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牛乳について#食の話4


前の記事でも少しお話がありましたが、

ヴィーガン食では乳製品や卵など動物から得る食べ物は控えよう、という考え方があります。

牛乳やチーズなど、直接、動物を食べるわけではないのにどうしてなのか、例をだして少しだけお話ししてみたいと思います😉


ちなみに、私は現在、
その時の状況によってチーズは食べたりします😋
それもいろんな学び、経験の中で選択をした結果なので、

この話がみなさんにとって「選択」のための一つの材料になると幸いです❣️


今回は動物から間接的に得るもので代表的な

【牛乳】のお話をしたいと思います🙌


さて、
みなさんは牛乳は好きですか?

学生時代、給食に出てきたでしょうか?

どんな印象があるでしょうか?

中には牧場で乳搾りを経験した人もいるかもしれませんね🤔


ではもう少し掘り下げて、

その牛乳ができるまでに、どんなことが行われているかご存知でしょうか?

牛のお乳を搾り、私たちの食卓に並ぶわけですが、

牛も人間と同じように赤ちゃんができないとお乳が出てきません。

つまり、人の生活のために安定的に供給するためには、強制的に妊娠させることになるのです。

この時点で「動物を大切にする」ヴィーガンの思想にひっかかっちゃいそうですが、、
問題視されているのはそれだけでなく、
牛の成長過程や搾る過程にまで及びます。


例えば、体力を必要とする出産を繰り返すうちに母牛は、体が弱って病気にかかりやすくなったり、お乳が化膿したりするので、

予防や治療のために抗生物質など、たくさんの「薬」が必要になります。

薬を使って生まれた「牛乳」の中にはそういう成分が含まれているし、他にもお乳を絞る過程では、殺菌のための消毒液が使われているので、

そういう化学物質が敏感な人の体に「反応」として現れるパターンもあります。


また、牛乳そのものに含まれるカゼインというタンパク質は、粘り気があり、強く固まりやすい性質で、日本人の腸内体質では消化されにくいと言われています。

粒子も非常に小さいので血管などまですりぬけて、体から異物とみなされてアレルギーを起こすことに繋がることもあります。

※ちなみにカゼインは、食品に含まれる、
増粘剤(とろみ)、栄養強化剤(タンパク質補助、プロテインなどにも)、安定剤・結着剤など、ごく一般的につかわれている添加物です。

他に、牛乳に含まれる乳糖という糖も消化されにくいので、消化・分解されにくいことが牛乳を飲んで下痢を引き起こす原因になります。


だからといって、危険だ!すぐにやめなければ!ということが言いたいのではなく、
(毎日飲んでいる方もいるでしょうし)

中には全く合わない人も、逆に適応できる人もいるかもしれません。

製造者の方々のたくさんの研究があったうえで製品になっているわけなので、アレルギーでない限り、すぐに目に見えるほどの影響が現れることもないと思います。

ただ、多量に摂取したり、わずかでも毎日摂取を継続することで牛乳に含まれるそういう物質たちが体に蓄積され体内のバランスが崩れ、結果的に喘息や鼻の症状、皮膚疾患、がんなど現代で名の知れた病気に繋がっていく可能性があるということです。

それは大人になってから目に見えて現れるかもしれませんし、花粉症など、最近の生活にありきたりな、ささいな症状なのかもしれません。


もし心当たりがある方は一つの可能性として
しっかり観察してみてください😊
(原因は人それぞれで、複合的なことも多いので全てがこれのせいだとは言い切れませんが。。)

自分の身体に合うかどうかを見定めて
量などコントロールしてみてくださいね🌟


最後に、

大人は「飲まない」選択ができますが、子供たちには学校給食など選択が難しい状況にいることも確かです🤔


ちょっと気になるな、と思っているときにはお医者さんに相談してみるのもいいかもしれません。


ちなみに、牛乳アレルギーの診断を受けると乳製品全般を排除する、というイメージがあると思いますが、

消化できず下痢を引き起こてしまう「乳糖不耐症」という症状で診断されるケースもあります。これは牛乳だけが除外になるそうです。(病院ごとに基準が違うかもしれませんが)


ご自身の体や、周りの人と一緒に考えて選択してみてくださいね^^

何かの参考になれば幸いです♪
今日も読んでくれてありがとうございました^^



書:ゆかり 編集:糸川

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