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半側空間無視のメカニズム

臨床BATONをご覧いただきありがとうございます!理学療法士の駿太と申します!162日目を担当します!

様々な高次脳機能障害の中でも、半側空間無視は臨床上よく経験する症状だと思います。リハビリを行ううえでも、半側空間無視があることでアプローチに難渋することは多いですよね。

では皆様、そもそもなぜ脳の障害で半側空間無視が出現するのか、説明することはできますか?

半側空間無視のみの話ではないかもしれませんが、運動麻痺や高次脳機能障害を治療していく場合、その症状がなぜ生じるのか、原因をしっかり理解している必要があります。原因を理解しておかなければ、それに対する治療法がなぜ有効か理解することも難しくなるからです。

半側空間無視のメカニズムについて説明できない!忘れてしまった!・・・という方向けに、今回は半側空間無視が出現するメカニズムについて記載したいと思います!

◆半側空間無視とは?


まず確認になりますが、半側空間無視とはどういう病態でしょうか?

「大脳半球病巣と反対側の刺激に対して応答できない。あるいは、無視空間に視線を向けることができなくなる病態」

Heilman.KMによると、このように定義されています。

ご存じとは思いますが半側空間無視とは、半側の空間が「見えていない状態」ではなく、「見えているけど、認知できない状態」です。見えていない状態は半盲と呼ばれます。

では、どのような場合に、半側空間無視が脳卒中により出現するのでしょうか?それは、「脳内の視空間情報処理ネットワークの障害」が生じることで出現します。

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