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既婚無職 季節労働者になる

ということで 一年振りに外仕事を始めました。今日で2日目なのだけど初日はあまりにキツくて もう嫌だ〜!と 始めたそばから思っていた たかなりさんだったのだ。でも今日は身体の疲労感はあるもののメンタル的にはとても楽に仕事が出来たので 今回はそのことについて書いてみようと思う。

そもそも何故 働くことにしたかと言うと 来年の春に神前式を挙げようと思い そのためのお金を稼ごうと思ったからだ。仕事の募集の案内を見たときは結構ワクワクしていたのだけど いざ仕事の日が近づいてくると「なぜ自分は嫌な仕事をしないといけないのか」とか「今までの生き方が間違ってたのかな」とか余計な思考が頭の中を駆け巡りはじめて苦しかった。

そんな状態で初日の仕事を迎えたので 片道40分以上かかる道も億劫だったし(自分で決めたのに)朝8時から夕方17時までの勤務時間も長いと感じたし(自分で決めたのに)もう不満タラタラで仕方なかった。何か間違えている気がしてならなかった。

それが2日目にして働くのも悪くないかもな と思えるようになったのは最近 お金のワークをしたことが理由の1つ目で 2つ目が心屋仁之助さんのポッドキャストをあらためて聴き始めたこと。3つ目がパートナーの存在だと思う。今回は二つ目の心屋仁之助(以下 仁さん)のポッドキャストについて書こうと思う。

職場までは片道40分と書いたが 実際は45分以上はかかるので有り体にいって暇で時間を持て余していた。そこで久しぶりに仁さんのポッドキャスト『心屋仁之助のホントの自分を見つけるラジオ』を聞いたのだが それが今の自分に凄く刺さったのだ。

自分が聞いたのは第4回の『がんばるのをやめてみる』なのだけど 気になるワードとして後者(前者・後者論というのがあるのだ)の人は 怒られないように・笑われないようにが自分の中心に座ってしまっているというところ。

あと 今まで出来る自分であろうとして頑張ってきたから 出来る人間に見て欲しくて頑張ってきたから 周りから出来る人(自分)に見られてしまうのは当たり前のこと。ただそのことで自分が苦しく感じている。というくだり。

これは凄く心当たりがあって 出来る自分であることを自分に課してきたので周りから期待され でも期待に応えられなくてがっかりされる。またはさせてしまうという経験が自分にも心当たりがあった。そしてそのたびに また 自分を責めるので自己肯定感が下がるというサイクルを繰り返してきた。

そこで仁さんはある魔法のコトバを言ってみてくださいと言う。

「私、出来ないんですぅ」「私、駄目なんですぅ」

若干語尾を上げ気味で笑

これ口にするとどうなるか?仁さんは重大な仕事を任されなくなるという笑するとすごく楽しく仕事が出来るようになるという。

「重大な仕事をして 出来る自分を作るのをもう止めよう」

こういう話らしい。今までも自分はこの魔法のコトバを口に出して言ったことはあるんだけど 今までとは違うところに染み込ん出来たような気がした。季節労働の内容は 秋の果物の仕分けなのだが 流れ作業でとても速さが要求されるもので 頑張れば出来るけど 常に頑張り続ける必要がある内容だ。

今までの自分だったら 仕事を100パーセント出来るようになって 自分の仕事内容は全て出来るようになろうとしていたと思う。助けられたら 感謝はしたろうけど 出来ない自分を責めて。

今回はもうそういう事をやめようと思ったのだ。出来ない自分で良いし 駄目な自分で良いじゃんと思ったのだ。そういう気持ちで仕事をしていると 職場の人たちが色々と助けてくれて 今まで自分がそれを受け取ろうとしてこなかったのかも知れないと思った。

サポートされたら サポートされた分だけ 役に立たなきゃ 返さなきゃと思っていたけど それも止めることにして 迷惑かけっぱなし 助けられっぱなしで良いじゃないかと思うことにした。

今の職場でもつい癖で サポートされた分をリカバリーしようと思ったけれど 幸か不幸か 初心者だしスピード速いしで リカバリーしようがないのだ笑。つまり諦めるしかなくて笑。

却ってそれが良かったのかも知れない。諦めたら 言語化出来ていないが 気持ちが凄く楽になったのだ。働くということに対して 少し楽に思えた気がした。まだ分かったなんて言えないけど 今日は気持ちが楽になって いつもより楽に働けたことが嬉しかった。

なんだか まとまったのか まとまっていないのか よく分からないけれど 仕事が楽になったよ。という話でした。 


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