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食のおはなし

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飾りっけなしの毎日のごはんや、農あるくらしの記録。
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記事一覧

韓国の夏の風物詩とは?

 韓国・ソウル近郊は連日30度近くまで気温が上がり、「いよいよ夏だなあ」と感じる日が続いて…

おばあちゃんの朝ごはん

 国際結婚を機に海外へ移住して4年。その間、人の親となり、毎日家族のために料理をするよう…

NEXZも訪れた建築美あふれるアートミュージアムへ

 昔から映画館と同じくらい美術館が好きで、一人でふらっと各地の美術館を訪ねていました。美…

桑の葉茶とボクシング(뽕잎차와 복싱 )

 近所にある日本食のお店には、いつも温かい桑の葉茶(뽕잎차)が用意されている。初めて飲ん…

オンマがキンパを作る理由

 5歳の息子が通う韓国の幼稚園では、1年に2回だけ弁当持参の日がある。春と秋、バスで遠足に…

韓国の有機農家さん、イタリア訪問記

共にニンニクを収穫したイタリア農夫との再会韓国の有機農家によるイタリアの有機農園訪問記 …

美しいものは、すぐそばに

 少し前、桜の蕾が開きかけていた頃、家からほど近い場所に工芸作家の工房があることを知った。しかもそこで、在韓日本人女性が作るお弁当とお茶を味わえるイベントがあると知り、桜が舞い始めた頃、初めてその工房を訪れた。  自分の興味関心に導かれ、こうして何かの催しに参加するなんて何年ぶりだろう。日本から韓国へ移住する前は、一人であちこちへ出かけ、初対面の人と話し、そこで見聞きしたことを文章や写真で伝えることが主な仕事であり、ライフワークでもあった。ところが、この4年間は育児や仕事、

初めて「おにぎらず」を作ったら、ご飯と具材が多すぎて、海苔2枚で無理やり包むことに。でもこのおにぎり、世間で話題になるだいぶ前から友達が食べていたことを思い出した。試験や試合の当日は「勝つ」という意味を込めて、お母さんが必ず豚カツ入りの大きなおにぎりを握ってくれるねん、って。

韓国の春、おいしいもの。달래(ヒメニラ)

 ナズナやヨモギ、セリ、タラの芽など、봄나물(春ナムル)と呼ばれる野菜が市場やマートに並…

韓国の夏、おいしいもの。ミニトマトの梅エキス漬け

 7月中旬から韓国全土のコロナ感染者が急激に増えたため、この夏は全く手伝いに行けなくなっ…

韓国の初夏、梅しごと。

 今年もこの季節がやってきた。梅の収穫。そして梅エキス(매실청)作り。韓国では料理をする…

甘くないヨモギ餅はハルモニの味

 5月の初め、数か月ぶりに義両親の家を訪ねると、義母が何やら重そうな袋を持ってきてテーブ…

ホミンさんと、キムチチム。

 きのうの朝、初めて豚肉のキムチチム(김치찜)を作った。韓国出身のシンガーソングライター…

韓国の春、おいしいもの。냉이(ナズナ)

 3か月ぶりに訪れた義両親の畑で、냉이(ナズナ)をたくさん掘ってきた。日本でナズナと言えば、七草粥に入れる野草の1つとして知られているけれど、韓国では初春の頃、さっと湯がいてナムル(和え物)にしたり、味噌汁に入れたりして味わうのが一般的だ。  私は結婚を機に韓国へ移住した年の春、初めて夫の実家でナズナのナムルを食べ、そのおいしさに感動した。今までなぜこの味を知らずに生きてきたのだろう、と思うほどに。  義両親の畑では、わざわざナズナを育てているのではなく、畑の脇のあちこち