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看護師の働き方について

はじめに

看護師は全国で約130万人(2020年末)いると言われ、そのうち100万人以上は病院か診療所に勤務しています。看護師という仕事は社会的なニーズが高い職業ですので、病院以外にも働き方の選択肢はたくさんあります。

介護保険施設や訪問看護ステーションの他にも社会福祉施設、保健所、助産所や学校・養成所、一般企業(産業看護師)などがあり、働く場所はさまざまな選択肢があります。
そのため、自分で希望する職場を選べるとともに、ライフスタイルに合ったキャリアを積むことが可能です
看護師の働き方としては、・職場の種類・勤務形態の2つを軸として大きく異なります。

看護師の職場の種類と仕事内容

今回は主な職場の種類と仕事内容について説明していきます。

病院看護師全体の73.9%が病院に勤務しています。病院の中には大学病院と一般病院があります。

大学病院は、国立・私立などの大学や研究機関の附属病院として位置付けられています。「最先端の医療」「高度な医療技術」が提供されており、専門的な診療が行われています。大学病院は、診療科は細分化されており、看護師はその科目に応じた仕事に従事することになります。院内に研修医が多いせいもあって、看護師がおこなう医療行為は限られる傾向にあります。大学病院は、教育・研究機関ですので、研修・勉強会などの教育サポートがしっかり行われます。

一般病院は、20床以上の病床を有する医療機関を指します。一般病院は運営する機関によって診療科の数や規模はさまざまです。一般病院は、大学病院と比べて看護師が行える医療行為は多くなるため、現場でさまざまな経験を積むことができます
小規模の病院の場合は、外来、病棟のどちらの仕事も受け持つケースがあります。さまざまな患者への対応が必要になります。外来・病棟勤務・診療科目によっては、仕事の忙しさに差があります。

診療所(クリニック)クリニックは開業医が開いた医療機関で、「病床数が19以下」「無床診療所」のことです。多くは外来診療が中心です。病院よりも仕事の範囲は幅広くなり、通常の看護業務以外の雑務(診察の準備から片付け、事務作業などの仕事)を行うこともあります。美容外科クリニックなどでは、美容関連商品の販売業務を任されることもあるでしょう。

介護保険施設:「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」などの施設のことです。ここでの看護師の主な仕事は高齢の利用者への生活支援になります。
続きは脳プロブレムサイトに掲載しています。


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