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エッセイ

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韓国での暮らしの中で感じたことや、これまで出会ってきた「人」についてのお話。
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#人間関係

結婚式は誰のもの?

 私と韓国人夫は人生で2度、結婚式を挙げている。2人とも20代の頃、それぞれ別の人と所帯を持…

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「会いたい」と言う勇気

日本に帰省して10日ほど経ちました。前半は4年ぶりに日本を訪れた相方も一緒だったので、地元…

韓国で、母親5年目。

 先日、4歳の息子が保育園を卒園しました。入園したのは、流行り病で世界が大混乱していた202…

韓国流の人付き合い

 昨年の終わりにTwitterをやめ、Instagramも見る回数を減らし、よく見ていたブログアプリもス…

ただ受け止めるという励まし

最初に通っていた大学を2年で中退しようと決めた時、友人が鍋一杯のおでんを作り、家の前…

「友達って何か?」を教えてくれた彼女との20年

 昨日、日本から小包が届いた。送り主は、広島に住む大学時代の友人だった。  箱の中には、…

「私のことを何も知らないくせに」と思った夜に考えたこと

 これまで40年近く生きてきて「あなたってこうだよね」と人に言われた言葉がたくさんある。例えば「いつも前向きですよね」、「元気いっぱいだよね」、「楽しそうに仕事するね」、「キラキラ女子だよね」、「平和そうな主婦だよね」といったように。  嬉しかった言葉もある一方で、「え、私ってそう見えるの?」とびっくりした言葉もあった。いずれにせよ、人に見えている姿と、私が思っている自分自身の姿に、ずいぶんと大きな差があるのは間違いなかった。  前向きで元気に見えるとしたら、それは、後ろ