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No.2 哲学を創り出した タレス

 今回は古代ギリシャ人のタレスの話です。タレスは今から約2600年前に現在のトルコである、ミレトスにいました。彼は科学者でもあり、哲学者でもあります。もちろんこれだけ前の話ですから科学は全く発展していません。そのため、宗教と自然を切り離すことはせず、災害や自然現象はすべて神によるものだと捉えていました。そんな当時に彼が行ったことは「皆既日食の予言」です。紀元前585年5月8日に皆既日食が起こると宣言したのちに、実際にミレトスが数分間真っ暗になるということになります。これをみたミレトスの人々は大変驚き、タレスが正しいことが証明されました。ここから西洋の科学史が始まったという捉え方もあります。タレスが古代ギリシャの人々に与えたものは自然に関する捉え方でした。また、彼は「哲学(Philosophy)」という概念を創出しました。Philosophyはギリシャ語で「知恵を愛する」という意味から由来しています。哲学は世界を論理的に理解しようとする人を掲揚する概念である。

 タレスは商人でもありオリーブを作ったり、交易地点であるエジプト付近へ赴きたびをしていました。そしてピラミッドの影の長さからピラミッドの高さを算出したという話も。ミレトスに戻るとタレスは哲学の額はを創始し、様々な思想家を輩出しました。近隣の国が滅ぼされても独立し続けていたのは彼の貢献があるからです。そんなタレスは体操の演技を見ていた時に突然倒れ、亡くなってしまいます。

もうなんか何千年も前なのに計算したり概念を作り出してしまうとかすごすぎでしょう。ちょっと読んでてやる気なくなりました笑 彼に負けないように学び続けたいと思います。

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