自宅での移動は歩行だけではない〜四つ這い移動を見る為のポイント 上肢・体幹編〜
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本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON275日目を担当します脳外臨床研究会 触診講師・触診アシスタントの橋本一平がお送り致します。
僕自身は臨床経験13年目の理学療法士です。今まで急性期、回復期、訪問、老健、デイケア、デイサービス、そして、現在は生活期の病院で日々臨床に向き合っております。その中で、患者様が自宅に復帰する為に何が必要かを考えた時に基本的な動作に加えて、応用動作や応用歩行の必要性を感じております。
そんな私が今回お送りするブログは『自宅での移動は歩行だけではない〜四つ這い移動を見る為のポイント 基礎編〜』としていたのですが、題名にもあるように『自宅での移動は歩行だけではない〜四つ這い移動を見る為のポイント 上肢・体幹編〜』に変更してお届けしていきたいと思います。
前回のブログでは自宅での移動は歩行だけではない〜床上移動を見る為のポイント〜を書かせてもらっていましたので、ご興味があれば一度覗いて下さい。
*気になったブログには「スキ」や「コメント」もお待ちしています。
私自身、訪問リハビリで勤務していた時に、患者様や家人様に言われたことがあります。
私自身、病院での歩行練習を思い返してみると、担当患者様が自宅復帰する為の歩行練習をしているつもりでした、、、しかし、その歩行練習に問題がありました。
実施していた歩行練習というのは、広いリハビリ室内で直線的な歩行練習ばかりを行っていました。
では、ADLの中での歩行や動作というのは、
このADL歩行や動作を駆使して、自宅内での動作が行われています。無意識で行っているので、ほとんどの方があまり意識していないことが多い動作であり、意識するとADLの中での多さにびっくりすると思います。
その中で今回は『自宅での移動は歩行だけではない〜四つ這い移動を見る為のポイント 上肢・体幹編〜』についてブログを記載させて頂きます。
はじめに
皆さんは、四つ這いでの移動を評価・治療したことがありますか?
また、四つ這い移動を歩行以外の移動手段として考えたことがありますか?
私自身が新人の頃は、正直、全く見ていませんでした。というか、そこまで視点を広げて考えていませんでした。
しかし、患者様の話を聞いていると「歩けないから這って移動していましたとか、はいはいしながら移動していました」ということをたまに聞くことがあります。
それを聞いた時に移動は歩行だけではないと感じましたし、それと同時に四つ這い移動を見ていないことに気づきました。知っていることと知らないことでは、見れる視野が変わると思います。
今回は、そんな「四つ這い移動」に着目してブログを書いていきたいと思いますので、日々の臨床の役に立てば幸いです。
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