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それは去年の今ごろ、隣の部屋になぞの虫が現れたというinバンクーバー

今日も今日とて、写真はまったく関係ありません。
虫の写真ではなく、阿蘇で出会ったかわいい小ヤギたちです。
(いつまで阿蘇の写真を使い続ける気なのだ)

きっとそろそろ、使い捨てカメラを現像するので
それまでは阿蘇の写真でなんとか耐えていきたいなと思っております。

さてさて今日は前置きが長くなる前に、本題に。

こちら、最後の方でも書いた通り
隣の部屋に住むインド人のアンさんが
9月の中旬に引っ越すことを決め
バタバタと準備を進めているではありませんか。
しばらくはここにいる予定、と言っていたにも関わらず。

アンさんはゲームのアニメーターとして
ワークビザをもらって働いていて
インドで悟りをひらくための修行?リトリート?に参加したことがあったり
たまにインドのご飯を作ってごちそうしてくれたり
興味深い、優しい人物。
そして同い年、かつバンクーバーに来た時期も近い
ということもあって、
シェアハウスでどう馴染もうか?とドギマギしていた私にとって
とっても話しやすく、ありがたい存在だった。

なので、シェアハウスを出ていくと聞いたときは
少なからず悲しい気持ちになったりもした。
そしてアンさんは10月を待たずして
9月の後半頃にはシェアハウスからいなくなってしまった。

なんでそんなにバタバタと家を出ていくことを決めたのか
事情が気になったので
オーナーのアレさんに聞いてみることにした。

アレさんによると
インド人ルームメイト、アンさんの部屋には
ある虫が大量発生していて
おそらくそれは彼(インド人のアンさん)が持ち込んだものらしい。

「カーペットを処理したり、部屋も全部キレイにしなきゃいけないから
お金がかかる。それなのに彼は何もお金は払わないし、連絡も返ってこない」
と、アレさんはすごく怒っていた。
もちろん、家賃半月分のデポジットは返してないという。
そんなに無責任な男だったのか、
と私はその時のアレさんに同情した。

※ここでバンクーバーのおうち事情まめ知識

バンクーバーはフェイスブックマーケットやクレイグスリストなど
個人間でのやりとりが多いため
(私の周りでは今のところ不動産屋さんとやり取りをしてる、と聞いたことがない)
デポジット、とういうシステムがある。
お家の契約書を書くときに、家賃の半月分のデポジットを払う
というのを
これまで4回ほど引っ越してきて
割りかし当たり前のルールと認識してきた。

さて、話は虫の話にもどるのですが
隣の部屋に虫が大量にいたと聞いて、
精神を正常に保てるツワモノはなかなかいないだろう。
カーペットを処理したりしなきゃいけないほど
大量発生していたのだろうか。

数日後、オーナーのアレさんは元アンさんの部屋の床を剥がし始め
カナダに来たばかりで諸々の事情がよくわかってない
カナダ世間知らずの私もいよいよ本気で心配になってくる。

そういえば少し前にグループチャットに
「Bug」の話題が出ていたことを思い出した。
たしか「Bed Bug」。
聞いたことない虫だったので、
みんなが割りとヒステリックになってる理由が分からなかった。
チャットには
「ソファのあたりで虫をみかけた、ベッドバグじゃないか?」
みんな軽くパニック。
「とにかく、ベッドバグじゃないと完全にわかるまで
 ソファやファブリック類には近づかいないこと」
みんながソファのあるシェアスペースで過ごす姿を見なくなって
それからしばらく、そのBugの話題はでていなかった。

それまで「Bed Bug」のことなんか知らないし
ま、大丈夫でしょう、とのんきに構えていた私も
隣の部屋に大量の虫が発生。
ということを思い出しては軽いヒステリックに。
夜も眠れない。

そこで私はついに
「Bed Bug」について調べてみることにするのである。

つづく。


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