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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2021年8月の記事一覧

草森紳一『ナンセンスの練習』

☆mediopos-2480  2021.8.31 賢い人が多すぎる 賢くなりたいという人 ひとから賢いと思われ…

KAZE
2年前
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武田 砂鉄 『ル・ボン『群衆心理』 』

☆mediopos-2479  2021.8.30 ル・ボンの『群衆心理』が刊行されたのは 一八九五年とのこと…

KAZE
2年前
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『パウリの夢/C・G・ユングの夢セミナー』

☆mediopos-2478  2021.8.29 パウリにはユングとの共著で 非因果的連関の原理 つまり自然現…

KAZE
2年前
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マルティン・ブーバー『我と汝』

☆mediopos-2477  2021.8.28 ブーバーの『我と汝』が 講談社学術文庫ででている 訳者は野…

KAZE
2年前
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末木 文美士編『死者と霊性: 近代を問い直す』/吉永 進『神智学と仏教』

☆mediopos-2476  2021.8.27 シュタイナーの著作に『神智学』がある その「神智学」という…

KAZE
2年前
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保科英人 (著, 編集), 宮ノ下明大 (著), 高田兼太 (著)  『「文化昆虫学」の教科書:…

☆mediopos-2475  2021.8.26 「文化昆虫学」は「人々の精神的活動、あるいは 様々な文化事…

KAZE
2年前
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大脇幸志郎 『「健康」から生活をまもる/最新医学と12の迷信』

☆mediopos-2474  2021.8.25 「健康」が信仰となっている 「病院化社会」の教義の中心にあるのが 「健康第一」ということであり その教義を守るための 「正しい」とされる知識が教えられる それにともなって 病気の名前も次々とつくられていく (名前がつけられると実体化されてゆく) それらの信仰をささえるのが 「エビデンス」である その「エビデンス」なるものを根拠に さまざまな医療が与えられることになる 医療が不要だというのではない 医療の基本はある意味

エルメス財団『Savoir & Faire 木』 /西岡 常一・小川 三夫 ・塩野 米松 『木のいの…

☆mediopos-2473  2021.8.24 職人でありたい 機械になってしまうのではなく 手と技と知恵…

KAZE
2年前
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南原 実『極性と超越―ヤコブ・ベーメによる錬金術的考察』

☆mediopos-2472  2021.8.23 哲学に関心があるならば さらには神秘主義に関心があるならば …

KAZE
2年前
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高橋英夫『花から花へ―引用の神話 引用の現在』・吉岡実『夏の宴』

☆mediopos-2471  2021.8.22 表現するということは まったくのゼロから 生みだすということ…

KAZE
2年前
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廣末保『遊行の思想と現代―対談集』

☆mediopos-2470  2021.8.21 遊行者であることは 故郷喪失者であることに似ている いうま…

KAZE
2年前
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桐村 里紗 『腸と森の「土」を育てる/微生物が健康にする人と環境』

☆mediopos-2469  2021.8.20 すべてのものは 関係しあっている それにもかかわらず 「分断…

KAZE
2年前
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ヘレン・ピルチャ『Life Changing/ヒトが生命進化を加速する』

☆mediopos-2468  2021.8.19 蒔いた種は刈り取らねばならない もしくは 与えたものが与えら…

KAZE
2年前
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佐々木 力『数学的真理の迷宮/懐疑主義との格闘』

☆mediopos-2467  2021.8.18 論理的に考えることのできる力を 身につける必要があるのは 論理を絶対化するためではなく むしろ論理ではとらえられないことについて 考える必要があるからだ 科学や数学もまた同じである 科学主義者が生まれてしまうのは 科学ではとらえられないものが 見えなくなってしまうからであり 数学を絶対的真理であるかのように考えるのも 数学ではとらえられないものが わからなくなっているからだ 科学や数学について 学ぶ必要があるのは それ