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プッシャー現象の治療で考えること

いつも臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!

理学療法士をしている駿太と申します!

7日目を担当させていただきますので、よろしくお願いします!本日はプッシャー現象についてまとめてみましたので、ご覧下さい!

プッシャー現象は急性期~回復期でよく見られる症状です。皆様も臨床上経験されたことがあると思います。

プッシャー現象の影響にて初期の段階から基本動作練習が上手く行えず、ADL改善が遅延してしまうということはありませんか?実際に過去の文献で、プッシャー現象のある方のADL改善は遅くなりやすいという報告もありました。そのため、早期からプッシャー現象に対する治療を行うことは、将来的なADL改善のためにも重要だと私は考えています。

では皆様、プッシャー現象のある患者様は、なぜ麻痺側に体を押してしまうのか、どういう治療方法が有効なのか考えたことはありますか?

私の場合、新人の頃の答えは「NO」でした。
その為、わけもわからず患者様に「〇〇さん!体が左に倒れとるですけん!右に体を戻してください!」と汗だくで介助しながら言っていた覚えがあります。(笑)

今考えると原因も考えず、リハビリを行っていたことは無謀だったと思います。

プッシャー現象が生じる原因についてはまだわかっていないことも多いですが、「なぜ患側に体を押すのか」という原因をまず考えることが、プッシャー現象の治療を行ううえで必要となります。

ですので、今回はプッシャー現象のメカニズムと治療上考える必要があることについて記載していきます。


■そもそもプッシャー現象とは?

あ

と定義されています。

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