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バランスを鍛えよう!【エビデンスに基づく4つの方法】

お疲れ様です。脳リハです。

本日は脳卒中後遺症者向けの投稿です。

内容は…
バランス能力を向上させる為に有益な方法」を紹介します!

バランス訓練【4つ】

バランス訓練には様々な種類があります。

座位や立位で手を伸ばす動きや、横歩きや後ろ歩き、障害物を避けて歩くなどの応用歩行があります。 

その中でも、エビデンス(根拠)が最も確立されている4つの方法を説明します。

【バランスのリハビリ4選】

❶ 体幹トレーニング

❷ 立ち上がり動作訓練

❸ 二重課題歩行

❹ 聴覚キューイング歩行

❶ 体幹トレーニング

どの動きにも必要になる体幹のトレーニングは非常に有益な効果をもたらします。

仰向けでブリッジ動作をしたり、座った姿勢で骨盤を前後左右動かしたり、身体を回旋させるなど、調べれば様々なメニューを見つけることができます。

おすすめは以下のリンクで説明している「多裂筋と起立筋」のトレーニングです。

参考にして頂ければ幸いです。

❷ 立ち上がり動作訓練

立ち上がり動作はメジャーなトレーニングですが、片麻痺のトレーニングにはもってこいのメニューです。

バランス機能だけでなく、様々なメリットがあるのも立ち上がり訓練の良い所です。

ポイントは…

☑︎ 麻痺側下肢を一歩下げて状態で立つ

☑︎ 両手を組む

☑︎ 体重を足に乗せる

☑︎ お臍を見つつお辞儀をしながら立ち上がる

以上を意識して行うとより効果的です。

❸ 二重課題課題

普段行っている歩行訓練にプラスして行うと良いです。

※安全面の確保を最優先にしましょう

両手で物を持ちながら歩く、両手を組み左右交互に動かしながら歩くなど、歩きの中で何か動作を付け加える方法が有効です。

また、歌いながら、計算しながら、話しながらなど、動きではなく、注意を分散させた歩行練習もバランス能力を高めます。

❹ 聴覚キューイング歩行

このキューイングとは…

「合図、きっかけ、手がかり」という意味です。

歩く時の指導もここに当てはまりますが、セラピストからのリハビリを受けることが出来ない方も居るので、1人でもできる方法を2つ紹介します。

☑︎ メトロノーム

歩行練習中にメトロノームをセットし、メトロノームの音に合わせて歩く 

https://note.com/nou_reha_com/n/n9dc9eba3482e
☑︎ 特殊な杖の利用

荷重しすぎると音がなる圧センサーをセットしておき、杖ではなく下肢に荷重して歩けるように促すというものです

まとめ

バランス訓練を4つ紹介しました。

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