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エッセイ

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韓国での暮らしの中で感じたことや、これまで出会ってきた「人」についてのお話。
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#海外子育て

韓国で子どもがインフルエンザにかかったら

 インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎などが猛威をふるっている韓国で、わが家の5歳児もつい…

40歳の終わりに始めたこと

 韓国・ソウル近郊の私が暮らす街では、例年より1週間ほどはやい4月2日(日)に桜が満開を迎…

韓国で、母親5年目。

 先日、4歳の息子が保育園を卒園しました。入園したのは、流行り病で世界が大混乱していた202…

美しいものは、すぐそばに

 少し前、桜の蕾が開きかけていた頃、家からほど近い場所に工芸作家の工房があることを知った…

やっと戻ってきた日常

大統領選挙のため休日の韓国。 2012年、パク・クネが選ばれた時はソウルで語学留学中。2017年…

誰かの助けが必要な時

外国語を学ぶということは、その言語を使う人たち、並びに彼らの文化を理解しようとすることだ…

辻仁成さんの日記を読み続けた女の日記 〜セーヌ川オンラインクルーズツアー&ライブ感想〜

 数年前、韓国で初めて子どもを出産し、毎日家から一歩も出られない日が続いていた頃、ふと映画『冷静と情熱のあいだ』を思い出し、授乳の合間に見返したことがあった。  その夜、原作者の一人である辻仁成さんの名を何気検索したところ、辻さんが毎日フランスのパリから「滞仏日記」を発信していることを知った。その日更新された日記のタイトルは「冷静と情熱のあいだから20年」。作品に登場するドゥオーモ(大聖堂)に登ってみようと思い立ち、約20年ぶりにイタリアのフィレンツェを訪れた、と綴られてい

「くだらない話」に救われた夜

 昨夜、日本にいる友人と半年ぶりにLINE電話で話した。お互い夕食を終えて、子どもをお風呂に…

SOSを出す勇気

 ここ最近、自分の心が明らかに弱っていて、休息が必要だと実感することが増えていた。  例…

雨乃日珈琲店にたどり着くまで

 きのうの韓国・ソウル近郊は、朝から雲一つない青空が広がっていた。「こんな日に一日中家に…