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半側空間無視のリハビリ ~治療における考え方とアプローチ方法~

臨床BATONをご覧いただきありがとうございます!理学療法士の駿太と申します!

今回は半側空間無視のリハビリについて記載していきたいと思います。12月~2月のブログでは半側空間無視について続けて記載してきました。前回は評価について記載していますので、興味のある方はご覧いただければと思います。

さて、今回のブログでは半側空間無視の治療について考えていきたいと思います。

半側空間無視は重要な機能予後増悪因子であるため、早期から治療介入が必要と考えられています。これまでも様々な治療方法が試されてきており、文献も数多く報告されてきています。

皆様は半側空間無視の患者様のリハビリを行う際は、どのようなアプローチを行っていますか?文献が多すぎて、逆に何をして良いか分からないという方もいるかもしれませんね。

そこで、これから基本的な半側空間無視の治療における考え方や、具体的なアプローチ方法について、いくつか紹介したいと思います。

◆半側空間無視の治療の考え方


まずは半側空間無視の治療における考え方についてです。

半側空間無視に対する治療は様々報告されていますが、大きく以下の2つに分けられると言われています。

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