歩く場合は、ハイキングシューズやトレッキングシューズを用意しましょう。
・掲載しているコースタイムは、あくまでも目安です。休憩時間は含まれていません。時間にゆとりをもって、早めの出発、早めの下山が安全です。
・ハイキングスタート地点までの交通手段、電車やバス、道路状況などは、変わる可能性があるので事前に確認しましょう。
・山の天気は変わりやすいです。雨具は常に常備しましょう。防寒暴風対策にも役立ちます。
・自然のものを持ち帰らない。ゴミは必ず持ち帰りましょう。

ハイキングの基本


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