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日本農産初のイベント!


先週の記事でも買いた通り、先週土曜日に麦の種まきイベントをしました☺️

私はものすごい雨女なので何よりもお天気を心配していましたが、参加してくださった皆様の日頃の行いが良かったのでしょう、11月にも関わらず半袖で過ごせるほどの晴天でとってもいいイベントになりました。

今回のイベントは、麦播きの作業自体が非常に簡単でさほど時間がかからないことに加え、BBQ会場にした私の家の庭があまり広くないこと、そして初めてのイベントということもあり、一般周知はせずに王越町内の私のお知り合いのお子様連れ家族数件にしかお声掛けしていないこじんまりとしたイベントにしました。

お集まりいただいたのは、小学生から高校生までの子供7人とその親御さん4人、羽釜を貸していただいたお宅のおばあちゃんとワンコ、中讃農業改良普及センターの3人、そして撮影班の3人の計18人と1匹でした。
日本農産からは私とビール醸造修行中のキビン、笑顔の素敵なレイくんとインドネシアからの技能実習生アディトの4人が運営として参加しました。

子どもたちにいっぱい遊んでもらって満足げなワンコ


イベントの主旨としては
①ビールの原料にする小麦の播種
②現在作成中のホームページ用の写真・動画撮影
③地域の子供たちに農業と昔ながらの羽釜での炊飯を体験してもらうこと
の3つがメインです。

小麦は香川県のオリジナル品種、"さぬきの夢2009"を播きました。
元々はうどん用に開発が進められた品種ですが、弊社がビール用に考えているように、うどん以外での用途も今では結構進んでいるみたいです😀
当日は普及センターの方に香川での麦栽培の歴史やさぬきの夢の背景の説明と麦播きの技術指導をしていただき、私もとても勉強になりました。

実際の麦播きはというと、みんなで田んぼに横一列に並び一斉に播きはじめたのですが、小学校低学年の子供たちが色んな方向に縦横無尽に歩いて播いたり、途中ドローンでの撮影が始まるとワンコが初めて見るドローンに向かって吠えに吠えまくったりして、とってもファニーで楽しかったです(笑)
ここ種少ないよ!もうちょっと播いて!なんて言いながら、最終的にはだいたい均等に播けたと思います。

現代では麦農家さんはトラクターの後ろに播種機を取り付けて機械的に種まきすることが一般的で、手作業での播種をすることはほとんど無いと思うのですが、こうやって皆んなでワイワイ種まきするのも楽しいものです。

お持ち帰り用の種まき中です




種播きの後は王越町内で穫れた新米を使った羽釜での炊飯と、これまた王越町内で獲れた猪肉を使ったBBQをしました。
羽釜を使った炊飯は、子供たちはもちろん、炊飯器のある現代では大人たちも日頃なかなかすることのない体験でした。
火おこしに多少手間取ってしまったものの、その苦労さえもごはんを食べる時に一段と美味しく感じるスパイスとなりました。
昔の人は毎日こうやってごはんを食べていたと思うと、今の当たり前の日常に心から有り難みを感じますね。

炊き立てほかほかごはん


猪肉は私が猟に立ち会った猪をいただきました。
王越の猪はみかんを食べて育ってるからか味がまろやかで、尚且つ猟師さんの血抜きが本当に上手なので、全く臭みもなく初めて猪肉を食べる方はその美味しさにびっくりされていました。

地元でとれた食材で、手間ひまかけてごはんを食べると普段考えてもみない有り難みに改めて気付かされます。
こんな体験が出来るのは田舎ならではの特権だと思うので、王越の子供たちには色んな体験をさせてあげたいなと思いました。

何はともあれ!和気藹々とした楽しいイベントが出来たと思います!
個人的には改善点も色々と見つかりましたが、次に活かしていきたいと思います😀

今回種まきした麦の収穫の時にもまたこうやってイベントをしたいなって考えています。
収穫は種まきに比べると大仕事になるので、少し規模を大きくして開催したいなって思ったり。

麦の栽培の様子もインスタなどで投稿していくので是非チェックお願いします!
ではまた🥳

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