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Noum社員合宿2023

初めて社員合宿を企画しました。
私の会社が7月決算で8月から新しい期が始まるので、そのタイミングでワークショップや目標設定の場を設けようとは思っていたのですが、折角ならば1泊2日で実店舗を離れて企画できたらいいなと思い企画をしました。

今回の社員合宿の大きな流れとしては
【1日目】
・奈良のホテル MIROKUさん見学
・ワークショップ
・ume yamazoe宿泊
【2日目】
・朝ごはん
・振り返り
・登山
という流れで全部で社員役員合わせて9名で行いました。
その間実店舗はスタッフに頑張ってもらい営業を行いました。
みんな、ありがとう。


MIROKUさん見学

MIROKUさんはリビタさんが運営するSHARE HOTELSの1つで奈良市内にあります。
とっても安定感のある内装で、さすがでした。目の前に広がる公園の景色がとっても素敵で(鹿も時間帯によって遊びに来るらしい)朝目覚めたときにこの景色が見れたら最高だなーと思いました。マネージャーの佐藤さんにご案内頂きました。ありがとうございました。是非次回は宿泊とカフェ利用をしたいです。

景色が最高!

ワークショップ

場所を移動し、コワーキング施設の会議室を借りてワークショップを開催。
ファシリテーターは以前からお世話になっているたかぴーにお願いをしました。

目的

今回のワークショップの目的は
”一人ひとりの個性と、Noumのビジョンを結び合わせ、未来への期待を育む”
ということ。そのために
1.ビジョン:Noumが創る世界
2.目標:個が創り出す価値
3.個性:一人ひとりが持つ価値

この3つをみんなで掘り下げていきます。

チェックイン

まずはチェックインを行います。
グループを2つに分けて、今の気持ちを共有します。
ここで本当はエモチャンカードを使いたかったのですが、私が忘れてしまったので(ごめんなさい・・・)たかぴーにスクリーンでエモチャンカードを映してもらいながら実施
それぞれの今の正直な気持ちを共有します。
ちなみにこのエモチャンカード、チェックイン・チェックアウトにはとってもおすすめです。

エモチャンカード

Step1 価値観を探求し、一人ひとりのよさを分かち合う

Step1として一人ひとりが持つ価値を知るためのワークを進めます。
ここではペアで相互インタビューを行い「最もやりがいを感じ、イキイキとしていた瞬間」を振り返り、個人の価値を探求します。

ハイポイントインタビュー
具体的なインタビュー内容

今回ペアは私が決めたのですが、「年齢が近くお互いの刺激になりそうなペア」で組みました。
このワークのアウトプットとしては自分の強み、課題、エネルギーになるもの、そうでないもの、大事にしていることにまとめ、自己紹介をみんなの前でしていきます。

具体的なアプトプットの内容

私にとっては長く一緒にいるスタッフもいたのですが、それぞれの自己紹介を聞いて「ふむふむ」となりました。
人によっては「くやしさ」がエネルギーになったり「同じモチベーションのチーム」がエネルギーになったりする。それぞれ正解はないけれど、知ることでコミュニケーションを取る上での助けになると思います。気づきの多いワークでした。

Step2 Noumの2030年のビジョンを分かち合う

Step2ではまず私達役員から2030年のNoumビジョンの共有を行って、質疑応答の時間を設けます。
そしてここからが面白かったのだけれど、その後にグループワークで
グループメンバー全員で、ビジョンを実現した2030年の未来から、そこに至るまでの過去(現在からみると未来)を語ります。

舞台設定は2030年

最初よく理解できなかったのだけれどたかぴーがナビゲートをしてくれました。(※私はみやと呼ばれています)

たかぴー:「みやさ~今どんな感じ?」
私:「描いたことが全部実現できてめちゃ大変だったけどひとまず良かったわー」
たかぴー:「そうなんだ!めっちゃいいね!ちなみに何が一番大変だった?」
私:「2025年に〇〇があってその時が一番大変だったなー」
たかぴー:「そっかそっか、その時一番活躍したのは誰だった?」
私:「この時は〇〇が〇〇の力を発揮してくれて活躍してくれてめちゃくちゃ助かった!」

たかぴーのナビゲーション

グループワーク形式で、グループのみんなから上記のたかぴーのような質問を受けながら、2023年に自分がどんな役割を担っていて、どのような価値を生み出したか、そしてその背景には周囲からのどんなサポートがあったのかをまとめていきます。
いわゆるバックキャスト思考をするということなのだけれど、フォーキャスト思考に慣れているので、なかなか思考を回すのが大変でした。

Step3 次の1年の目標とアクションを分かち合う

Step3では、Step2で2030年に居たところからぐーっと戻ってきて、2030年の語りを現実のものとするために、この1年でやることをグループワークで話した後に個人ワークで定めます。

目標設定 リアリティを持つ

13時から開始したワークショップの休憩をはさみながらこの時には17時半。宿の時間もあるので、切り上げて次の日の朝に共有としました。
私もがっつり参加していたので、写真が1枚もないのですが、あっという間の4時間でした。

今回は「ビジョン・目標・個性」の3つを「個性→ビジョン→目標」の順番で掘り進めていきました。

ワークショップ全体像

それぞれの個を知る時間が最初にあって、その後に会社の未来の話があるので、それぞれの個性の話が会社の未来の話に引っ張られすぎず、いいなと思いました。
どういうことかというと、会社の未来を先に話してしまうと、その未来の中で自分のどの武器を活かしていくか、自分の武器を選んでしまうと思うのです。だから先に個人の武器を明確にして、その後に会社のビジョンにどう貢献できるかを考えていく。この流れが良いと感じました。


Yume yamazoeに宿泊

宿泊は念願のume yamazoeさんへ。

ume yamazoeさんのコンセプトは「ちょっと不自由なホテル」
客室の説明ページには「あるもの」と「ないもの」が明確に書かれています。その潔さと梅さんの意思の強さに勝手ながら救われた気持ちになりました。

私は宿が「ない」と言うことって意思が必要だなと思っています。
Noumもテレビや冷蔵庫がないことはたくさんご意見を頂きました。
私は必要ないと考えているし、ないからこその時間や静かさを提供できると信じて続けています。
もちろん様々なご意見を頂き改善はするけれど、それにすべて答えていったらホテルは面白くなくなってしまう。みんな同じになっちゃう。
私はホテルって個性がもっとあっていいと思うし、これでなければ宿ではないなんて誰が決めたんだーーー!って思っています。
私は自分が泊りたいホテルをつくりたいと思ってNoumを作っている。
でもそんな風に作られたホテルが日本には少なくって、私は勝手ながら梅さんに同じ思いを感じて救われた気持ちになりました。
だから今回みんなで泊まる場所として梅さんの宿を選びました。

チェックインしたときの景色
カウンターを囲って夕食
お寿司まで!美味しかった!
みんなで川の字で寝て目覚めた朝


朝日がのぼった瞬間に目覚めた
朝サウナ 心地よい時間
やさしい朝ごはん

最後に

振り返りの時間でマネージャーの心が「やっと未来について話せるような状況になってよかった」と言っていた。本当にそう思う。
2019年に開業して4年、私たちは必死だった。
色んな事と戦いながら、時には衝突をしながらここまでやってきました。
合宿が正解でも、これをやれたからいいわけでなく、やっとみんなでスタートラインに立てた。そう感じた2日間でした。

Noumに帰ってから残ったメンバーとエモチャンカードを使ってチェックアウトをしました。私が選んだカードは「イライラ」。
これらは「何かに立ち向かうための感情」です。未来からバックキャストして考えた時に、今自分がしている仕事って、過ごしている時間って本当にいいのだろうか、向かえているのだろうか、もっとやれ!自分!
と自分自身が描く未来に背中を押してもらいました。

参加したメンバーも、ファシリをしてくれたたかぴーも、現場を守ってくれたスタッフもありがとう。

これからもどうぞよろしくお願いします。